CLで対戦したアヤックス
そのサポーターが挑発した横断幕をしたということで120万円の罰金
こういうのがいるからクラブも大変だ
サッカー界では近年、2003年にロマン・アブラモヴィッチ氏がオーナーに就任したチェルシー(イングランド)を筆頭に、アブダビ王族のシェイク・マンスール氏がオーナーとなったマンCやマラガ(スペイン)、パリSG(フランス)など、オーナーの財力を背景に大型投資を行ない、チームを強化するクラブが増えている。こうした流れに対し、過去4度欧州王者に輝いた経験を持つアヤックスのファンが反発。昨年10月にホームで行なわれたCLのマンC戦では”against modern football(現代サッカーに反対)”という横断幕とともに、アラブ風の人物が札束入りの袋を持っている絵に、禁止を意味する赤線を引いたイラストを掲げた。これはマンCのオーナーであるマンスール氏を批判する意図があるとみられる。アヤックスサポーターはほかにも「アウェイ席に80ユーロ(約9600円)なんて馬鹿げている」といったメッセージや、チェルシーやレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)などのクラブ名を掲げて、大金を投じるクラブへの反発を示した。(ISM)