豪華で盛り上がるはずのマンチェスター・ダービー
しかし実際はここ最近の中でトップクラスの
地味な試合というか面白くない試合
両チームが強くてがっつり来たからなのか?
やっぱりアグエロ、シルバがいなかったからか
ドラマチックな展開は見えなかった
vs | 2015.10.25:マンチェスター・シティ (0-0) マンチェスター・ユナイテッド (A) |
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得点 | |
GK | ハート |
DF | サニャ、コンパニー、オタメンディ、コラロフ |
MF | フェルナンド、フェルナンジーニョ、トゥーレ、スターリング、デブルイネ |
FW | ボニー |
交代 | 55:スターリング >>> ナバス、77:トゥーレ >>> デミチェリス、83:ボニー >>> イヘアナチョ |
サブ | カバジェロ、ザバレタ、マンガラ、ロバーツ |
プレミアリーグ第10節が現地時間の25日に行なわれ、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティによる“マンチェスター・ダービー”が開催された。試合は両者決定力を欠きスコアレスドローに終わっている。マンチェスター・ダービーがスコアレスドローに終わったのは実に「13試合ぶり」だ。最後に得点が入らなかったダービーは2010年の一戦となっている。この日の両チームが放ったシュート数はともに6本とチャンスが少ない試合となった。枠内シュートにいたっては両者1本とGKにほとんど仕事をする機会を与えていない。試合を支配したのはユナイテッドでボールポゼッションは58.7%。パス数もシティの「386」に対してユナイテッドは「544」と大きく上回っている。しかし、両チームともに攻撃陣が相手ペナルティエリアに入る時間帯は極稀で、中盤を行き来する時間帯が目立っている。総得点が「15」と全体で8位と低迷するユナイテッドの攻撃陣にシティが付き合う結果となった。ともに守備的な姿勢が目立った今回のマンチェスター・ダービー。次節、ユナイテッドはクリスタル・パレスと、シティはノリッジと対戦する。(フットボールチャンネル)
豪華な布陣も地味な展開に
マンUが本拠地にマンCを迎えた170度目のダービーは、両者ともにクオリティとインテンシティに欠ける一戦に。マンCは82分にナバスがこの試合を通じて初の枠内シュートを放つが、ここはデヘアがストップ。対するマンUもその6分後にスモーリングのシュートで相手ゴールを脅かしたが、GKハートのセーブに阻まれる。結局どちらも最後までネットを揺らせず。両チーム合わせて推定12億ドル(約1453億円)の豪華メンバーを揃える割には、見所の少ない展開に終始した。この結果、マンCは勝ち点を22とするにとどまった。得失点差により首位の座は守ったが、前日の試合で勝利した2位アーセナルに勝ち点で並ばれている。マンUは勝ち点20の4位に後退している。(ISM)
ペジェグリーニ監督
「前半にはあったのに、後半に多くのポゼッションを持っていなかった。でも相手は難しいチームだったし、アウェーの試合だった。もし勝利できないのであれば、負けないことだ。悪い日じゃなかったよ」「ユナイテッドのスタジアムで戦うのは、どのチームだっていつも難しい。シティのホームで引き分けたら、嬉しくないが、今のこの瞬間にとっては良い勝ち点だ」「勝ち点1が取れて満足しているが、今日の様は戦い方は嫌いだ。こういう戦い方は簡単だって、言っているだろう? 今日はオールド・トラフォードで勝ち点を1を取ることが大事だった。順位表に勝ち点1を加えた。でもこれがチームが戦っていくべきスタイルだとは思っていない」「我々は集中していたし、守備も良かった。メディアは批判をするかもしれないけど。守備が必要なとき、我々はそれができるチームだ。我々は攻撃的サッカーが好きなチームだし、これは私の好きなスタイルではないが……」(ゲキサカ)
ペジェグリーニ監督は、チームの守備に満足している。イギリス『スカイ・スポーツ』で「とても良い勝ち点1」と語り、以下のように続けた。「がっかりはしていない。この難しいスタジアムでOKだ。前半の方が良かったが、守る必要があった。戦術的な試合だったよ。自陣のペナルティーエリアを10人で守ることは簡単だが、それは私にとって最高のやり方ではない。ただ、うまくやっていたよ。首位に再び戻った。それが重要だ」「後半はボールを失うことが多すぎた。こちらには決定機がなかったね。ユナイテッドよりもシュート数は多かった。後半の戦い方は、私が目指すところではない。ユナイテッドの方がボールを持っていたね。だが、とても難しい相手で、これはアウェーゲームなんだ」(Goal)
コンパニー
外からどんなふうに見えているのか分からないけど、ダイナミックなダービーではなかった。両チームとも負けたくないと気持ちが分かる試合だった。でもいくつかの良いバトルもあったし、相手チームに危険を与える場面もあった。僕らにとって『良い引き分け』だったよ。(ゲキサカ)
「僕らはプレミアリーグで一番のキーパーがいる」とハートを称賛。試合結果については「ダイナミックなダービーではなかったけど、相手ゴールを脅かす場面もあったし、僕らにとっては良い引き分けだったと思うよ」(SOCCER KING)
ジョー・ハート
良いことだね。知らなかったよ。記録としては良いことだと思うけど、これで終わりにするつもりは毛頭ない。10年後に同じ質問をされたら、もっと興味が出ているかもしれない。賞賛が欲しいわけではない。僕らは勝ち点3が欲しかった。でも自分たちを首位に押し上げるための勝ち点1を最終的に勝ち取った。前を向いて進んでいくべきだ(ゲキサカ)
ダービーマッチを無失点で切り抜けたハートは、「チームとして堅実なプレーができることを再確認したパフォーマンスだった。僕らの守備は良かったし、相手の決定的なチャンスも後半でさえわずか2回だった」とチームの守備を評価した。ハートはこの試合で、リーグ戦での無失点試合を100試合に伸ばした。記録について問われると同選手は「いいことだね。でも、記録としては素晴らしいことだけど、これで終わりにするつもりは全くない」と語り、さらなる活躍を誓った。(SOCCER KING)
ファン・ハール
「がっかりしている。それは選手にも言った。90分間戦い、集中を続けた。それについては誇りに思う。だが、シティとの勝ち点2差は変わっていない。それにがっかりしているよ」シティは後半、守備を重視した。「彼らには、コンパクトに対応する権利がある。そうしたに過ぎない。不満を言うことはできない。ただ、失望しているだけだ。我々には運がなかったね」「私は毎週ルーニーについて話さなければいけない。なぜだ? 君の意見があり、それを書けばいい。ウェイン・ルーニーについて、これ以上私は答えない。うんざりしているんだ」(Goal)
これだけ豪華なのに・・・
『デイリーメール』紙による“マンチェスター・ダービー”の予想先発メンバーは以下のとおり。
□マンチェスター・U
移籍金合計:2億6450万ポンド=約492億円
▽GK
ダビド・デ・ヘア(スペイン代表/1890万ポンド=約35億2000万円)
▽DF
マッテオ・ダルミアン(イタリア代表/1270万ポンド=約23億6000万円)
フィル・ジョーンズ(イングランド代表/1700万ポンド=約31億6000万円)
クリス・スモーリング(イングランド代表/1000万ポンド=約18億6000万円)
マルコス・ロホ(アルゼンチン代表/1600万ポンド=約29億8000万円)
▽MF
モルガン・シュネデルラン(フランス代表/2440万ポンド=約45億4000万円)
バスティアン・シュヴァインシュタイガー(ドイツ代表/1440万ポンド=約26億8000万円)
フアン・マタ(スペイン代表/3710万ポンド=約69億円)
アンデル・エレーラ(スペイン/2900万ポンド=約54億円)
▽FW
アントニー・マルシャル(フランス代表/5800万ポンド=約108億円)
ウェイン・ルーニー(イングランド代表/2700万ポンド=約50億2000万円)■マンチェスター・C
移籍金合計:2億8110万ポンド=約523億円
▼GK
ジョー・ハート(イングランド代表/70万ポンド=約1億3000万円)
▼DF
パブロ・サバレタ(アルゼンチン代表/650万ポンド=約12億1000万円)
ヴァンサン・コンパニ(ベルギー代表/600万ポンド=約11億2000万円)
エリアカン・マンガラ(フランス代表/4200万ポンド=約78億1000万円)
アレクサンダル・コラロフ(セルビア代表/1700万ポンド=約31億6000万円)
▼MF
フェルナンジーニョ(ブラジル代表/3000万ポンド=約55億8000万円)
ヤヤ・トゥーレ(元コートジボワール代表/2400万ポンド=約44億6000万円)
ヘスス・ナバス(スペイン代表/2290万ポンド=約42億6000万円)
ラヒーム・スターリング(イングランド代表/4900万ポンド=約91億1000万円)
ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー代表/5500万ポンド=約102億3000万円)
▼FW
ウィルフリード・ボニー(コートジボワール代表/2800万ポンド=約52億1000万円)
(SOCCER KINGから)