ペジェグリーニがエジル獲得要請
今季は地味ながらも基礎を固めた補強だった
次は派手目の方か、またもアーセナルから今度はエジル
マンチェスター・シティ(マンC)のマヌエル・ペジェグリーニ監督は、アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルの獲得をチームに要請したと伝えられている。英地元紙「メトロ」が報じた。昨季マンCをプレミアリーグ王者に導いたチリ人指揮官だが、優勝の立役者であるコートジポワール代表MFヤヤ・トゥーレがチームを去る可能性を考慮し、同ポジションでクリエーティブなプレーを演出するエジルに白羽の矢を立てた。指揮官が強化部にエジル獲得を打診し、これを受けたマンCはエジル獲得の費用に3200万ポンド(約55億円)を用意しているという。仏強豪パリ・サンジェルマンや、ASモナコがトゥーレ獲得に乗り出すもようだ。一方で、昨季レアル・マドリードから加入したエジルは今季、本来のトップ下ではなく、ウイングで起用されることが多く、昨季ほどの活躍はできていない。チームの不振の一因として批判も受けている。(Soccer Magazine ZONE web)
昨季プレミア王者は、すでに3200万ポンド(約55億円)を用意してエジル獲得に向けて準備を整えているという。背景にはMFトゥーレ・ヤヤの退団が現実味を帯びてきているという事情があり、代役としてペジェクリーニ監督がドイツ代表MFの引き抜きを要望した、とのこと。先日、別の報道ではエジルが移籍を希望しているとも伝えられた。後に本人が否定したが、今季は得意の中央ではなく左サイドでの起用が増えているのも事実。好きなポジションは「トップ下」、アイドルは「ジダン」と語るエジルが現状に不満を抱いていても不思議はない。エジルは昨年夏にクラブレコードとなる移籍金4250万ポンドでアーセナルに加入。「ベルカンプ以来の大型新戦力」という評判通りの活躍を前半戦では見せていたが、今年1月に入り負傷離脱すると、復帰は低調なパフォーマンスに終始し批判にさらされた。現在はひざの靭帯を痛めて戦列を離れており、12月頃に復帰する見込みとなっている。(footballista)