“最もタフなリーグ”で連覇
プレミアリーグでの連覇は10年ぶりらしい。
リバプールとの接戦でヒートしたことに
グアルディオラも感謝
2008年、コンパニーが来てロビーニョ獲得と
豪華なチームを作り始めて10年
プレミアリーグ連覇が普通に受け入れられる強いクラブに。
マンC、4敗も14連勝で連覇達成!史上初国内3冠狙う
(スポニチアネックス)
マンチェスターCがリーグ記録の昨季勝ち点100に次ぐ同98で連覇を達成。最終節で格下に先制を許したがエースFWアグエロ、今季加入のMFマレズらの得点で逆転勝ち。バルセロナとBミュンヘンでリーグ3連覇しているグアルディオラ監督は「一番タフな優勝だ」と誇った。
転機は1月3日、21節の直接対決だった。2位で勝ち点7差で追う首位リバプールにアグエロの得点などで2―1と競り勝った。指揮官は「負けて10差になれば(優勝は)難しかった」。その後17戦で16勝1敗。同17戦無敗ながら4引き分けのライバルを逆転した。
08年にクラブを買収したUAE王族の豊富な資金を背景に、最近8年で4度目のリーグ制覇。リーグ杯に続く今季2冠目で、18日にFA杯決勝でワトフォードに勝てばイングランド史上初の国内3冠となる。
マンC&リバプールで195!! 過去を大幅に上回る史上最高の優勝争いに
ゲキサカ[講談社]
12日にプレミアリーグ最終節が行われ、マンチェスター・シティが2年連続4度目の優勝を果たした。
32勝2分4敗でフィニッシュしたマンチェスター・Cが稼ぎ出した勝ち点は98。勝ち点1差で惜しくも優勝を逃したリバプール(30勝7分1敗)は勝ち点97で、上位2チームが1年間で積み重ねた勝ち点は合計で195に。『BBC』によると、この数字はプレミア史上最高となったようだ。
これまでの最高の成績は昨季のマンチェスター・Cとマンチェスター・ユナイテッドの181。今季は、この数字を14も上回った。
以下は、16-17シーズンのチェルシーとトッテナムの179、11-12シーズンのマンチェスター・Cとマンチェスター・U、04-05シーズンのチェルシーとアーセナルの178と続いている。
シティが本拠地で祝勝会、サポーターとリーグ連覇喜ぶ
AFP BB
試合後、シティの選手たちは約1万人のファンと優勝の喜びを分かち合うために遅い時間に飛行機で本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)へと飛び、サポーターは英人気ロックバンド、オアシス(Oasis)の「Wonderwall」を歌った。
選手は順にトロフィーを持ち上げ、最後は主将のヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)とグアルディオラ監督がそろって掲げた。
現地時間午後10時45分(日本時間13日午前6時45分)に始まったセレモニーでコンパニーは、「本当に誇りに思う」と話した。
「このチームは素晴らしい。夜のこんな時間にこの場所を埋め尽くすことができた。本当にありがとう」 【翻訳編集】 AFPBB News
プレミアリーグ“連覇”は10年ぶり。リバプールは史上最高の2位チームに
フットボールチャンネル
イングランド・プレミアリーグの最終節となる第38節の試合が現地時間12日に行われ、マンチェスター・シティが今季のリーグ優勝を決めた。1ポイント差で追っていた2位リバプールは惜しくも2位に終わった。
アウェイでブライトンと対戦したシティは、先制を許しながらも逆転して4-1の勝利。リバプールもウォルバーハンプトンに2-0の勝利を収めたが、1ポイント差を守ったシティが昨季に続いて2年連続6回目のリーグ優勝を決めた。
複数の強豪クラブが覇権を争い、毎年のように優勝チームが入れ替わっていたプレミアリーグにおいて、連覇を達成したチームが出たのは10年ぶり。サー・アレックス・ファーガソン氏の率いたマンチェスター・ユナイテッドが2006/07シーズンから2008/09シーズンまでの3連覇を達成して以来となった。
シティは昨季達成した勝ち点100の最多記録には届かなかったものの、歴代2位の勝ち点98を獲得。リバプールは2位チームとしては過去の最多記録を6ポイント上回る勝ち点97を獲得し、1位と2位の合計勝ち点(195)は過去最多だった昨季(181)をさらに14ポイント上回るなど、数字的にはリーグ史上最もハイレベルな優勝争いとなった。
「リバプールが1-0と聞こえていたけど」、マンC主将コンパニは冷静さ失わず
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティの連覇に、キャプテンを務めたDFビンセント・コンパニも喜びを爆発させた。クラブ公式サイトが伝えている。
コンパニにとっては2011-12シーズン、13-14シーズン、そして昨シーズンに続いて4度目の栄冠となる。その中でも今回の優勝は格別のようで、「今まで一番厳しく、そして一番満足感のあるプレミアリーグタイトルになった」と語る。
最後まで勝ち点1差で優勝争いを演じたリバプールの印象について、「本当に文字通り並外れていたよ」と絶賛。そのうえで、「私たちはホームのエティハドで彼らに勝利した。それが違いを生み、鼻の差で優勝を掴んだ」とターニングポイントを振り返った。
また、試合中は自分たちのプレーに集中するようにしており、他会場の途中結果も「知らなかったよ」と明かす。「ブライトンのサポーターが『リバプールが1-0だぞ』と歌っていたのは聞こえたけどね。先制を許したけど、これまでの経験から落ち着いていたよ」とスタンドから耳に入りはしたものの、冷静を保つことができたという。
「私たちはギャップとスペースを見つけていた。ピッチの流れはスローだったが、やれることはすべて成し遂げた。素晴らしかったね」
すでにカラバオ杯を手にしているシティは今季2冠を達成。さらに18日にはFA杯決勝でワトフォードと対戦し、史上初の国内3冠を目指す。「今はFA杯決勝が楽しみだ。(国内3冠は)前例がないからね。もうワトフォードのことを考えているよ」
名将ペップ、2連覇達成でプレミアリーグに独自見解 「最もタフなリーグ」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは、現地時間12日に行われたプレミアリーグ最終節でブライトンに4-1で勝利し、2連覇を達成した。名将は試合後の会見で、「プレミアリーグが最もタフなリーグ」と語った。スポーツ専門テレビ局「ESPN」英国版が報じている。
シティは最終節を前に、2位リバプールに勝ち点差「1」をつけて首位に立っていた。最終節では17位ブライトンとアウェーで対戦。先制を許す展開となったが、その後アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロらのゴールで逆転し、シティは4-1で快勝してプレミアリーグ優勝を決めた。
今季のシティは怒涛の14連勝を含む32勝2分4敗という成績で、勝ち点を「98」まで積み上げた。最終節でウォルバーハンプトンに2-0で勝利したリバプールの勝ち点は「97」で、今季のプレミアリーグは勝ち点1差で優勝が決まる稀に見る接戦で幕を閉じた。
今回の優勝で監督として8回目のリーグ制覇を成し遂げたグアルディオラ監督は、試合後の会見にで「我々が勝ち得たなかで最もタフなリーグだった。プレミアリーグの他にドイツやスペインでの経験があるが、プレミアリーグが最もタフなリーグだ」と振り返り、未来についてもコメントしている。
「疲れ果てているのを否定はしないが、勝利には中毒性がある。そして今、我々にはFAカップで優勝して(国内)三冠を手にするチャンスがある。それから、来季はさらに強くなって戻ってくるために決断をしなければならない。リバプールは(強さを)維持するだろう。だから、我々はもっと強くなる必要がある。競争する世界で生きる人は満足することがない。満たされることはないし、さらに渇望する。今回の2連覇はそれを私に証明した。選手たちは一度だけでは満たされなかったことを示してくれた」
そしてグアルディオラ監督は、史上初となる国内三冠をかけて挑む18日のFAカップ決勝ワトフォード戦に向けて、「イングランドで誰も成し遂げたことがないから、我々はその試合に向けて照準を合わせ、立ち向かってチャレンジしなければならない。もちろん、FAカップも決勝進出を達成するのが簡単ではない。それでも我々は優勝するために努める」と、意気込みを語っていた。
プレミアでの連覇を噛みしめるペップ、「私のキャリアで最も過酷なものだった」
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティは12日、プレミアリーグ最終節で勝利し、2年連続6回目のリーグ優勝を達成した。クラブ公式サイトでは、ジョゼップ・グアルディオラ監督が喜びを伝えている。
最終節を残して2位リバプールとは勝ち点1差。シティは引き分けでも順位逆転を許す可能性があり、確実に優勝を掴むためには勝利が絶対条件となった。ブライトンに先制されたシティだったが、その後は今シーズンの強さを見せつけ、結果は4-1。他会場のリバプールも2-0で勝利を収めたが、自力で優勝を掴んだ。
グアルディオラ監督は「まずリバプールにおめでとうと言いたい。そしてもちろん感謝をしている。昨季以上に私たちの力を押し上げてくれたからだ」とライバルをねぎらう。「2シーズンで合計198ポイントを勝ち取ったことは驚くよ。最後の3か月間はタイトルを取るために14連勝し、1ポイントも落とすことはできなかった。このプレミアリーグタイトルは私のキャリアの中で最も過酷なものだった」と今季リーグ戦を振り返った。
「この国で連覇を成し遂げたということは、本当にうまくいったということ。来季はもっと厳しくなるが、私たちもさらに強くなるよ。また来季もこの座に戻ってくるつもりだ」
グアルディオラ監督、激闘を繰り広げたリヴァプールに感謝「本当にありがとう」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督がチームのプレミアリーグ2連覇達成について語った。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
マンチェスター・Cは12日に行われたブライトン戦で1-4と逆転勝利を収め、勝ち点差「1」で2位につけていたリヴァプールを振り切って見事プレミアリーグ2連覇を達成した。試合後、グアルディオラ監督は「タイトルを勝ち取るために私たちは14試合連続で勝ち続けたんだ。これは今までの私のキャリアでもっともタフなタイトルだよ」と、今回の優勝が特に難しかったとコメントした。さらにグアルディオラ監督は「もちろん私はリヴァプールを祝福しなければならない。本当にありがとう」と激闘を繰り広げたライバルに感謝を述べ、熾烈を極めた優勝争いを振り返った。
「普通なら100ポイントも取れば流れも悪くなりそうなものだが、リヴァプールのおかげで我々は一貫性を持つことができたよ」
また、来シーズンも優勝すれば3連覇達成となることについて、グアルディオラ監督は「それはよりタフなものけど、我々ももっと強くなるだろうね。2連覇した時に私が思ったことは来シーズンまた戻ってきて今の自分たちに挑戦しようということだよ」と来シーズンのリーグ制覇にも意欲を見せた。過去にプレミアリーグを3連覇した実績があるのはマンチェスター・Uのみで、同クラブは1998-99から2000-01シーズンと2006-07から2008-09シーズンの2回3連覇を達成している。
マンチェスター・Cは今シーズン、プレミアリーグとカラバオ杯の2冠を達成。18日にはFAカップ決勝でワトフォードと対戦し、優勝すれば国内3冠達成となる。
「シティは2シーズンで198ポイントを挙げたんだ…」勝点1差で優勝を逃したリバプールの指揮官クロップ、宿敵を祝福
SOCCER DIGEST Web
今シーズンも熾烈さを極めたプレミアリーグは、現地時間5月12日に開催された最終節で、ブライトンを破ったマンチェスター・シティのクラブ史上初の連覇で決着した。
ブライトンに先制されながらも、地力の差を見せつけ、結果的に4-1と圧勝して快哉を叫んだシティ。その一方で辛酸をなめたのがリバプールだ。
本拠地アンフィールドで行なわれた最終節でウォルバーハンプトンを2-0と破って、勝点を97に積み上げながらも、わずか1ポイント差で29年ぶりの国内リーグ制覇を果たせなかったのである。
今シーズンは開幕から快調に飛ばし、敗れたのはたった「1試合」。勝点97は、1勝につき3ポイントというルールが制定された1981年以降でクラブ史上最多だ。
栄冠を掴み取ることはできなかったものの、文字通りのクラブ史に残る快進撃を披露したシーズンを終えたリバプール。試合後のアンフィールドで巻き起こった万雷の拍手は、いかに優れた“敗者”だったかを証明するものだった。
無論、指揮官も手応えを感じている。
試合後、英公共放送『BBC』のフラッシュインタビューに応じたユルゲン・クロップ監督は、笑顔を浮かべながら開口一番に「シティにおめでとうと言わせてくれ」とライバルを称えた。
「なんてタイトルレースだろうか。我々は1ポイント足りなかっただけだが、それはペップとそのスタッフたちが素晴らしい仕事をしたからだ。彼らは2シーズンで198ポイントも挙げたんだ……。これは偉業としか言えないよ。私はリスペクトと賛辞を贈るよ!」
そして、51歳のドイツ人指揮官は、続けざまに自軍のシーズンを通しての出来を褒めちぎった。
「もちろん、この結果は辛いよ。困難な状況に向かって全力を尽くしたが、十分ではなかった。ただ、我々が一年を通してやってきたのは、本当に信じられないことだ。そして、何よりも今週末の目標であった勝点97を達成できた。これは自分たちの歴史に刻むべきである特別なことだ」
さらにクロップは、「私が率いたなかで最高のリバプールだった。これは100パーセント、間違いない」と力強く誇った。
「素晴らしいシーズンだったと思う。強いライバルとの厳しい戦いのなかで、選手たちは本当に良くやったよ。我々は適切かつ賢く成長をしている。昨シーズンに作った基礎をベースに、チームは信じられないほどに大きな一歩を踏み出した。ただ、その成長と改善は終わっていないよ。最も壮観な形での終わりは迎えられなかったが、今シーズンの出来は、我々の将来がいかに優れているかを示すものだと言えるね」
惜しくもプレミアリーグ制覇はならなかったが、レッズにはビッグタイトル獲得の可能性が残されている。言わずもがな、現地時間6月1日にマドリードで開催されるトッテナムとのチャンピオンズ・リーグ決勝だ。
はたして、熱血漢クロップが率いるチームは、2シーズン連続となる檜舞台で、レアル・マドリーに敗れた昨シーズンの雪辱を果たせるか。
「リヴァプールがいなければ…」PL連覇達成のグアルディオラが優勝争いの宿敵に感謝
(Goal)
12日に行われたプレミアリーグ最終節でマンチェスター・Cは敵地でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦。この試合に勝利すれば優勝が決定するマンチェスター・Cだが、ブライトンに先制点を許し、暗雲が立ち込める。しかし、そのわずか1分後にセルヒオ・アグエロがネットを揺らすと、その後も得点を重ねて4-1で勝利。この結果、2位リヴァプールと勝ち点1差ながら2シーズン続けてのトロフィーを掲げることが決まった。
今シーズンのリーグ戦で両チームともに勝ち点95以上を獲得するなど壮絶な優勝争いを繰り広げたマンチェスター・Cとリヴァプール。試合後、タイトル獲得を決めたグアルディオラ監督は、『スカイスポーツ』で苦しいタイトルレースだったと心境を吐露した。
「我々はリヴァプールにおめでとうと言いたいし、とても感謝している。彼らは我々の力を最大限に引き出し、押し上げてくれた。98ポイントを獲得して、連覇を達成するなんて驚くばかりだ。そして、(リーグ戦)14連勝を達成してタイトルを手にした。1ポイントたりとも落とすことは許されなかった。我々が獲得したこのタイトルは、私のキャリアの中で紛れもなく最も難しいものだ」
2シーズン連続のプレミアリーグ優勝とカラバオカップ制覇を成し遂げたマンチェスター・Cは、国内3冠を目指し、18日にワトフォードとのFAカップ決勝を戦う。圧倒的な力を誇示して優勝した昨シーズン以上の成績を収められる可能性を残すグアルディオラ監督は、シーズンを通してのチームパフォーマンスに満足を示した。
「我々はコミュニティーシールド、カラバオカップ、プレミアリーグを取って、そしてFAカップ決勝を迎える。我々には違いを作れる選手は誰一人としていないから、チームとして戦わなければならなかった。お互いに刺激し合い、私も彼らを奮い立たせ、彼らも私やスタッフを押し上げてくれた」
「1つのタイトルだけだったら取れるかもしれない。しかし、素晴らしい監督や巨額の資金を投じるクラブを相手にリーグ連覇を成し遂げられたことは、我々が本当によくやったということを意味している。来シーズンはさらに難しくなるだろう。しかし、我々もさらに強くなる。再びこの舞台に戻って来て、これを再現できると信じている」
リバプールとシティの明暗分けた“11.7ミリ”の決定的瞬間に脚光 「無敵のシーズンまで…」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
リバプールは現地時間12日、プレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。勝ち点97に伸ばしたものの、首位マンチェスター・シティがブライトンに4-1で勝利し勝ち点98で終えたため、1ポイント差の2位でリーグ戦を終えることになった。悲願のプレミア制覇にあと一歩届かなかったが、英公共放送「BBC」は、リバプールとシティの明暗が分かれたゴールラインテクノロジーの決定的瞬間に脚光を当てている。
リバプールは最終節でウォルバーハンプトンを迎え撃ち、前半17分、後半36分にセネガル代表FWサディオ・マネがゴールを奪って2-0で勝利した。リーグ戦38試合で30勝を収め、わずか1敗。勝ち点も「97」とプレミア歴代3位の好成績を残したが、シティがブライトンを4-1で撃破し、勝ち点を「98」に伸ばしたため、歴代最高峰の激戦を演じたものの、わずか1ポイント差で悲願のプレミア制覇を逃すことになった。
リバプールにとっては残酷な結末となったが、「BBC」は「ほんのわずかな差がシティとリバプールを隔てた」と見出しを打って報じ、1月3日の第21節に行われたシティとの直接対決で起きた紙一重のノーゴール判定にスポットライトを当てている。0-0で迎えた前半18分、シティのクリアミスからボールがゴールラインを割ったかに思われたが、わずかにライン上に残っていたとして得点は認められなかった。結果的に、天王山を1-2で落とすことになった。
記事では「どれほどの僅差だったか? ゴールラインテクノロジーはゴールラインを11.7ミリメートル割っていないという判定だった」と説明し、「タイトルまであと11.7ミリ、無敵のシーズンまであと11.7ミリだったのだ」と、その紙一重の距離が明暗を分けたことを強調している。リバプールはトットナムとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えているものの、プライオリティーはリーグ制覇に置いていたため、最大の目標をあと一歩のところで達成できず終えることになった。
プレミア初連覇達成のマンCの更衣室に来日直前の伝説的ロッカーが! 愛する選手たちに生歌を披露
SOCCER DIGEST Web
現地時間5月12日に一斉開催されたプレミアリーグ最終節で、ブライトンと敵地で対戦したマンチェスター・シティは4-1と完勝。見事にクラブ史上初の国内リーグ連覇を成し遂げた。
27分にブライトンのグレン・マレイに先制ゴールを決められ、肝を冷やしたシティだったが、直後の28分にセルヒオ・アグエロが同点ゴールをねじ込んで落ち着きを取り戻すと、38分にエメリック・ラポルテ、63分にリャド・マハレズが決めて相手を突き放す。最後は72分にイルカイ・ギュンドアンがトドメの一撃を見舞って、趨勢を定めた。
怒涛の14連勝でリバプールとのデットヒートを制したシティ。同リーグで連覇を成し遂げたのは、宿敵マンチェスター・ユナイテッド(2007-08、08-09)以来の快挙とあって、敵地に駆け付けたシチズンズ(シティの愛称)のサポーターたちも大いに沸いた。
そんなシティ・サポーターたちのなかに一人の大物ミュージシャンが混じっていた。世界的ロックバンド『オアシス』の元ギタリスト兼ボーカリストであるノエル・ギャラガーだ。
同じく元オアシスのボーカリストである弟のリアム・ギャラガーとともに熱烈なシティ・サポーターとして知られるN・ギャラガーは、敵地での試合にもかかわらず、スタンドで愛するチームに声援を送っていたのである。
そして、N・ギャラガーは、試合後にお祭りムード一色のシティのロッカールームを訪問。そこでオアシスの名曲であり、指揮官のジョゼップ・グアルディオラが試合前にモチベーション向上のために選手たちに聞かせているという『Wonderwall』を生歌で披露したのだ。
このスペシャルなサポーターのサプライズ訪問には、選手たちも歓喜。チームのメインキャストの一人であるベルナルド・シウバは自身のツイッターを更新し、「Today is gonna be the day(今日という日は)」と『Wonderwall』の一節とともに、プレミアリーグのトロフィーをN・ギャラガーと掲げる写真を掲載した。
遠路はるばるブライトンまで駆けつけるほどのシティ愛を見せつけたN・ギャラガー。なお、彼は今月15日から来日公演を予定しており、今頃はその荷づくりに追われているかもしれない。
マンCのリーグ制覇をあの熱狂的サポが祝福!…ロッカールームの生歌で盛大に祝福
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
2018-19シーズンのプレミアリーグは、最終節までもつれにもつれた壮絶なタイトルレースの末、マンチェスター・Cが4度目のリーグ王者に輝いた。
2位のリヴァプールとの勝ち点さはわずか「1」。両チームが積み重ねた勝ち点(マンチェスター・Cは「98」、リヴァプールは「97」)は、いずれもプレミアリーグ歴代2位と3位の数字で、いかにハイレベルな優勝争いだったかが伺えるだろう。
そして、この優勝に誰よりも歓喜したある人物がいる。イギリスのロックバンド、オアシスのメインソングライターで、現在はソロ・プロジェクト『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』で活躍しているノエル・ギャラガーだ。
マンチェスター・Cの熱狂的なサポーターとして有名なノエル・ギャラガーは、優勝を決めた敵地のブライトン戦後、歓喜に沸くロッカールームを訪れた。すると、興奮冷めやらぬ選手たちと一緒に、オアシスの名曲『Wonderwall』を熱唱。ロッカールームの熱気は最高潮に達し、愛するチームのタイトル獲得に花を添えた。
なお、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは、5月15日から来日公演を行う予定となっている。
マンCがプレミア連覇、リバプールは1敗でV逸
日刊スポーツ : nikkansports.com
マンチェスターCが、リバプールとのデッドヒートを制して栄冠に輝いた。
先制点を許したが、FWアグエロらが4得点。終わってみれば力の差を見せつける快勝だった。歴代2番目(最高勝ち点は昨季の100)に高い勝ち点「98」を稼ぎ出した。それでも最終節までもつれての優勝にグアルディオラ監督は「これまで獲得した中で、最も困難なリーグの優勝」と率直な気持ちを話した。
主将DFコンパニーも「最も厳しく、苦しんだ優勝」と語った。3月3日に首位に浮上したが、リバプールが残り9節を全勝と猛追。引き分けすら許されない中、リバプールを上回る14連勝で終止符を打った。歴代3位の同「97」で終え、シーズン1敗しかしていないリバプールに対して指揮官は「感謝を伝えなければならない。我々のレベルを引き上げてくれた」と語るほどの大激戦だった。
グアルディオラ監督が「タイトル獲得するには3カ月間、勝ち点1すら落とせなかった。信じられない」と語った史上最高の優勝争いを勝ち抜いて、次は3連覇を目指す。現行のプレミアリーグになった1992-93年シーズン以降の3連覇は、同じ街のマンチェスターUのみ。憎きライバルを黙らせるためにも、来季も覇権をつかみ取る構えだ。
ペップ、“モウリーニョ超え”でタイトル数歴代5位。キャリアわずか10年で達成
フットボールチャンネル
イングランド・プレミアリーグの最終節となる第38節の試合が現地時間12日に行われ、マンチェスター・シティが今季のリーグ優勝を決めた。ジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては、指導者としてのキャリアで26個目の主要タイトル獲得となった。
リバプールと熾烈な優勝争いを演じてきたシティは、1ポイント差のリードを守って最終節へ。アウェイでブライトンと対戦した12日の試合では先制点を奪われたが、4-1の逆転勝利で優勝を決めた。
グアルディオラ監督はこれで指導者として26個目のタイトル獲得。スペイン紙『マルカ』などによれば、25個で並んでいたジョゼ・モウリーニョ氏を上回り、タイトル獲得数は世界で歴代5位タイとなった。
最多のタイトルを獲得しているのは元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏で、49個という圧倒的数字。元シャフタール・ドネツクなどのミルチェア・ルチェスク氏が32個、元ディナモ・キエフなどのヴァレリー・ロバノフスキー氏が30個、元バイエルン・ミュンヘンなどのオットマー・ヒッツフェルト氏が28個で続き、26個となったグアルディオラ監督はブラジル代表やジュビロ磐田などの元監督であるルイス・フェリペ・スコラーリ氏と並んでいる。
グアルディオラ監督は2008年に就任したバルセロナでリーグ優勝3回、チャンピオンズリーグ優勝2回など14のタイトルを獲得。バイエルン・ミュンヘンではリーグ3連覇など7タイトル、シティではこれまでに5つのタイトルを獲得している。今季はFAカップ決勝にも進んでおり、27個目のタイトル獲得の可能性もある。
バルサ退任後に1年間休養した期間を除けばわずか10年間という、監督としてはさほど長いわけではないキャリアですでに歴代上位のタイトルを手にしてきた。まだ48歳の指揮官は今後どこまで記録を伸ばしていくのだろうか。
優勝の卓にデザートを添えた」 シティ司令塔の“並外れて豪華”な直接FK弾に海外称賛
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
マンチェスター・シティは現地時間12日、プレミアリーグ最終節でブライトンと対戦し、敵地で4-1と勝利。リバプールとの熾烈な一騎打ちを制し、リーグ連覇を達成した。海外メディアはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが決めた4得点目の直接FK弾に「並外れて豪華」「勝利のテーブルにデザートを添えた」と表現し、賛辞を送っている。
2位リバプールとの壮絶な優勝争いを演じてきたシティは、勝ち点95で1ポイントのリードを保って最終節のブライトン戦を迎えたが、前半27分にCKから先制点を与える展開に。しかし1分後の同28分にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが同点弾を決めると、同38分にはDFアイメリク・ラポルテがCKからヘディングシュートを叩き込み、あっという間に逆転した。
後半に入ると、余裕が生まれ始めたシティは試合の主導権を完全に握り、後半18分にはアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが右足の強烈ミドル弾を叩き込んでリードを拡げることに成功する。そして、3-1で迎えた同27分、約25メートルの距離でFKを得ると、ギュンドアンが壁を超える鋭い弾道のシュートをゴール右上に突き刺し、優勝を決する追加点を奪った。
海外メディアはギュンドアンのスペクタクルな一撃に注目。ペルー紙「エル・コメルシオ」は「プレミアで戴冠する壮大なFK弾」と見出しを打って報じると、ペルーメディア「trome」は「ギュンドアンの信じられないゴールでタイトル奪取に貢献」と綴り、直接FK弾を「並外れて豪華」と絶賛。「晩餐会でギュンドアンは優勝の卓にデザートを添えた」と表現した。
シティにとっては中盤戦以降追われる構図となり、プレッシャーがかかるなかでシーズンを過ごしたが、破竹の14連勝でリーグを走り切り、見事な連覇を達成している。シティの戦いの締めくくりとして、ギュンドアンの美しい一撃はふさわしいものとなった。