ほぼ移籍確実だったハートがいよいよイタリアへ
メディカルチェックへ
ハートがローンでイタリア移籍か、トリノでメディカルチェックへ 英報道
(AFP=時事)
16-17イングランド・プレミアリーグ第3節、マンチェスター・シティ対ウェストハム。試合前のウオーミングアップに臨むマンチェスター・シティのジョー・ハート(2016年8月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
ハートは、イングランド内のクラブへの移籍を求めていたが、先週エバートン(Everton)が関心を示さなかったことでその希望が断たれていた。イングランド代表として、9月4日に控える2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選のスロバキア戦に向けた合宿に参加しているハートに対し、イングランドサッカー協会(FA)は一時的にチームを離れることを許可している。
2010年から代表チームの守護神を務めているハートだが、シティでは就任したジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督に冷遇されている。
グアルディオラ監督は、昨季2番手GKながらキャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2015-16)優勝に貢献したウィリー・カバジェロ(Willy Caballero)や新加入のクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)に次ぐ3番手GKに、事実上ハートを格下げしている。
シティに加入して10年となったハートの移籍期限は、今月31日までとなっている。ハートのローン移籍を促進するため、シティ側は同選手の週給11万ポンド(約1450万円)の一部を負担するものと見込まれている。【翻訳編集】 AFPBB News
ハートの新天地はイタリア?トリノ移籍が決定的と英紙
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティに所属するイングランド代表GKジョー・ハート(29)の新天地はイタリアになるかもしれない。英『スカイ・スポーツ』が報じている。
シティ不動の守護神として長年活躍してきたハートだったが、GKにも高い足もとの技術を要求するジョゼップ・グアルディオラ監督の就任に伴い、定位置を失ってしまった。さらにバルセロナからGKクラウディオ・ブラーボが加入し、GKウィリー・カバジェロに次ぐ3番手に降格するとみられている。
出場機会を得るため、エバートンなどが移籍先として候補に挙がっていたが、ロナルド・クーマン監督が「ウチは興味はないよ」と噂を完全否定していた。
そんな中、シニシャ・ミハイロビッチ監督が指揮するトリノが獲得に乗り出した模様。さらにハートはイングランド代表から一時離脱の許可を得て、メディカルチェックのためイタリアに向かうとのこと。加入は間近とみられている。
マンCでペップに冷遇されたGKハートにトリノ移籍浮上 出場機会を求めセリエA初挑戦か
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
昨季に日本代表FW本田圭佑が所属するACミランを率いたシニシャ・ミハイロビッチ監督が今季から率いるトリノが、マンチェスター・シティで出場機会を失ったイングランド代表GKジョー・ハートの獲得に近づいているという。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
今季からジョゼップ・グアルディオラ監督が就任したシティは、25日にバルセロナからチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの獲得を発表した。ペップ監督の肝いりの補強とあって、ハートはシティでレギュラーポジションを失い、駆け込みでの移籍が予想される状況に陥っていた。
来季の欧州カップ戦出場権を目指すミハイロビッチ監督率いるトリノは、この状況を受けて素早く動き、移籍交渉をスタート。選手サイドにも早急に契約をまとめる意思があったこともあり、期限付き移籍の方向で交渉がまとまり、現地時間30日にもメディカルチェックを受けることになるとレポートされている。
イングランド代表にとっても朗報に
トリノはリーグ開幕戦でミハイロビッチ監督の古巣ミランと敵地で対戦したが、2-3で敗れた。試合終了間際に同点PKの大チャンスを得たものの、エースFWアンドレア・ベロッティのキックはミランの17歳守護神ジャンルイジ・ドンナルンマに弾き出された。セルビア人指揮官は試合後に「去年、デビューさせるんじゃなかったよ」とジョーク交じりにドンナルンマを称賛していたが、自身のチームのゴールマウスにも実力者を確保することに成功した模様だ。
ハートが出場機会を得ることは、欧州選手権後にロイ・ホジソン監督が辞任してサム・アラダイス監督にバトンタッチしたイングランド代表にも朗報となる。昨季リーグ戦35試合に出場し正守護神としてシティのゴールを守ってきたハートにとっては初のイタリア挑戦となるが、“守備の国”でどのようなゴールキーピングを見せてくれるだろうか。
ペップの冷遇受ける英国最高GKがトリノ移籍秒読み ハート代理人「交渉はすでに完了した」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!
彼の運命はペップ・グアルディオラの到来によって大きく変わってしまったようだ。プレミアリーグのマンチェスター・シティでプレイするイングランド代表GKジョー・ハートが、セリエAのトリノ移籍に近づいている。
2006年よりシティに加入しブラックプールやバーミンガムなどへのレンタルを経て、幾多の名手を差し置き守護神の座に君臨。2008年6月からはイングランド代表としてもデビューし、国内最高GKとの呼び声も高いハートだが、今夏にペップが新監督に就任したことで、その運命は180度変わっている。新監督から冷遇を受け、ウィリー・カバジェロにスタメンの座を奪われた同選手は、シニシャ・ミハイロビッチ監督率いるトリノへのローン移籍手続きを進めるべく、すでに帯同中のイングランド代表を離脱する許可を得たと英『Telegraph』が報じた。しかしトリノに負担できるハートの年俸はおよそ3分の1のみで、一部はシティが負担する可能性もあるという。また同メディアはハートの代理人が伊『Tuttosport』に語ったとされる「交渉はすでに完了した。シティはOKしたよ」とのコメントも伝えている。
ハートに対してはデイビッド・モイーズ監督率いるサンダーランドからも関心を寄せられていたが、『Telegraph』によると残留争いをするようなクラブへの移籍をハート自身が望まなかったようだ。いまやプレミアリーグを代表するGKにまで成長を遂げた男は、イタリアで新たな挑戦を開始することになるのだろうか。