デ・ブルイネは90億円つんでも無理か
本人は「今シーズン、僕は間違いなくヴォルフスブルクでプレーをする」とコメント
しかし代理人は大急ぎでそんなこと言ってない!代理人はこれだけ大きい取引だからか必死
ヴォルフスブルクに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが17日、ハンブルクで行なわれた『Sport Bild Awards』に出席し、インタビューでヴォルフスブルク残留を明言した。イギリス紙『ガーディアン』が17日に伝えている。デ・ブライネには、以前からマンチェスター・Cが獲得に動いていると噂されており、4000万ポンド(約77億4000万円)の移籍金に加え700万ポンド(約13億5000万円)のボーナスで再度オファーを出したと報じられていた。インタビューで「ヴォルフスブルクに残るのか」と問われたデ・ブライネは、「ロッカールームの雰囲気がフレンドリーなんだ」と答えたが、さらに追及され、「今シーズン、僕は間違いなくヴォルフスブルクでプレーをする」と明言した。デ・ブライネの残留宣言でマンチェスター・Cの望みは消えたかと思われたが、同選手の代理人を務めるパトリック・デ・コスター氏はインタビュアーが誘導尋問をしたと責めている。「この件について、私は怒りを感じている。このイベントには尊敬の念があるから、ケヴィンは出席をした。今移籍市場でケヴィンの将来がどうなるかは決まっていない」「ヴォルフスブルクが移籍に合意したのか、我々は未だに分かっていない」と続けたが、「ケヴィンはヴォルフスブルクの選手だし、このクラブでプレーをすることに集中している。彼はヴォルフスブルクで満足している」と付け加えた。(SOCCER KING)
ヴォルフスブルクとは2019年までの契約を結んでいるが、現在はマンチェスターC(イングランド)への移籍が噂されている。『Sport Bild Award 2015』に出席した同選手は、クラブの友好的な雰囲気を気に入っていると述べ、「僕、ケヴィン・デブルイネは今季は必ずヴォルフスブルクでプレーする」と今シーズンの残留を誓った。(STATS-AP)(ISM)
マンチェスター・シティへの移籍するのではないかと見られていたベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネは、今夏のヴォルフスブルク残留を決断したようだ。17日、英紙『ガーディアン』などが伝えている。この日ハンブルグで開催されたイベントに参加したデ・ブルイネは、メディアに移籍について質問されると、「僕は更衣室の家族のような雰囲気を楽しんでいるよ」と答え、さらに「僕、ケビン・デ・ブルイネは間違いなくヴォルフスブルクでシーズンを過ごす」と残留を宣言。移籍金4000万ポンド(約77億円)以上のビッグディールが実現間近と報じられてきた中、突然の残留宣言に誰もが驚いた。今回の“宣言”で夏の間に移籍する可能性は極めて低くなったと言える。ブンデスリーガ最高のチャンスメーカーは緑のユニフォームをまとって欧州の頂点を目指す戦いに挑むだろう。(フットボールチャンネル)
しかし真相は復唱させられた?はめられた?まだ望みはある
17日に行われた「シュポルト・ビルト・アワード」受賞イベントで、ヴォルフスブルクMFケヴィン・デ・ブルイネが「今シーズンもヴォルフスブルクでプレーする」とコメントしたことが、欧州各国で報じられた。だがこれは、司会者が「復唱」させた末の発言であり、そのことが波紋を広げている。デ・ブルイネはブンデスリーガが開幕した現在も、マンチェスター・シティへの移籍の可能性が騒がれ続けている。注目を浴びる中で行われたイベントで、司会者のアレクサンダー・ボメス氏は同選手に去就について尋ねた。その際に、あくまで冗談として「今シーズンもヴォルフスブルクでプレーする」と語らせた、というのが事の経緯だ。ただ経緯はどうあれ、自ら残留を宣言した言葉は広く報じられている。デ・ブルイネはドイツ語を完璧に理解していないにもかかわらず、残留することを公に「約束」してしまった形になっているのだ。これには、近々シティからの獲得オファーが届くとしているヴォルフスブルク側も、笑って済ませるわけにはいかなかった。クラウス・アロフスGM(ゼネラルマネジャー)はコメントを控えたが、ドイツ『ハンブルガー・アーベントブラット』によると、ボメス氏に不快感を示したという。また、ディーター・ヘキング監督も次のように語り、ボメス氏に苦言を呈した。「デ・ブルイネは、確かにそう語った。解釈に関しては、彼により近い我々に任せてもらおう。このようなイベントで語られる言葉は不運なものが多い。特にボメス氏に関してはね」(Goal)