CSKAモスクワとのアウェイ
無観客試合のはずが結構な人数で応援
UEFAはこれに対して処分はせずやったもん勝ち
さすがアウェイ
21日に行われたチャンピオンズリーグ・グループE第3節CSKAモスクワ対マンチェスター・シティ戦で、この試合が無観客試合であったにもかかわらず少数のサポーターがスタジアム内で観戦していたことについて、UEFAは何も問題はないという姿勢を取っている。9月17日に行われたローマ戦でサポーターが人種差別行為や発煙筒使用などの問題を起こしたとして、CSKAはUEFAからホームゲーム3試合の無観客試合処分を受けていた。だが、処分が適用されたシティ戦ではCSKAサポーターと見られる観客が一部スタジアム内で試合を観戦していた。UEFA広報のペドロ・ピント氏によるこの件についてのコメントをイギリスメディアが伝えている。「試合が無観客試合として行われたことに変わりはない。処分が適用されたとしても毎回の試合でチケットを得られるスポンサーは存在しているし、スタッフやボールボーイの両親などもいる。それが昨日の状況だった」「企業のゲストに関しては、我々が彼らの服装を管理することはできないし、スカーフやフラッグに関しても同じだ。だが、不適切な行動や横断幕などはなかった。スタジアムの3%未満しか使用されておらず、クラブは入場料を受け取ってはいない。罰せられていることに変わりはない」(Goal)
欧州サッカー連盟(UEFA)は、「無観客」で行われた欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)グループリーグ第3節のCSKAモスクワ(CSKA Moscow)対マンチェスター・シティ(Manchester City)戦を受け、制裁を実施するための新たなシステムを検討している。21日に行われた試合では、CSKAのファンが以前起こした人種差別問題の制裁として、観客の立ち入りが禁止されていたにもかかわらず、およそ300人のサポーターがスタジアムで観戦した。欧州サッカーを管轄するUEFAは、その際に規則違反は確認されなかったとしながらも、フーリガン事件を受けて2011年にトルコ・スーパーリーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)戦で実施された例にならい、観客を「女性と子供に限定する」処置をミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長が検討していると明らかにした。マンチェスター・イブニングニュース(Manchester Evening News)は、UEFAの広報責任者を務めるペドロ・ピント(Pedro Pinto)氏のコメントを引用し、「プラティニ会長は、スタジアムを無観客にする代案として、女性と子供限定で試合を観戦できるようにする考えを提案している」と報じている。「これは現段階での考えにすぎないが、プラティニ氏はUEFA内で、この処置がファンとサッカーのイメージにとって総合的により良い方法か見極めてはどうかという議論を始めている」((c)AFP)
さすがにコンパニーも怒る
ファンのいない試合だと思っていたけど、スタジアムの近くに相手サポーターが500人ほどいた。彼らはホームチームを応援していた。それが問題だとは思わない。ファンがどこで応援するかはわからないからね。今日の試合で被害を受けたのはマンチェスター・Cだけだったように思う。時々、僕たちは正直な気持ちを話すべきだと思うんだ。(無観客試合は)ナンセンスなことだよ。それ(無観客試合)はレイシズムを行ったチームに対する処分であって、僕たちが被害を受けてはいけない。でも、なんで僕たちのファンは応援に来てはいけないんだ?無観客試合にして(アウェーの)僕たちをフェアな状況にしようという気持ちはわかる。けれど、それでも僕たちは言うときは言わなければならないんだ(SOCCER KING)