ギュンドアンが2人の監督を語る
ドルトムントで一緒だったクロップ
プレミアに来る際は相談し大丈夫だ、と後押ししてくれた
そしてグアルディオラは世界最高だ、と
ギュンドアンのプレミア行きを後押ししたのはクロップ 「完璧にフィットすると言ってくれた」
(Goal)
この夏マンチェスター・シティに加わったドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンだが、恩師の助言がプレミアリーグ行きを後押したそうだ。選手本人がドイツ『シュポルト・ビルト』で明かしている。
ボルシア・ドルトムントからシティに移籍したギュンドアンは、新たなクラブで上々のスタートを切っている。先週のチャンピオンズリーグ(CL)ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦で加入後初出場を果たすと、続くプレミアリーグ第5節ボーンマス戦ではゴールを決めた。
そんなギュンドアンだが、新たな挑戦に多少の不安を覚えていたのかもしれない。移籍を決断する前に、ドルトムントで4年間指導を受け、去年の秋からリヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督からアドバイスをもらったという。
「正直、彼にプレミアリーグが僕に合っているのか聞いたよ。彼は『イエス』と答えて、僕がここを居心地良く感じるだろうと話してくれた。プレースタイルに完璧にフィットするだろうともね」
いずれにせよ、今季からシティで指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督からの誘いに断りを入れることはできなかったかもしれない。
「彼は信じられないほどのカリスマ、オーラを持っている。それにサッカーを知る人なら分かることだけど、ペップのサッカーは常に(相手を)圧倒しつつ、成功に結び付くスタイルだ」
「彼が欲しいと言うなら、それは高い評価を意味する。僕は彼が望んだ最初の選手だったんだ。そのときはまだケガしていたのにね。それは多くを物語っていると思う。彼は非常に高い基準を求めるが、それに応えることができれば、100%成長できることを確信している」
ギュンドアンが語るクロップ&ペップの違いとは? 「2人とも情熱的だが…」
(Goal)
ギュンドアンは、新天地で好パフォーマンスを披露できていることに満足している様子だ。イギリス『エクスプレス』が、背番号8のコメントを伝えている。
「チームにこれほどのクオリティーがあって、本当にハッピーだね。でも今までの印象だと、僕たちはフレキシブルに戦っていく必要があるだろう。ここでは、30分間も同じ役割を務めることにならない。常にそれを変えていくんだ」
ドルトムントでは、ユルゲン・クロップ現リヴァプール監督の下で4年間にわたりプレーしたギュンドアン。同指揮官とグアルディオラ監督との違いについては、次のように語った。
「2人ともワールドクラスの監督で、それぞれ特有のクオリティーを有する。ユルゲンのほうがもっと感情的、と言うのはフェアではないかもしれないが、彼がサイドラインで一瞬一瞬を噛みしめている姿を見れば、ドルトムントが彼の下でなぜあれほどの成功を手にしたのか理解できると思う」
「ペップも彼と同じくらい情熱的だが、雰囲気が違うね。彼はどちらかと言えば、試合を読み、想像できる限りの状況を予想し、それへの備えを怠らない天才だ。彼は僕たちにどうやってスペースを生み出し、解決策を見つけるのか教えてくれるんだよ。彼のような監督はほかにはいないし、おそらく世界最高の監督だね」
ギュンドアン、2人の名将語る 「クロップはより感情的、ペップは…」
(ISM)
マンチェスターC(イングランド)MFイルカイ・ギュンドアンが、ドルトムント(ドイツ)時代に指導を受けたリヴァプール(イングランド)のユルゲン・クロップ監督と、マンCのペップ・グアルディオラ監督の印象を語った。英『デイリー・スター』紙(電子版)が現地時間19日(以下現地時間)に伝えている。
ギュンドアンはクロップ監督率いるドルトムントで、2012年のブンデスリーガ制覇などを経験。この夏マンCへと移籍し、17日のボーンマス戦でプレミアリーグ初ゴールを記録した。
2人の名将についてギュンドアンは、「どちらもそれぞれの質を持つ、ワールドクラスの指揮官だ」とコメント。「ユルゲンの方がより感情的というのはフェアではないだろうが、ピッチサイドでの振る舞いを見れば、ドルトムントが成功した理由も理解できるだろう」と、クロップ監督を讃えた。
一方でグアルディオラ監督については「ペップも同様に情熱的だが、方法が異なる。より天才的で、試合を読み、想像し得るすべての状況をカバーする。つねにスペースのつくり方を示してくれて、解決策を見つけてくれる。彼のような監督はいないんだ。だからおそらく、世界最高なんだよ」と絶賛している。