マンチェスター・シティがいよいよ日本で試合を
プレミア王者として来日しリーグ2位のマリノスと激突
同時期にバルセロナが来日しシティの試合にどれだけ集まるのか?
日産スタジアムが満員の65052人を動員
試合もイベントもまさにトップ・クラブを魅せつけた
マンチェスター・シティの日本滞在だった
対戦相手 | 7.27:マンチェスター・シティ vs 横浜F・マリノス(ユーロジャパンカップ 2019)3-1○ |
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得点 | 18:デ・ブライネ、40:スターリング、90:ネメヒャ |
GK | ブラボ |
DF | ウォーカー、ストーンズ、ラポルト、ジンチェンコ |
MF | ロドリ、シルバ、デ・ブライネ |
FW | ベルナルド、スターリング、サネ |
交代 | 60:サネ >>> フォーデン、60:シルバ >>> ギュンドアン、75:ジンチェンコ >>> アンヘリーニョ、75:デ・ブライネ >>> ネメヒャ、75:ウォーカー >>> ダニーロ82:ベルナルド >>> ポベダ、82:スターリング >>> ベルナベ |
ベンチ | グリムショー、バズヌ、ベリス、Diounkou、ポソ、ドイル、ガルシア、ベン・ナイト、トゥアイジ |
How we line-up for our final Asia tour friendly against Yokohama…?
XI | Bravo, Walker, Stones, Laporte, Zinchenko, Rodrigo, De Bruyne, Silva (C), Bernardo, Sane, Sterling.
⚽ @HaysWorldwide
? #mancity pic.twitter.com/r6HIpwWGi1— Manchester City (@ManCity) July 27, 2019
マンC 鮮やかデブルイネ、ワールドクラスの決定力見せつけた
(毎日新聞)
昨季イングランド・プレミアリーグ最多の95得点を記録して優勝したマンチェスター・シティーが、決定力の高さを見せつけた。
わずか10秒ほどの速攻だった。前半19分、バックパスをいったん収めたマンチェスターCのGKブラボが、横浜マの高い最終ラインの裏を取ったベルナルドに一気にパスを通した。ボールは駆け上がったデブルイネに渡り、内に切れ込んだデブルイネの左足でゴール右隅に蹴り込まれた。
横浜マが同点とした後の前半40分にも、ゴール前まで攻め込まれたマンチェスターCが、今度は細かいパスをつなぎ、デブルイネからの針の穴を通すようなパスで裏へ抜け出したスターリングが勝ち越し点を挙げた。これも、約10秒間の出来事だった。
互いに放ったシュートは11本。両チームとも、裏を取られるリスクを承知で最終ラインを高く保ち、前線から圧力をかけてゴールに迫った試合展開は、スタジアムに集まった6万5052人ものファンを魅了するのに十分だった。結果を分けたのは好機での決定力。横浜マのポステコグルー監督は「うちはゴール前にたくさん迫ったのに決めきれなかったが、相手は決めきった」と悔やんだ。横浜マにとっては、世界トップクラスとの戦いの中で自分たちの現在地を知る大事な機会になった。【黒川優】
マンCがデ・ブルイネ、スターリングなどのゴールで貫録勝ち! 横浜は遠藤渓太が一矢報いる
SOCCER DIGEST Web
『EUROJAPAN CUP 2019』の横浜F・マリノス対マンチェスター・シティが7月27日、日産スタジアムで開催され、昨季プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティが3対1で勝利を収めた。
試合は開始18分にマンCが先制。カウンターから右サイドのケビン・デ・ブルイネにパスが渡ると、鮮やかな切り返しでDFをかわし左足を一閃。GK朴一圭のニアサイドを破り、ゴールネットを揺らした。
しかし横浜もすぐさま反撃に出る。23分、三好康児からのスルーパスに仲川輝人が抜け出しシュートを放つ。ここはGKクラウディオ・ブラーボに阻まれ、リバウンドを拾ったマルコス・ジュニオールのシュートも同じくブラーボに防がれたが、さらにこぼれ球に反応した遠藤渓太が右足で押し込んだ。横浜が同点に追いつく。
横浜はJリーグと同様、後方から丁寧につなぐスタイルで、マンC相手に徐々にポゼッションを高めていく。高い位置で奪われ、ピンチを招く場面もあったが、果敢にパスをつなぎ突破口を探り出す姿勢を見せる。
しかし前半終盤の40分、マンCはデ・ブルイネが自陣中央からボールを持ち上がると、横浜のディフェンスラインの隙を突いてスルーパス。これに反応したラヒーム・スターリングが抜け出し、GK朴との1対1を制してネットを揺らす。マンCが勝ち越しに成功する。
迎えた後半は、横浜が前半同様に自陣からのつなぎでゴールを目指す。ポゼッションでもマンCを上回る数値を叩き出し、再三相手ゴールを脅かした。一方でカウンターからピンチを招き、ネットを揺らされる場面もあったが、VAR判定などで凌いでいく。
しかし、後半アディショナルタイム、マンCは右サイドを破ると、最後は折り返しにルーカス・ヌメチャが合わせダメ押しの3点目。結局、マンCが3対1で横浜を破った。
3発快勝のマン・C、グアルディオラ監督「エティハドに居るかのような素晴らしい雰囲気だった」
(Goal)
マンチェスター・シティは27日、日産スタジアムで行われた「EURO JAPAN CUP 2019」で、横浜F・マリノスと対戦し、3-1で勝利した。試合後にジョゼップ・グアルディオラ監督は、横浜FM戦のパフォーマンスに一定の評価を下した。
開幕を約2週間後に控えるプレミアリーグ王者のマンチェスター・C。アジアツアー最終戦となる日本での横浜FM戦は、来週に控えるコミュニティ・シールドのリヴァプール戦を見据え、ダビド・シルバやケヴィン・デ・ブライネといった主力を先発起用。ハイライン・ハイプレスを標榜する横浜FMを相手に序盤からアグレッシブな戦いを見せた。
マン・Cは18分にGKクラウディオ・ブラーボのロングボールを受けたベルナルド・シウバがラストパス。受けたデ・ブライネが先制点を奪うと、24分に1点を返されたものの、前半終盤にラヒーム・スターリングが勝ち越し点を奪取。終了間際には期待の若手ルーカス・ネメヒャが試合を決定づける3点目を決めて勝負あり。粘る横浜FMを3-1で振り切り、アジアツアーラストゲームを白星で飾った。
グアルディオラ監督は「非常に良い試合ができた。とても厳しい試合でしたが、どちらもハイプレスをしていて良いパフォーマンスだった」と振り返り、「ミスもありましたけど、ツアーを通じてケガが無かったことが良かった」と、過密日程のなか行われたプレシーズンツアーを総括した。
なかでも1ゴール1アシストの活躍を見せたデ・ブライネについては「今日はよくやってくれた」とグアルディオラ監督。「(彼は)資質があり素晴らしい才能のある選手。契約がある限り素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれると思う」と、新シーズンでの活躍にも期待を寄せた。
一時同点に追いつかれたマン・Cは、給水タイム時にグアルディオラ監督がDFラインの選手を中心に身振り手振りに熱心な指示を送っていたが「今日みたいに厳しい、フィジカルもベストでないなかでのパフォーマンス。選手たちのハングリーさが表れたと思う」と、厳しい環境での選手の戦いぶりに評価を与えていた。
指揮官にとって来日するのは「バルセロナの時にクラブW杯で」来て以来。「また日本に来れて嬉しかった」と話し、「チケットはソールドアウトで、ファンもチャントを歌ってくれた。エティハド(スタジアム)に居るかのような素晴らしい雰囲気だった」と日本のファンに感謝の言葉を述べていた。
3発マンC、横浜Mに快勝 デブルイネらスターがゴール
(サンケイスポーツ)
ユーロジャパン杯2019(27日、横浜M1-3マンチェスター・シティー、日産ス)J1横浜Mはイングランド・プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティーに1-3で敗れた。東京五輪世代のMF遠藤渓太(21)が前半23分にゴールを決めるなど、敗戦の中で若手が存在感を示した。
日本での初めての試合だっプレミア2連覇中の王者マンチェスター・シティーは、ベルギー代表MFデブルイネの1ゴール1アシストなどで3-1で勝利した。17日から中国で2試合、香港で1試合を戦い、25日の夜に初来日。11日間で4試合目という厳しい日程の中、「すごく難しい試合だった。ゴールすることが自分の仕事。また日本に戻ってきたい」と充実の表情だった。
グアルディオラ監督は快勝に納得「いいテストに」
日刊スポーツ : nikkansports.com
英プレミアリーグ王者マンチェスター・シティのグアルディオラ監督が、シーズン開幕に向けた手応えを深めた。気温27・8度、湿度75%-。日本の夏ならではの蒸し暑い中でも、プレミア王者はハードワークを貫いた。横浜F・マリノスと前半から激しい攻防を繰り広げたが決定機を確実に決め、終盤にダメ押しゴールを決めて突き放した。
試合中からベンチ前で激しく動いて指示を飛ばしていた名将グアルディオラ監督は「非常に良い試合が出来た。非常にタフだったがどちらも良いパフォーマンスを発揮できたし、ミスもあったけど良い試合だった」と納得の表情。シーズン開幕に向けて「いいテストになった」とうなずいた。
マンCがマリノスに勝利、デ・ブルイネやスターリングが得点
AFP BB
【AFP=時事】サッカー国際親善大会、ユーロジャパンカップ(EUROJAPAN CUP 2019)は27日、日産スタジアム(Nissan Stadium)で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3-1で横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)に勝利し、アジアツアーを締めくくった。
6万5000人が集まったスタジアムで、シティはベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)のパスを受けたケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)が切り返しから左足で強烈なシュートを放ち先制。マリノスも遠藤渓太(Keita Endo)のゴールで追いついたが、シティはデ・ブルイネのスルーパスにラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が抜け出すと、相手DFが追いすがる中、GKとの1対1を冷静に制して勝ち越しに成功した。
ハイテンポな前半を終えた両チームは、後半にややスローダウン。シティは58分にスターリングが追加点を挙げたかに見えたが、ここはオフサイドで得点は認められず、マリノスも中川風希(Kazaki Nakagawa)のシュートがGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)の好セーブに阻まれ、お互いに得点チャンスを逃した。
それでもシティは90分、18歳のアドリアン・ベルナベ(Adrian Bernabe)の折り返しのこぼれ球が、最後は20歳のルーカス・ヌメチャ(Lukas Nmecha)に当たってゴールに入り、ダメを押した。予定より遅れて到着した中国では、国営メディアからファン対応を批判されるなど難しい経験もしたシティだが、これでアジアツアーを白星で終えている。
チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「この後の試合に向けた素晴らしいテスト、準備になった」「こういった試合ができて、われわれにとっては申し分なかった」「ミスもあったが良い試合だった」と話した。
シティはこの後、来月4日にFAコミュニティーシールド(FA Community Shield 2019)でリバプール(Liverpool FC)と対戦し、その1週間後にプレミアリーグの新シーズン開幕を迎える。【翻訳編集】 AFPBB News
ペップ、横浜FM撃破に導いたデ・ブルイネを称賛「洞察力は彼の特別な能力」
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、横浜F・マリノスとのフレンドリーマッチを振り返った。
27日、ユーロジャパン・カップが日産スタジアムで開催され、プレミアリーグ連覇中のシティは横浜FMと対戦。前半18分にPA右でパスを受けたMFケビン・デ・ブルイネが豪快な左足シュートを決めると、1-1で迎えた40分にはデ・ブルイネの絶妙なスルーパスからFWラヒーム・スターリングが追加点を挙げる。さらに後半アディショナルタイムにはFWルーカス・ネメヒャがダメを押し、3-1で勝利した。
クラブ公式ツイッターによると、グアルディオラ監督は「とても良い試合だったよ。かなりレベルが高かった。両チームが好パフォーマンスを披露していたし、ハイプレスでミスを誘発し合う展開だったね」と振り返り、「このツアーでは1つも負傷がなくて良かったよ。あとは帰るだけだ」と胸をなでおろした。
さらに指揮官は「デ・ブルイネはまた偉大なプレーを体現してくれた。大事なことだよ。ラストパスを創出できる洞察力は彼の特別な能力だからね」とベルギー代表MFを称えると、「ロドリも凄まじいプレーぶりを見せてくれた。彼がここにいる限り、私たちは何年も素晴らしい守備的MFを擁することになる」と新戦力の活躍に満足感を示した。
また、香港から合流したMFフィル・フォーデンについても改めて言及。「フォーデンは2回しか練習していないんだよ。それだけなんだ。1か月の休暇と2回の練習だけ。彼のレベル、クオリティ、ビジョン、守備での献身性も分かっている。2試合は出場できないと想定していたけど、出場機会を得られたね。彼のコンディション調整にも役立つよ」と、19歳MFに期待をよせた。
スターリングが横浜FMのスタイルを絶賛「僕が見たなかでも最高のチームの一つだよ」
(Goal)
マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、横浜F・マリノスの戦いぶりに驚かされたようだ。
「EURO JAPAN CUP 2019」のために来日していたマンチェスター・Cは27日、横浜FMと日産スタジアムで対戦。高いラインを保つ攻撃的なチーム同士の対戦は白熱した展開となり、大いにスタジアムを沸かせた。
3-1で勝利した試合後、2点目を決めたスターリングは「今日もプレーできてよかった」と語る。「暑くて間違いなく難しい環境だったけど、それがプレシーズンに求められるものさ。いい感じだよ」と手応えを口にし、続けて横浜FMを絶賛した。
「湿気がすごかったけれど、彼らは本当に良いサッカーをしていた。後方からプレーするチームのなかでは、僕が見たなかでも最高のチームの一つだよ。なので、僕らにとっても良いテストになった」
また、8月4日にリヴァプールとのコミュニティ・シールドを控えるマンチェスター・C。横浜FM戦でも現状のベストメンバーを送り出していたが、スターリングは「もう一週あるから、それまでにはコンディションを完璧にしておくよ」とさらなるシフトアップに向けて意気込んでいる。
マンCの名手デ・ブルイネは横浜の“フットボール”をどう見た? 「ここまで厳しいチームとは…」
SOCCER DIGEST Web
横浜に集結した6万人を超える観衆の目をくぎ付けにしたマンチェスター・シティのケビン・デ・ブルイネ。彼が見せたポテンシャルはまさしく圧倒的だった。
立ち上がりの18分にベルナルド・シウバのパスを敵エリア内で受けから素早くカットインをしてから左足で強烈な一撃を放って先制ゴールをねじ込むと、チームが同点とされた40分にはカウンターの起点となって敵陣に走り込むラヒーム・スターリングに絶妙なラストパスを供給。見事に勝ち越し弾を呼び込んだ。
キックオフ直後から勇猛果敢にフォアチェクを仕掛け、かなり強度のあるインテンシティーを見せた横浜は、アンジェ・ポステコグルー監督が標榜する“アグレッシブ・フットボール”を展開したが、2ゴールに絡まれたデ・ブルイネには手も足も出ないといった様子だった。
そんなシチズンズ(シティの愛称)の背番号17は、がむしゃらに食らいついてきたトリコロール軍団をどう見たのか? 試合後、高温多湿の環境で戦った影響もあってか、やや疲れた表情を浮かべていたデ・ブルイネは、「思ったよりもタフだった」と振り返った。
「横浜はとても良いチームだったと思う。ここまで厳しく来るチームはなかなかいない。戦術的には似たタイプだとも思ったね。とにかく両チームにとって良い試合になったはずだよ」
そして、28歳のベルギー代表MFは、こうも分析した。
「彼らはとても上手くプレーしていたと思う。昨日の段階で監督から戦術的にとても似ていると聞いていたけど、ほんとにその通りにプレーしていたと思う。シーズン途中とは聞いているけど、攻撃的で、フィジカル的でもあった」
多少のリップサービスはあるだろう。しかしながら横浜が見せた粘り強さは、その言葉にもあるように世界的な名手を驚かせたことは間違いない。
取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
「長く活躍できると保証する」 グアルディオラ監督、横浜FM戦で称賛した新戦力は?
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
マンチェスター・シティは27日に日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、3-1で勝利を収めた。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが1ゴール1アシストの活躍を見せ、日本のサッカーファンに改めてその実力を見せつけた一戦となったが、指揮官のジョゼップ・グアルディオラ監督は新戦力のスペイン代表MFロドリを名指しして「インクレディブルだった」と称賛した。その他の選手のパフォーマンスにも満足した様子を示している。
試合会場となった日産スタジアムはこの日、キックオフ前の午後7時の時点で気温27.7度、湿度は76%と蒸し暑い気象コンディションだった。プレシーズンツアーでの長距離移動も重なるシティの選手たちにとっては、非常に厳しい状況下での一戦となった。
結果的にはデ・ブライネの先制ゴールを皮切りに、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、途中出場のFWルーカス・ネメヒャが追加点を奪ったシティが3-1で勝利。昨年のロシア・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で日本代表を敗退に追い込むカウンターの起点になったデ・ブライネが、今回は日本のピッチで横浜FMイレブン相手にその実力を惜しげもなく披露した。
横浜FMも非常に強度の高いプレーを繰り返して、シティを手こずらせたが、軍配はシティに上がった。
試合後の記者会見では、グアルディオラ監督には選手個々のパフォーマンスについて質問が寄せられた。スペイン人指揮官は「ケビンはまたしても素晴らしい試合をした」とやはりデ・ブライネの貢献を真っ先に称えたが、それ以上に高い評価を与えたのが今夏の新戦力、ロドリだった。
「ロドリのプレーはインクレディブル(信じられないもの)だったよ。インクレディブルなホールディングMFで、ここで長く活躍できると保証するよ」
これぞ世界最高峰! 王者シティMF、横浜FM戦のパスに海外驚愕「セクシーアシスト」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
マンチェスター・シティは27日にプレシーズンマッチで横浜F・マリノスと対戦し、3-1と貫禄の勝利を収めた。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが1ゴール1アシストと特大のインパクトを放ったなか、絶妙なスルーパスを「セクシーアシスト」と海外メディアが絶賛している。プレミア2連覇中の王者のシティは、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバ、ドイツ代表MFレロイ・サネを前線で起用。中盤にはデ・ブライネ、元スペイン代表MFダビド・シルバ、新加入のスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスなど実力者が並んだ。
スコアが動いたのは前半18分だった。シティは自陣エリア手前でチリ代表GKクラウディオ・ブラーボが前線へロングパスを供給。抜け出したB・シルバが巧みにボールを収めて仕掛けると、右サイドを一気に駆け上がってきたデ・ブライネへパスを送る。エリア内でボールを受けたデ・ブライネは右足でシュートを打つと見せかけて、華麗なフェイントで相手をかわし、最後は左足を振り抜いてネットを揺らした。
さらに1-1で迎えた前半40分、デ・ブライネが自陣エリア前からワンツーパスで前線に駆け上がる。リターンパスを受けて前方にトラップした次の瞬間、右足アウトサイドで相手3人の間を通すスルーパスを通した。絶妙な回転がかかったボールは、全力で走り出したスターリングの足元にピタリと収まり、そのままゴールを陥れている。
サッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」ベルギー版はデ・ブライネのプレーに反応し、「1ゴール後、今度はスターリングへの“セクシー”アシスト」と報道。「シティのプレーメーカーは、新シーズンに何が待っているかを感じさせるプレーを披露。強烈な一撃を決めた後、素晴らしいアシストをした」と賛辞を送っている。
最終的にシティは3-1とプレミア王者の貫禄を見せつける形となったが、そのなかでもデ・ブライネの存在感は際立っていた。
日本の“夢”を阻んだデ・ブルイネはやっぱりハンパなかった! 1G1Aの活躍で横浜ファンの度肝を抜く
SOCCER DIGEST Web
7月27日に日産スタジアムで開催された「EUROJAPAN CUP」は、マンチェスター・シティが横浜F・マリノスを3-1で破った。
リスクを冒したポゼッションを得意とする攻撃的なチーム同士の対戦で、“異彩”を放ったのは、シティのケビン・デ・ブルイネだ。
18分にベルナルド・シウバのスルーパスを敵エリア内右で受けてから左足での強烈なシュートでニアサイドを打ち抜いて先制ゴールをゲットすると、同点とされた40分にカウンターから中央を突破。最後は、相手CBの間を射抜く絶妙なスルーパスをスターリングへと通して、勝ち越し点を呼び込んだ。
疲労も考慮され、74分にお役御免となったものの、得点シーン以外にも、ギアを一気に上げる独特なドリブル突破から幾度となく決定機を生んだデ・ブルイネのプレーには、横浜のスタンドも「オォー!」と沸き返り、その度に千両役者が何たるかを感じさせた。
試合後、グアルディオラは、「タフで、あらゆる面で厳しかった」とゲームを総括したうえで、28歳のベルギー代表MFを次のように称えた。
「彼はまた偉大なプレーを体現してくれた。それはとても大事なことだ。ラストパスをどこに出せばいいのかを洞察する力は彼の特別な能力なんだ」
昨夏にロシアで行なわれたワールドカップで、史上初のベスト8進出を目指した日本の夢を打ち破った“あの”カウンターの起点となったレッドデビルズ(ベルギー代表の愛称)の仕掛け人は、やはりハンパなかった――。
取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
1G1Aのデ・ブライネ、横浜FMとマンCを比較「スタイルが似ている」
SPORT.es/スポルト
27日(土)、日産スタジアムにて行われた『EURO JAPAN CUP 2019』で横浜F・マリノスに勝利した(1-3)、マンチェスター・シティのMFケヴィン・デ・ブライネが試合後、同一戦を総括。
「とてもタフで厳しい試合だった。良いテストになったし、両チーム良い試合をした」と振り返ったベルギー人MFは、対戦相手のマリノスを次のように称賛している。
「マリノスは凄いプレーをするチーム。ここまで厳しいチームはなかなかいない。プレーのスタイルは似ていると思うよ」
また、この一戦で1ゴール1アシストと勝利に貢献した同MFは、自身の役割についても言及した。
「ゴールすること、チームメイトのためにチャンスメイクするのが自分の仕事であり、役目。とにかくチャンスあればゴールを決める状況を作る」と説明し、「2回ともうまくいった」と振り返った。
さらに、デ・ブライネは日本へのメッセージも忘れず、多くのジャパニーズファンが詰めかけてきてくれたことへ喜びを露わにしている。
「また是非戻ってきたい。日本でプレーできて本当に良かった。PR活動などでも待っててくれているファンがいてとても嬉しかった」
「今日は65,000人が詰めかけてきたくれた。世界の反対側で自分たちのプレーをみたいと行ってくれている。これだけの人気を集めていることがとても嬉しかった。是非また戻ってきたい」
“日本キラー”デブルイネ、わずか9秒高速カウンターお膳立てで横浜M下す
スポーツ報知
イングランド・プレミアリーグ2連覇中のマンチェスターCが、親善試合でJ1の横浜Mを3―1で下した。ベルギー代表MFデブルイネ(28)が1ゴール1アシストの大活躍。昨年のロシアW杯で日本代表の初8強入りを阻んだ“日本キラー”が、またしても日本勢を苦しめた。
1―1の前半40分、自陣の低い位置でGKからパスを受けたデブルイネは味方とワンツーで抜け出し、20メートル以上前方のFWスターリングへロングパス。勝ち越し弾をお膳立てした。ゴールまでわずか9秒。昨年のロシアW杯決勝トーナメント1回戦・日本戦の後半終了間際、GKのパスを受けたデブルイネを起点に、14秒間で決勝点を奪ったカウンターをほうふつとさせるゴールで、またしても“日本キラー”ぶりを発揮した。
前半18分にはペナルティーエリア右でパスを受け、華麗な切り返しでDF畠中をかわして左足で豪快に先制弾。スーパープレー2発で満員の6万5052人を沸かせ「ゴールする、チャンスを作るのが自分の仕事。それが2回うまくいってうれしい」と声を弾ませた。
デブルイネ悪夢再現「悪魔の14秒」ばり攻撃起点
日刊スポーツ : nikkansports.com
マンチェスターCのベルギー代表MFデブルイネが1ゴール1アシストの活躍をみせ、日産スタジアムに集まった6万5052人の満員の観衆を沸かせた。
前半18分に「ゴールを決めることが自分の役割だと思っている」と、鮮やかなフェイントでDF畠中をかわし、左足で強烈な先制点を突き刺した。同40分にはスルーパスで2点目をアシスト。昨年のW杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦で、日本を地獄の底へと突き落とす決勝点につながった14秒のカウンターのように、約15秒の攻撃の起点に。実力者が、蒸し暑い日本でもその実力を見せつけた。
両クラブは同じシティ・フットボール・グループ(CFG)に属す。横浜も鋭いプレスとパス回しで好機をつくり、ボール支配率53%、シュート数でも相手を上回るなど、英プレミアリーグ王者に健闘。デブルイネも「ここまで厳しく(対応して)くるチームは、なかなかない」とたたえていた。【松尾幸之介】
圧巻1G1Aのデ・ブライネ、横浜FMのスタイルに驚き「ここまで厳しく来るチームはなかなかない」
(Goal)
マンチェスター・シティMFケヴィン・デ・ブライネが、アジアツアー最終戦となった横浜F・マリノスとの一戦を振り返った。
初来日となったマンチェスター・Cは27日、日産スタジアムで「EURO JAPAN CUP 2019」で横浜FMと対戦し、3-1で快勝。新シーズンへ弾みをつける白星を収めた。
超攻撃的な両者とあって、試合は序盤からアグレッシブな展開に。マン・Cは18分にGKクラウディオ・ブラーボのロングボールを受けたベルナルド・シウバが前方へ展開。これをデ・ブライネが拾い、左足でフィニッシュ。マン・Cが幸先よく先制点を奪った。
直後に横浜FMの遠藤渓太に1点を返されたものの、前半終盤にラヒーム・スターリングが勝ち越しゴールをマーク。後半には若手のルーカス・ネメヒャにもゴールが飛び出し、3得点を奪い、横浜FMを退けた。
1ゴール1アシストと、圧巻のパフォーマンスを披露したデ・ブライネは「とてもタフな厳しい試合だった」と振り返りつつ、「今回、プレシーズンで良いテストになったと思うし、両チームにとってとても良い試合ができた」と満足感を示した。
アンジェ・ポステコグルー監督のもと、成熟化する横浜FMの「プレースタイルは(我々と)似ている」と感じたようで、「やはり素晴らしいプレーをするチーム」と称賛。「ここまで厳しく来るチームというのもなかなかいない」と驚きを隠さなかった。
「日本でプレーできたのは本当に良かった」と話すデ・ブライネ。最後に温かく迎えてくれたファンに感謝の言葉を口にした。
「日産でも今日色々なPR活動なんかもやったんけど、そこで待っていてくれるファンの方々がいたのはとても嬉しかったし、今日はスタジアムに65、000人という観客が詰めかけてくれたということで、『世界の反対側で自分たちのプレーを見たい』と言ってくれていると。サッカーがこれだけの人気を集めていることがとても嬉しかった。応援に感謝したいし、日本へはまた是非戻ってきたい」
マンチェスター・Cはこのあと、イングランドへ帰国。次週行われるコミュニティ・シールドのリヴァプール戦に向けて調整を続ける予定だ。
名将グアルディオラが横浜FMのハイプレスを称える「スピードも速かった」
SPORT.es/スポルト
27日(土)、『GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019』の横浜F・マリノス対マンチェスター・シティの一戦が日産スタジアムで行われ、プレミアリーグ王者が1-3で勝利し、貫禄を示した。
試合後、監督ペップ・グアルディオラが記者会見で同一戦を振り返った。
「とても良い試合ができた。とても厳しい試合だった。とてもタフだったが、両チームが素晴らしいプレーを見せた。相手のハイプレスでミスもあったが良い試合だった。ツアーを通じて怪我がなく終われてよかった」と振り返った。
この試合中、日本のマンチェスター・シティのファンが英語のチャントを歌い応援した。彼らに向けてメッセージを問われたペップは、「バルセロナでクラブW杯で来た時以来の来日だったが、本当に良くしてくれる。あの試合もそうだったが、今日の試合もチケットが完売で、エティハド(スタジアム)のような良い雰囲気を作ってくれて感謝している。コニュニティシールドのリヴァプール戦もあり、シーズンも開幕していくが、非常にい準備、仕上げをする良い機会だった」と述べた。
ロドリとデ・ブライネのダブルボランチにした意図については、「横浜のスピードも速かったし、素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。相手のディフェンスの仕方を見て2枚のボランチを起用しようと考えた」と相手戦術を考えての采配だったと明かした。
2シーズン前、勝ち点100をあげて優勝し、その際に選手へ「ハングリー精神をもっと持て」と伝えていたが、今でもそれは失われていないのか、という質問に対してグアルディオラは、「はい、今後どうなるか分からないが、今日みたいな試合、フィジカルもベストではない状態で、あのようなパフォーマンスを見せてくれたことは、間違いなく彼らはハングリーさを持っている。それは疑いない」と断言している。
1ゴール1アシストのデ・ブライネのパフォーマンスに関しては、「非常によくやってくれた。素晴らしい才能を持った選手。パス、プレースピードもよかった。非常に今日は出来が良かった。今、チームの契約が続く限りプレーしてくれることを願っている」と称えた。
ペップ「タフな試合だった。速くていいチーム」と横浜FM評価、デ・ブライネには賛辞
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
『GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019』が27日に行われ、横浜F・マリノスとマンチェスター・Cが対戦。ケヴィン・デ・ブライネの1ゴール1アシストの活躍などで、マンチェスター・Cが3-1で勝利した。
試合後、マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、「厳しい、タフな試合になったが、両チームともにいいパフォーマンスを見せた。我々はミスもあったが、ケガ人が出ず、このアジアツアーを終えられたことは良かったね」と、南京、上海、香港、横浜を移動しながら中2日、中3日、中2日で戦い抜いたツアーを総括した。
試合については、「ある程度リスクをとらないといけない場面もあった。マリノスも速くていいチームだった」とコメント。「いい準備となる、仕上げにとっても良い機会だった」と、普段通りのプレーを見せた横浜FMのチームを称えつつ、プレシーズンの仕上げがうまくいったと見解を示した。
プレシーズンを終えたマンチェスター・Cは、8月4日にリヴァプールとのコミュニティ・シールドを迎え、新シーズンをスタートさせる。「今日も厳しく、フィジカルもベストではない中、こういった試合ができたんだ。チームは間違いなくハングリーさを持っているよ」と、プレミアリーグ3連覇は悲願のチャンピオンズリーグ制覇を見据える。
このアジアツアー通じて、特に好パフォーマンスを見せているデ・ブライネに関しては、「今日の試合も非常によくやってくれた。資質を持った素晴らしい選手で、今日も良いパスを出させていたし、スピードもあった。チームとの契約が続く限り、素晴らしいパフォを見せてくれるはずだよ」と目を細めている。
試合は6万5000人を超える観客を集め、マンチェスター・Cを応援する声もスタジアムに響いた。「(本拠地の)エティハド・スタジアムのような雰囲気を作ってくれて、嬉しかったよ」と、サポートへの感謝も口にし、会場を後にしている。
森保監督「世界と同じ目線になってる」マンC戦視察
日刊スポーツ : nikkansports.com
昨年のW杯ロシア大会で高速カウンターを食らったベルギー代表の一員でもあるMFデブルイネのゴールに「すごいですね」と感嘆しつつ「日本サッカーのレベルは上がっている。(チェルシーに勝利した)川崎Fと、マリノスの試合を見て、世界と同じ目線になってきている、自信を持って戦えるメンタリティーに上がっていると感じた」と目を細めていた。
【マンC】“日本キラー”ベルギー代表デブルイネが1G1A 横浜Mに3―1快勝
スポーツ報知
イングランド・プレミアリーグ2連覇中のマンチェスターCが、ベルギー代表MFデブルイネ(28)の1ゴール1アシストの活躍で横浜Mを3―1で下した。
前半18分、ペナルティーエリア右でポルトガル代表MFベルナルドの縦パスを受けたデブルイネが華麗な切り返しで日本代表DF畠中をかわし、左足の豪快なシュートで先制された。同24分にMF遠藤のゴールで追いつかれたが、同40分にデブルイネのスルーパスに抜け出したイングランド代表FWスターリングが2点目を決めた。
後半47分にはFWネメヒャがダメ押しの3点目を奪った。
ベルギー代表の“日本キラー”が躍動した。昨年のロシアW杯決勝トーナメント1回戦・日本戦。2―2で迎えた後半終了間際、日本のCKをキャッチしたGKクルトワからパスを受けたデブルイネが高速カウンターを発動し、見事なパスワークから決勝点を奪った。「ロストフの14秒」と称されたわずか14秒間の得点劇で日本の初のW杯8強入りを阻んだ。
試合前日の26日に出席した都内のイベントでは「ソーリー(ごめんなさい)」と日本のファンに苦笑いを浮かべながら謝っていたデブルイネ。6万5052人で埋め尽くされた満員の日産スタジアムで、昨年に続いてまたしても日本勢を苦しめるスーパープレーで沸かせた。
デ・ブライネが圧巻の1ゴール1アシスト! マンCが横浜FMとの熱戦を制す
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『GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019』が27日に行われ、横浜F・マリノスとマンチェスター・Cが対戦した。
先制したのはマンチェスター・C。18分、ベルナルド・シルヴァからのパスでペナルティエリア内右に抜け出したケヴィン・デ・ブライネが切り返しでDFをかわし、左足のシュートをニアサイドに突き刺した。だが、横浜FMもすぐに1点を返す。23分、エリア右から仲川輝人が狙うと、こぼれ球に反応したマルコス・ジュニオールがシュート。このボールがさらにこぼれたところを遠藤渓太が押し込んだ。
その後は横浜FMがやや押し込む展開が続いたが、先に2点目を奪ったのはマンチェスター・Cだった。40分、デ・ブライネがダビド・シルバとのワンツーで自陣を持ち上がり、ディフェンスラインの裏へスルーパス。抜け出したラヒーム・スターリングがGKとの一対一を制して勝ち越しゴールをマークした。
後半に入り57分、マンチェスター・Cは右サイドの裏を取ったカイル・ウォーカーの折り返しをスターリングがダイレクトで蹴り込んでネットを揺らしたが、ウォーカーがオフサイドだったとの判定でノーゴールに。その後も押し込む時間が続くが、なかなか追加点を奪うことができないまま時間が進む。一方の横浜FMは83分、エリア内中央でフリーになった中川風希が右足で狙ったが、GKクラウディオ・ブラボの好セーブに阻まれ、同点のチャンスを逃した。
ようやく次のゴールが生まれたのは終了間際の後半アディショナルタイム2分。右サイドで仕掛けたアドリアン・ベルナベのクロスをルーカス・ネメヒャが押し込んでマンチェスター・Cが3点目を奪った。
試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Cが3-1で横浜F・マリノスを下した。【スターティングメンバー】
■横浜F・マリノス(4-2-3-1)
パク・イルギュ(76分 飯倉大樹);広瀬陸斗(78分 ツェティノヴィッチ)、T・マルチンス(76分 松原健)、畠中槙之輔(77分 伊藤槙人)、ティーラトン(76分 和田拓也);喜田拓也、扇原貴宏(77分 山田康太);仲川輝人(78分 中川風希)、三好康児、遠藤渓太(77分 泉澤仁);M・ジュニオール(58分 大津祐樹)
「ドーン!」 シティMFデ・ブライネ、横浜FM戦の“華麗弾”を海外称賛「見事な一撃」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
マンチェスター・シティは27日にプレシーズンで横浜F・マリノスと対戦し、前半18分に鮮やかな崩しから、最後はベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが強烈な先制ゴールを叩き込んだ。海外メディアはデ・ブライネの一撃を「ドーン!」と描写し、「デ・ブライネがシーズン最初のゴールを決めた」と伝えている。
プレミア王者のシティは、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバ、ドイツ代表MFレロイ・サネを3トップで起用。中盤にはデ・ブライネ、元スペイン代表MFダビド・シルバ、新加入のスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスなど実力者が配置された。
前半16分に試合が動く。シティは自陣エリア手前でチリ代表GKクラウディオ・ブラーボが前線へロングパスを供給。抜け出したB・シルバが巧みにボールを収めて仕掛けると、右サイドを一気に駆け上がってきたデ・ブライネへパスを送る。エリア内でボールを受けたデ・ブライネは右足でシュートを打つと見せかけて、華麗なフェイントで内側に切れ込むと、最後は左足を振り抜いてネットを揺らした。
サッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」ベルギー版は、母国のスターであるデ・ブライネが決めた一撃に反応。「ドーン! デ・ブライネが左足を強振し、今シーズン初ゴールを決めた」と速報し、「デ・ブライネは新シーズンが楽しみであることを示した」と記した。また米スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版は「ゴラッソ! デ・ブライネの見事な一撃」と伝えている。
試合はその後、前半23分に横浜FMのMF遠藤渓太がゴールを決めて1-1となるも、前半40分にスターリング、後半アディショナルタイムに途中出場のFWルーカス・ネメヒャが決めて、シティが3-1と勝利した。
デ・ブライネ躍動のシティが横浜FMに貫録勝ち
SPORT.es/スポルト
27日(土)19:30、『GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019』の横浜F・マリノス対マンチェスター・シティの一戦が日産スタジアムで行われた。
見ごたえ十分の前半は、デ・ブライネのゴールシティが先制したが、すぐさまF・マリノスの遠藤渓太が蹴り込み同点とした。
それでもマリノスのハイラインを長短のパスで何度も破ったシティは、40分にデ・ブライネのスルーパスを受けたスターリングがGKとの1対1を冷静に沈め、1-2でシティがリードして折り返した。
後半も選手交代なくスタートした両チーム。最初の決定機は横浜に訪れた。ボランチの喜田拓也の飛び出しから三好康児が右足を振り抜くが、枠を捉えることはできなかった。
8月10日にリヴァプールとのコミュニティシールドを控えるシティは、その試合前最後の実践ということもあり主力メンバーを長時間起用した。
そのシティは、57分に右サイドをベルナルド・シウバとカイル・ウォーカーのコンビで崩すと、9番の位置でプレーするスターリングがネットを揺らした。が、B・シウバとウォーカーのパス交換の時点でオフサイドの判定となり、ゴールは認められなかった。
なお、この試合にはVARが導入されていたが、主審が使用することはなかった。
60分にペップ・グアルディオラが最初の交代カードを切る。ダビド・シルバに代えてイルカイ・ギュンドアン、レロイ・サネに代えてフィル・フォーデンの2枚替えを実施した。後半はメンバーを代えたこともあり決定機が減ったシティだったが、78分に交代出場のFWルーカス・ネメニャが至近距離からシュートを放っちチャンスを作る。しかし、この試合を最後にマリノスを去るGK飯倉大樹が好セーブで凌いだ。
攻めるマリノスは、81分、右クロスに対してゴール前に3選手が飛び込んだが、惜しくも合わず。
83分にもゴール前で決定機を作ったが、コントロールが収まらず同点ゴールは生まれなかった。
アディショナルタイムにバルサのカンテラ出身のアドリアン・べルナベのアシストからネメニャが決めて試合は1-3でプレミアリーグ王者が貫禄を示した。
両チームは、満員に埋まったスタンドを沸かせ、昨日の公式会見の両監督、選手のコメント通り、「観客が見ていてワクワクするような素晴らしい試合」を演じた。
デ・ブルイネが貫禄の1G1A…プレミア王者に挑んだ横浜FM、遠藤ゴールも3失点敗北
ゲキサカ[講談社]
『EUROJAPAN CUP 2019』が27日、日産スタジアムで行われ、横浜F・マリノスとマンチェスター・シティが対戦した。65052人の大観衆が詰め掛けた中、互いにアグレッシブなスタイルをいかんなく披露。試合はベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネが1ゴール1アシストを記録したシティが3-1で勝利した。
ホームの横浜FMはFWエジガル・ジュニオを足首の負傷で欠くものの、今季の好調を牽引してきたベストメンバーを起用。代役にはコパ・アメリカで大活躍を見せたMF三好康児が入った。対するシティも主力選手をピッチに並べ、デ・ブルイネやイングランド代表FWラヒーム・スターリングらが先発した。
試合は戦前の予想に反し、一進一退の攻防で始まった。前半1分、横浜FMはGK朴一圭のパスが相手にカットされ、危うい場面もあったが、その後はアグレッシブなプレーを連発。同7分にはDF畠中槙之輔の縦パスが三好に通り、そこから左サイドをFW遠藤渓太が突破。シュートには至らなかったが、敵陣深くに攻め上がる場面を見せた。
それでも先に決定機を迎えたのはシティだった。前半9分、横浜FMのプレッシングを回避したGKクラウディオ・ブラーボのパスがデ・ブルイネに通ると、FWベルナルド・シウバがつなぎ、右サイドを抜け出したスターリングがクロスを配給。最後はFWリロイ・サネ、MFオレクサンドル・ジンチェンコが狙ったが、朴が好セーブを見せた。
その後は両者ともにボールを持てる時間が続いたが、シティは前半19分、凄まじい速攻から横浜FMゴールを破った。ブラーボが敵陣にロングフィードを通すと、これをMFダビド・シルバが収めて攻撃スタート。DFティーラトンをかわしてデ・ブルイネにパスを出し、畠中を一瞬で抜き去ったデ・ブルイネは左足で撃ち抜いた。
ところが前半24分、横浜FMも同点に追いつく。中盤でタメを作ったMF扇原貴宏が前線にパスを送ると、受けた三好が右サイドにスルーパスを供給。これに反応した仲川のシュートはブラーボに阻まれ、こぼれ球につめたFWマルコス・ジュニオールのキックも防がれたが、ゴール前に走った遠藤が最後は冷静に流し込んだ。
直後、熱中症予防のため飲水タイムが取られると、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はDFカイル・ウォーカーに激しい身振り手振りで指示。その後はシティが主導権を握り、前半40分にはMFロドリとのワンツーで前を向いたデ・ブルイネが右足アウトのロングスルーパスを送り、抜け出したスターリングがゴールを決め、1点リードで前半を終えた。お互いにハーフタイムの交代はなし。後半4分、先に決定機を迎えたのは横浜FMだった。右サイドからのクロスに三好が右足で反応したが、シュートは大きく枠を外れた。対するシティは同6分、右サイドを攻め上がったウォーカーのクロスにD・シルバが頭で合わせたが、ボールはうまくミートしなかった。
シティは後半13分、B・シウバのパスにウォーカーが抜け出し、マイナス方向へのパスにスターリングが合わせたが、ゴールはオフサイドがあったとして取り消し。横浜FMは同13分、M・ジュニオールに代わってFW大津祐樹を起用した。すると同15分、美しいパスワークから遠藤のクロスに三好が反応したが、またしてもシュートは枠を捉えられなかった。
シティは同16分、D・シルバとサネを下げてMFイルカイ・ギュンドガンとMFフィル・フォーデンを投入。さらに同29分、ウォーカーとデ・ブルイネを下げてDFダニーロとFWルーカス・ネメヒャを入れた。
横浜FMは後半30分、一気に8人を交代。すでに神戸移籍が決まっているGK飯倉大樹を筆頭にDFドゥシャン、DF松原健、DF伊藤槙人、DF和田拓也、MF山田康太、MF泉澤仁、MF中川風希が入り、先発のうち三好と喜田だけがピッチに残った。同33分には、ネメヒャのシュートを飯倉がビッグセーブで阻んだ。
シティは後半37分、クラブ期待の18歳MFアドリアン・ベルナベを投入。横浜FMは中川が立て続けに決定機を迎えたが、なかなか決められず、ベンチ前のアンジェ・ポステコグルー監督が頭を抱えるシーンが続いた。対するシティは同アディショナルタイム、ベルナベのクロスにネメヒャが詰めて追加点。プレミアリーグ王者が3-1で勝利を飾った。
真っ向勝負の激闘はPL王者マン・Cに軍配!横浜FMは臆さず持ち味出すも、一歩及ばず
(Goal)
「EURO JAPAN CUP 2019」が日産スタジアムで行われ、横浜F・マリノスとマンチェスター・シティが対戦した。
開幕を約2週間後に控えるプレミアリーグ王者のマンチェスター・C。三連覇へ向けて準備を進める中、来日を果たして横浜FMとのフレンドリーマッチに臨んだ。来週に控えたリヴァプールとのコミュニティ・シールド、10日のウェストハムとの開幕戦を想定し、D・シルバや昨季チームMVPのB・シウバ、デ・ブライネら主力メンバーが多数先発。現状のフルメンバーとも言える布陣を組んだ。
対する横浜FMは、現在明治安田生命J1リーグで2位につけるなど好調を維持。プレミア王者との一戦では、マルコス・ジュニオールや仲川、遠藤ら、こちらも主力メンバーで臨んでいる。
1分で敵ゴール前でボールを奪うなど、試合序盤からマン・Cは高い位置でプレッシャーをかけていく。対する横浜FMも奪われた後の素早い切り替えでプレミア王者に臆すること無く正面からぶつかっていく。互いに徹底してボールを繋ぐスタイルを貫くなか、両チームの指揮官もテクニカルエリア最前で指示を送る。両チームともに高いDFラインの裏を積極的に狙ったパスを送るが、GKがボックスを飛び出して対応。試合を引き締める。
マン・Cは18分、先制に成功する。GKブラーボのロングパスにB・シウバが反応。巧みなボールコントロールでゴール前に前進すると、走り込んだデ・ブライネにラストパス。受けた17番は、ボックス内で冷静に切り返し、強烈なシュートを叩き込んだ。
ビハインドを背負った横浜FMだが、それでも果敢に攻め込み、24分に同点に追いつくことに成功する。三好のスルーパスに仲川が抜け出してシュートを放つと、GKブラーボに防がれる。それでもマルコスがこぼれ球を詰めに行くと、ブロックされたボールが遠藤の前にこぼれ、押し込んだ。勇敢な戦いを見せる横浜FMがすぐさま試合を降り出しに戻す。スタジアムからは大きな拍手が送られた。
失点の後、給水タイムでグアルディオラ監督はウォーカーやストーンズらDFラインの選手に熱心に指示を送る。34分、マン・Cはサイドチェンジからサネが一気にゴール前へ。ボックス内で2人をかわしてシュートコースを作ったが、右足でのシュートは枠を外れた。対する横浜FMも左サイドの遠藤を起点に良い形を作る。
マン・Cは37分、ショートカウンターでサネが抜け出すと、GKパク・イルギュにゴール左前で倒されFKを獲得。サインプレーからB・シウバがシュートを放ったが、枠の上に飛んだ。それでも40分、マン・Cが勝ち越しに成功。自陣でボールを受けたデ・ブライネがスターリングへスルーパス。背番号7は追いすがる2人を尻目に、冷静にGKとの一対一を制した。再び追いかける展開となった横浜FMだが、キックオフ直後に仲川がカットインからのシュートで相手守備陣を脅かす。横浜FMは45分、GKのパスに相手のプレッシャーを物ともせずに遠藤が反転。ワンツーで抜け出すが、GKブラーボの飛び出しに阻まれる。さらに遠藤と三好のワンツーでチャンスを作ると、飛び込んだマルコスがシュートを放つが、ここもGKブラーボのセーブにあった。グアルディオラ監督の指示・リアクションも更に激しくなっていくなか、前半はマン・Cの1点リードで折り返す。
両チームとも前半のメンバーを変えずに迎えた後半、横浜FMは46分に自陣からのビルドアップで前進し、三好がシュートを放つ。その後も後方のビルドアップで相手を剥がし、チャンスを作っていく。
49分、スローインをカットして逆サイドの仲川に展開。胸で落としたボールを喜田が受け、クロスを送る。三好が合わせたが、枠を外れた。対するマン・Cも、50分にウォーカーのクロスにD・シルバがヘッドで合わせた。57分、ウォーカーのクロスにスターリングが合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。
60分、マン・CはD・シルバとサネを下げてフォーデンとギュンドアンを投入する。グアルディオラ監督はテクニカルエリアを出て大声で指示を送り続ける。69分、仲川がカットインからシュートを放ったが、枠の左へ。ポステコグルー監督も大きなリアクションで悔しさを見せた。
後半の給水タイムでも、グアルディオラ監督は身振り手振りを交えてB・シウバらに指示を伝える。74分、マン・Cはデ・ブライネ、ジンチェンコを下げてアンジェリーノとネメヒャを投入。対する横浜FMは同タイミングで、神戸移籍が決定し、この試合がラストマッチとなるGK飯倉らを送り出した。78分、その飯倉はネメヒャのボックス内でのシュートを防ぎ、最初のセーブをみせる。
しかし、後半アディショナルタイム、マン・CはPA右からのグラウンダークロスにネメヒャが合わせてダメ押しの3点目を奪取。試合終了まで最後まで両チームとも自身のスタイルを貫いた一戦は、3-1でプレミアリーグ王者マン・Cが制した。65,052人を動員したゲームで横浜FMも臆することなく戦ったが、あと一歩及ばなかった。
先発メンバー発表!マンCは デ・ブルイネら豪華スター勢ぞろい。横浜は“ラストマッチ”の飯倉がベンチスタート
SOCCER DIGEST Web
7月27日、日産スタジアムで、『EUROJAPAN CUP 2019』の横浜F・マリノス対マンチェスター・シティが開催される(19時30分キックオフ)。
試合に先立ち、先発メンバーが発表された。シティはベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネやラヒーム・スターリングが名を連ね、注目の新戦力ロドリも含め、豪華絢爛といった陣容となった。
一方の横浜は、このゲームがラストマッチとなる守護神の飯倉大樹はベンチスタートとなった。