プレミアリーグ補強費ランキング2019 - マンチェスター・シティ ファンサイト

公開日:2019/08/10
プレミアリーグ補強費ランキング2019

プレミアリーグ補強費ランキング2019発表
シティはロドリ、カンセロなど
1人1人高額なので人数を絞って確実に補強

マンC1位、マンU2位 プレミア上位6強の補強費
日刊スポーツ : nikkansports.com

プレミアリーグ開幕、上位クラブの選手補強費は? イングランドのプレミアリーグが9日にスペインよりも1週間早くリーグ戦をスタートさせた。そんな中、スペイン紙「マルカ」は今シーズンもリーグ優勝の大きな鍵を握ることになるプレミアリーグの上位6強の補強状況を伝えた。

昨シーズン優勝を果たしたマンチェスター・シティーは今夏、獲得選手は多くないものの、6チームトップとなる1億6700万ユーロ(約208億7500万円)もの大金を選手補強に費やした。

チームのベースは昨シーズンのものを維持しつつ、ユベントスからポルトガル代表DFジョアン・カンセロ、アトレチコ・マドリードからスペイン代表MFロドリ、PSVからスペイン人DFアンヘリーニョなどを獲得し、メンバーの質を高め若返りを図っている。

昨シーズン2位で終わるも欧州チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたリバプールは、1億8200万ユーロ(約227億5000万円)の大型補強を行った昨シーズンと打って変わり、今夏は選手獲得にほとんどお金を使わず、補強費は6チーム中圧倒的最下位のわずか190万ユーロ(約2億4000万円)となっている。

ブラジル代表GKアリソンとしのぎを削るため、スペイン人GKアドリアンがウェストハムからフリー(移籍金ゼロ)で入団した。

昨シーズン3位のチェルシーは今夏と今冬の2季に渡りFIFA(国際サッカー連盟)より選手補強禁止処分を受けているため、獲得した選手は昨シーズン、レアル・マドリードから期限付き移籍でプレーしていたクロアチア代表MFマテオ・コバチッチのみ。クラブが今シーズン選手補強に使った金額はその4500万ユーロ(約56億2500万円)であり6チーム中5位となっている。また欧州リーグ優勝の立役者であるベルギー代表FWエデン・アザールをRマドリードに放出したため、フランク・ランパート監督にとってはハードな1年となるだろう。

昨シーズン4位で終わるも、チャンピオンズリーグ決勝に進出したトットナムは今夏、選手補強に8700万ユーロ(約108億7500万円)を投資した。フランス代表MFタンギ・エンドンベレとアルゼンチン代表MFジオバニ・ロチェルソを獲得したことにより、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は中盤の強化に成功している。また前線ではイングランド代表FWハリー・ケーンにゴールの期待がかかる。

昨シーズン5位の欧州リーグのファイナリストであるアーセナルは今夏、選手補強に6チーム中3位となる1億5240万ユーロ(約190億5000万円)を費やした。ウナイ・エメリ監督はブラジル代表DFダビドルイス、コートジボワール代表FWニコラ・ペペ、U-21スペイン代表MFダニ・セバージョスを獲得し、プレミアリーグで4位以内に入り、チャンピオンズリーグに再び出場することを目指している。

昨シーズン6位に終わったマンチェスター・ユナイテッドはウイークポイントだったDF陣強化を優先的に進め、DF史上の移籍金最高額でハリー・マグワイアを獲得し、6チーム中2番目となる1億5900万ユーロ(約198億7500万円)を選手補強に投資した。移籍を望みながらも残留することになったフランス代表MFポール・ポグバがリーダーとなり、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードやフランス代表FWアントニー・マルシャルの爆発に期待がかかるだろう。

今シーズンもプレミアリーグは盤石の補強を成し遂げたマンチェスターCが中心に進むと思われるが、3連覇を阻止するチームが現れるかに注目が集まる。(高橋智行通信員)

プレミア移籍市場、190億円を投じた“最高額”クラブは? 総移籍金ランキングを英特集
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

プレミアリーグの移籍マーケットが現地時間8日に閉幕を迎えた。同9日にはリバプール対ノリッジの開幕戦が行われ、2019-20シーズンがスタートする。今夏の移籍市場で選手獲得に最も資金を投じたのは一体どのクラブだったのか。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が特集している。

デッドラインデー(市場最終日)ではチェルシーからブラジル代表DFダビド・ルイスがアーセナルへ電撃移籍するなど驚きもあった。そうしたなかで、金額的に最も動きが大きかったのは覇権奪還を目指す名門マンチェスター・ユナイテッドだった。

獲得した戦力は3人のみだが、イングランド代表DFハリー・マグワイア(←レスター)にDF史上最高額記録を更新する8000万ポンド(約103億円)を投じた。さらに、U-21イングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカ(←クリスタル・パレス)も5000万ポンド(約64億円)と高額で、1800万ポンド(約23億円)でスウォンジーから引き抜いたウェールズ代表MFダニエル・ジェームズも合わせると、総計1億4800万ポンド(約190億円)でプレミア勢トップだった。

2位は意外にも昇格組のアストン・ビラがランクインしている。ボーンマスからの買い取ったDFタイロン・ミングスを筆頭に大量12選手を補強。ユナイテッドに次ぐ1億4450万ポンド(約186億円)を記録した。

その他には最終日にD・ルイスやスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(←セルティック)など積極補強を決めたアーセナル(1億3800万ポンド/約178億円)やスペイン代表MFロドリ(←アトレチコ・マドリード)を加えたマンチェスター・シティ(1億3480万ポンド/約173億円)、エバートン(1億1850万ポンド/約152億円)、トットナム(1億150万ポンド/約130億円)までの6クラブが1億ポンドを超える大型補強を敢行した。

ベルギー代表MFエデン・アザールをレアル・マドリードに放出するなど選手売却で得た金額では2億1320万ポンド(約274億円)でプレミアトップだったチェルシーだが、FIFAから補強禁止処分を受けている影響から、新戦力は処分前に決定していたアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチのみ。そのため、補強に費やした金額のランキングでは20チーム中16番目の4000万ポンド(約51億円)だった。

また、リバプールはプレミア最年少出場記録を持つMFハーヴェイ・エリオットらをフリーで獲得しているものの、完全移籍での補強はU-19オランダ代表DFセップ・ファン・デン・ベルグ(440万ポンド/約5億7000万円)のみで、ランキングでは20チーム中19位だった。

プレミア移籍市場、190億円を投じた“最高額”クラブは? 総移籍金ランキングを英特集
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

「スカイ・スポーツ」が発表、2019年夏のプレミアリーグ移籍金総額ランキングは以下のとおり。

1位 マンチェスター・ユナイテッド 1億4800万ポンド
2位 アストン・ビラ 1億4450万ポンド
3位 アーセナル 1億3800万ポンド
4位 マンチェスター・シティ 1億3480万ポンド
5位 エバートン 1億1850万ポンド
6位 トットナム 1億150万ポンド
7位 レスター・シティ 9100万ポンド
8位 ウェストハム 7800万ポンド
9位 ニューカッスル、ウォルバーハンプトン 6500万ポンド
11位 ブライトン 5850万ポンド
12位 サウサンプトン 5000万ポンド
13位 ボーンマス 4570万ポンド
14位 ワトフォード 4550万ポンド
15位 シェフィールド・ユナイテッド 4300万ポンド
16位 チェルシー 4000万ポンド
17位 バーンリー 1500万ポンド
18位 クリスタル・パレス 1100万ポンド
19位 リバプール 440万ポンド
20位 ノリッジ 110万ポンド

10億ポンド超え? お金を使ったクラブは? 移籍金トップ5は?…プレミアリーグ、今夏の移籍市場まとめ
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9日にシーズン開幕を迎えるなか、プレミアリーグの夏の移籍市場がクローズした。クラブ史上最高額で成立した移籍や期限最終日に土壇場で決まった移籍など、今夏も様々なドラマがあった。イギリスメディア『BBC』は今夏の移籍市場に関するまとめ記事を掲載。今回はその中から、知っておきたい5つのトピックを紹介しよう。

*本稿の金額はすべて『BBC』参照
*日本円は8月9日時点のレートで換算
4年連続の総額10億ポンド超え

プレミアリーグに所属する全20クラブが今夏、補強に投じた額は、14億1000万ポンド(約1815億円)。2年前に記録した歴代最高の14億3000万ポンド(約1840億円)には及ばなかったが、これで4年連続の“10億ポンド超え”を達成したという。欧州5大リーグの補強額を比較すると、プレミアリーグは2位リーガ・エスパニョーラを上回ってトップに立っている。しかし、その他4リーグの移籍ウインドウは9月2日までオープンしており、順位が入れ替わる可能性も。現時点で“10億ポンド超え”を達成しているリーガ・エスパニョーラが、プレミアリーグを逆転するのか注目される。
最もお金を使ったクラブは?

『BBC』によると、今夏、新戦力獲得に最も多くの資金を投じたクラブはアーセナル。補強総額は1億5500万ポンド(約199億円)を記録した。特に8月に入ってから獲得攻勢を強め、2日にクラブ史上最高額の7200万ポンド(約93億円)でリールからコートジボワール代表FWニコラ・ペペを獲得すると、最終日となる8日にはセルティックからスコットランド代表DFキーラン・ティアニーを、そしてチェルシーからブラジル代表DFダヴィド・ルイスをそれぞれ完全移籍で獲得した。『BBC』による、今夏の補強費トップ5のクラブは以下のとおり。

1位:アーセナル 1億5500万ポンド(約199億円)
2位:マンチェスター・C 1億5000万ポンド(約193億円)
3位:マンチェスター・U 1億4500万ポンド(約187億円)
4位:アストン・ヴィラ 1億2500万ポンド(約161億円)
5位:エヴァートン 1億1000万ポンド(約141億円)

update: 2019年8月10日8:39 pm