シティが獲得する寸前だったが
ドルトムントもそう簡単に手放さない
年俸を大幅アップ、第1弾になるか?
ぎりぎりまで獲れないか?
ボルシア・ドルトムントはMFイルカイ・ギュンドアンの引き留めに向けて「切り札」を用意しているのかもしれない。ドイツ『ビルト』によると、ドルトムントはマンチェスター・シティ移籍が噂される同選手との契約延長を実現するため、同クラブにおける最大級の年俸を提示したという。ギュンドアンとドルトムントとの契約は2017年までとなっている。クラブとの契約延長交渉が進んでいないとされる中、今週にはドイツ代表MFの叔父で代理人も務めるイルハン・ギュンドアン氏がシティのチキ・ベギリスタインFD(フットボールディレクター)、次期監督であるジョゼップ・グアルディオラ監督と接触したことが明らかになった。だが、ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督は9日の会見でそういった報道に、クラブと代理人の話し合いは「日常的なこと」と主張。「このクラブにいると何が与えられるのか、彼は知っている」と、ギュンドアンがドルトムントでどれほど評価されている存在なのか分かっているはずだと述べた。
『ビルト』によると、ギュンドアン側との交渉が決定的な時期に入ったとされるドルトムントは契約延長のオファーにあたって財政上限界ぎりりの条件を準備したとのこと。その条件とはボーナスを含め、年俸1000万ユーロ(約12億4000万円)を上回る金額だと伝えている。これにより、一時は低いと見られていたドルトムント残留の可能性が50%に上がったという。
(Goal)