太りすぎで放出の可能性があったナスリ
しかしグアルディオラは
「単にナスリは太っていたというだけだ。」
現在のレベルは別次元と絶賛
いい“補強”ができた
ナスリは戦力だ! “放出寸前”だったフランス人にペップ「彼は単に太ってただけ」
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イングランドのマンチェスター・シティは28日にホームでプレミアリーグ第3節を戦い、ウェスト・ハムに3-1と勝利した。今夏にバイエルン・ミュンヘンからシティへとやってきた名将ペップ・グアルディオラによるチーム作りは順調に進んでいる。
昨夏に破格の移籍金でリヴァプールから加入したラヒーム・スターリングやフェルナンジーニョらのゴールでリードを奪っていたシティの指揮官は、75分に意外な人物を投入した。かねてより放出が噂されていたサミル・ナスリだ。今季初のプレイとなったフランス人MFは体重の増加などもあり、ペップ政権では居場所を失っているかに思われた。しかし、スペイン人指揮官は彼にもチャンスを与える可能性があると話している。クラブ公式サイトが伝えた。
「単にナスリは太っていたというだけだ。ここ10日間の彼の練習態度は素晴らしいものだったよ。現在のナスリのレベルは別次元だ。もちろん彼の振る舞い次第だが、仮に彼がチームを救う準備ができているなら、チームの戦力になるだろう。全ては彼にかかっているね」
“太り過ぎ”ナスリが一転マンC残留? 「彼のクオリティーは別次元」とペップ絶賛
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
マンチェスター・シティの元フランス代表MFサミル・ナスリは、太り過ぎを理由にチームへの練習合流が送れ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーからも漏れるなど戦力外と見られていた。しかし、28日のプレミアリーグ第3節ウェストハム戦の後半30分にジョゼップ・グアルディオラ体制初出場を果たすと、試合後には指揮官から「クオリティーが別次元」と称賛されるなど、一転残留の可能性が浮上している。英誌「フォー・フォー・トゥー」が報じた。
ナスリは今夏、新チーム始動に体重オーバーの姿で現れたため、規律の厳しいグアルディオラ監督によってチーム練習から外され、食事制限による減量を要求されていた。CLの登録メンバーからも漏れており、今夏の放出候補と見られていた。
しかし、そこからナスリは必死の減量メニューをこなし、ペップが定める基準をクリアしたようだ。28日に行われたウェストハム戦で今季初めてメンバー入りを果たすと、後半30分にスペイン代表FWノリートに代わって途中出場した。同39分にはFWセルヒオ・アグエロとのパス交換から右足で、同43分はMFダビド・シルバのラストパスを受けて左足と、2本の惜しいシュートを放った。後半アディショナルタイムにはシルバへのラストパスで決定機も演出。得点には絡まなかったが、初出場でキレのある動きを披露した。
「チームに残って我々を助けたいと思えば…」
グアルディオラ監督は試合後、ナスリの去就について質問を受けると「彼はチームに残ることができる」と答え、今後もチャンスがあると明かした。去就については本人の意識次第であると強調した。
「サミルは体重オーバーでやってきた。しかし、7日、10日と経過した後はトレーニングでもファンタスティックだった。彼のクオリティーは別次元だ。(残留は)彼次第だ。チームに残って我々を助けたいと思えば、チームの一員となれる。彼次第だ」