ちょこちょこ出てくるシティがメッシを獲得
の話題だが今回もグアルディオラはメッシを
一度も誘ったことないと怒る
「一度も誘ったことはない」 ペップがメッシ獲得報道に不快感を示す
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マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督がバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得報道に不快感を示しているようだ。2日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。
しかしスペインメディアが、マンチェスター・Cが現行契約で設定されているとされる2億5000万ユーロ(約322億円)の契約解除金を支払い、5年契約のオファーを用意していると報じており、周囲が騒がしくなっていた。
これに対しグアルディオラ監督は獲得報道を完全に否定。次のようにコメントを残し辟易している様子を見せた。
「私はバルセロナから出て、バイエルンやマンチェスター・Cに行ったとき、一度もメッシを誘ったことはない。バイエルンでもマンチェスター・Cでも彼の獲得を望んだことはないし、バルセロナでどれほど重要な選手なのかを理解している。彼はバルセロナにとどまりたいとこれまで何千回も話してきた」
一部報道によるとメッシは現在、バルセロナと新契約締結に向けて会合を持っていると伝えられ、契約延長で合意に達した場合には契約解除金が現在設定されている2億5000万ユーロ(約322億円)から7億ユーロ(約903億円)まで引き上げられるとも伝えられている。
メッシに昨年浮上した「バルサ退団危機」 マンCが325億円で獲得打診とスペイン紙報道
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バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは10代前半の頃からクラブの下部組織で育ち、31歳となった今も世界ナンバーワンプレーヤーとしての地位を揺るぎないものとしている。しかしそんなメッシに昨年、バルサ退団の危機があったとスペイン紙「エル・ムンド」が報じている。そのオファーを出したとされるのは、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティだという。
引き抜きを画策したのは、かつてバルサ副会長を務め、現在はシティのCEOを務めるフェラン・ソリアーノ氏だ。メッシの父親で代理人を務めるホルヘ・メッシ氏と2016年12月から17年11月にかけて複数回にわたって接触し、もしメッシのシティ加入が決まった際にはインセンティブでホルヘ氏に5000万ユーロ(約65億円)もの大金が支払われる条項になっていたと伝えている。
もちろん、バルサとメッシ本人に対しても莫大な移籍金と契約条件が提示されていた。バルサへの移籍金は2億5000万ユーロ(約325億円)、メッシに対しても5年契約で2億5000万ユーロ、年俸換算で5000万ユーロを支払う態勢を整えていたのだという。
ただしバルサとしては、やすやすと首を縦に振るわけにはいかなかった。この年の夏にはブラジル代表FWネイマールをサッカー史上最高額となる2億2200万ユーロ(約286億円)の移籍金でパリ・サンジェルマン(PSG)に放出している。そこから数カ月で莫大な金額が得られるとはいえ、絶対的なエースであるメッシを手放すわけにはいかなかった。
結局メッシとバルサは、17年11月に新たに4年の契約延長で合意した。シティからの条件提示を受けて、年俸においては3500万ユーロ(約45億円)、そして契約解除金は7億ユーロ(約903億円)という天文学的な金額が設定されたという。最終的にはバルサでのプレー継続を選択したメッシだが、もしこのオファーが実現していれば――サッカー史に残るビッグディールだったことは間違いない。