相当厳しいセカンドレグ
リベリー、ロッベンはいない、アラバもいない
レヴァンドフスキはフェースガード付き
そして0-3を受けてのホーム、1点でも入れられたら終わりみたいなもの
最後の最後まであきらめないゲルマン魂ってまだあるのか?
チャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝、アウェーでの第1レグでバルセロナに0-3の完敗を喫したバイエルン。内容的にも圧倒され、心身ともに相当なダメージを負ってミュンヘンに帰還する羽目となった。3バックで臨んだことが、各方面から批判をされているジョゼップ・グアルディオラ監督も「第2レグを難しいものにしてしまった」と失敗を認め、選手も「簡単にカウンターを許してしまった」と語るフィリップ・ラームのように後悔の言葉ばかりを口にしている。バイエルンが逆転で決勝進出を果たすには、最低でも3点、90分間で勝利を決めるには4点を奪わなければならない。しかも強力なバルサを零封して……。準々決勝では、第1レグでポルトに1-3と敗れながらも、第2レグで6-1の大勝を飾って逆転勝ち抜けを決めたバイエルンだが、攻守で多くの負傷者が出て駒不足に苦しんでいる状況で、より強大な敵を相手に同じドラマを再現するには大きな困難が伴うだろう。(SOCCER DIGEST Web)
絶対絶命である。2015年5月12日、チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝2ndレグ、バイエルン・ミュンヘンはホームにFCバルセロナを迎える。バイエルンは1stレグを、0-3のスコアで落とした。少なくとも延長に持ち込むには、2ndレグで3点が必要となる。11日付のキッカー紙は「火曜日の第2戦でFCバイエルンは極めて困難な課題を解決しなければならない」と記した。状況としては、準々決勝のFCポルト戦に似てもいる。4月15日に行われたポルトとの第1戦を1-3で落として、バイエルンは窮地に追い込まれた。しかし続く21日の第2戦では、前半だけで5ゴールを挙げて、2戦合計では7-4と劇的な逆転突破を果たしている。しかし今回の相手はポルトではなく、バルセロナなのだ。バイエルンの名誉会長フランツ・ベッケンバウアー氏は、キッカー紙に対して「しかしバルセロナは、(ポルトとは)別物だ」とコメントを残した。4月28日に行われたDFBポカール準決勝で120分+PK戦の末にドルトムントに敗れてから、バイエルンは調子を落としている。9日はアウクスブルクに0-1で敗れて、これで公式戦は4連敗となった。しかしブンデスリーガでは既に優勝を決めているので、調子を落としている、という表現は正しくないのかもしれない。消化試合となったリーグ戦と、タイトルの掛かったカップ戦が交互にやってくることで、調子の波を一定に保つことに苦しんでいる印象だ。もちろんまだ全て終わってしまった訳でもない。カールハインツ・ルンメニゲ社長はキッカー紙に対して「我々はまだチャンピオンズリーグの準決勝にいる」とコメントを残した。キッカー紙は「そしてフットボールでは時として全てが可能だ」と記した。シュバインシュタイガーは「フットボールでは時々驚くべきことが起こる」と語った。(フットボールチャンネル)
グアルディオラ
欧州CLは12日にバイエルンM―バルセロナ戦の準決勝第2戦が行われる。敵地での初戦に0―3と完敗したバイエルンMは9日の国内リーグ・アウクスブルク戦でも0―1と敗れ、24年ぶりの公式戦4連敗。好材料が少ない中、グアルディオラ監督は「点を取ることばかりに集中すると(準決勝第2戦で0―4と完敗した)昨季のRマドリード戦のようになる」とバランス重視を強調した。(スポニチアネックス)
3年ぶりにカンプ・ノウに帰還したグアルディオラ。古巣バルサに挑んだ1stレグでは0-3の大敗を喫し、本拠地でアリアンツ・アレナで行われる2ndレグでは厳しい戦いが強いられる。「バルセロナは現在、世界最高のカウンター攻撃をするチームです。彼らはボールを保持しても世界最高だが、さらにカウンター攻撃を追加した。非常に危険なチームになっている」グアルディオラ監督は2008/09-2011/12シーズンまでFCバルセロナを指揮していた。ルイス・エンリケ率いる現在のチームがカウンターも取り入れて進化していると称賛し、2ndレグへの意気込みを語った。「この15~20年の間で欧州最強チームを相手に3点のビハインドを背負って戦う。私たちは諦めず打ち勝つことに挑戦する。攻撃しなければならないことは皆さんも分かっているが、私たちは充分に守る必要があります。そして集中してプレイしなければならない」(theWORLD)
グアルディオラ監督は「諦めることはない。この15~20年の欧州ベストチームを相手に3-0で勝つしか道はないが、それに挑戦する」と意気込みを明かし、「バルセロナでの第1戦では、あまり有意義なチャンスを作り出せなかった。明らかにそれよりいい攻撃をしなければならない」と、アウェーでの戦いを反省した。さらに、「試合をコントロールする必要がある。バルセロナにはカウンターを得意とする選手たちがいて、我々の形を保持しなければひどい目に合わされる」と、対戦相手を警戒している。(SOCCER KING)
かつてバルセロナを率いたグアルディオラ監督は、希望を捨ててはならないと強い口調で話している。バルセロナの豪華攻撃陣を抑え込むことができなければ、大敗もやむを得ないと話している指揮官は、「私は割り切っている。それ以外に勝つ方法はない」と話した。「まだ希望はあるし、われわれには90分が残されている。簡単ではないが、私はファイターだ」(AFP=時事)
同監督はバルサとのセカンドレグを前に『Uefa.com』で「もちろん、得点を奪わなければならない。数少ないであろうチャンスをモノにしなければいけないんだ。しかし、我々の力を持ってすれば、自分たちに何ができるかを示すことは可能だ。ポルト戦や(7対0で勝利した)シャフタール(・ドネツク/ウクライナ)戦でも、あのような大差は予想していなかった。忍耐強くなければいけないんだ。必要とされるすべてのことを20~25分間でやることはできない」と、“奇跡”の大逆転に向けて焦ってはいけないと述べている。(STATS-AP)(ISM)
もちろん得点を決めなければ勝てないことはわかっているが、「現在バルセロナのカウンターは世界一だ。体勢を崩せばやられる」と、古巣の新戦術への警戒を強める。昨季レアル・マドリーと対戦した準決勝から何を学んだかと聞かれたペップ監督は「あの日は忍耐力を欠き、カウンターによって負けた。1stレグのバルセロナ戦でも同じだからゲームを支配したい」と、ポゼッションの重要性も強調した。再び敗れるようだと、監督としての評価も下がりかねない。これについては「世界一の監督になるためだけに勝つのは下らない、クソだ。自分のために偉大な監督になるのではなく、選手達のためにビッグになりたい」と語った。「私は良いプレーができたらそれで満足だ。私は全てに勝った幸せな人間であり、ここに居るのは夢みたいだ。あれだけタイトルを制覇したのはスーパープレーヤーが揃っていたからだ」ポルト戦では既に逆転に成功したものの「ポルト戦とバルサ戦は違う。ドイツ人はクレイジーな試合を好むけど私はそうじゃないし、ロッベンとリベリ抜きではできない」と、現実的な分析をした。(フットボールチャンネル)
バイエルン(ドイツ)は12日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグで、バルセロナ(スペイン)と対戦する。ファーストレグでバイエルンは0-3の敗戦を喫しており、逆転で決勝に進むのは簡単なことではない。それでも、セカンドレグの前日会見に臨んだペップ・グアルディオラ監督は、全力を尽くすことを誓った。「私たちはバイエルンだ。試合前から『チャンスがない』と言ったことは、これまでに一度もない。もちろん、チャンスはある。私は常に全力を尽くす。仮に負けたとしても、キャリアが終わるわけではない」バイエルンはセカンドレグでも、FWアリエン・ロッベン、FWフランク・リベリ、DFダビド・アラバというチームの主力を欠いて戦うこととなる。3選手の欠場を明言した指揮官は、「クオリティという面ではバルセロナが上回っている」と認めつつも、「できる限りのことはしなくてはいけない。頭とハートのどちらも使っていく。私たちは、彼ら抜きで厳しいリーグ戦を制したのだ。欧州のビッグクラブには、試合の均衡を崩す選手たちがいる。私たちは彼らを失ってしまった。彼らを含めたチーム全員で、どう戦うかを決断したかった。だが、今は彼らの不在を受け入れて戦わなければならない」と、コメントをしている。(ゲキサカ)
シュバインシュタイガー
サッカーではときに信じられないことが起こる。バルセロナ戦をそういう日にしたいと思っている(AFP=時事)
ミュラー
とてつもない大仕事になるのはみんな分かっているけど、僕たちはあきらめるつもりはない(AFP=時事)
12日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのバルセロナ戦を前に、バイエルンは公式会見を開いた。1stレグではアウェーで0-3の完敗を喫し、決勝進出が絶望視されているバイエルンだが、MFトーマス・ミュラーは自信を見せる。「僕たちは明日の紙面に「奇跡」と書いてもらうつもりでいるよ。試合では様々な試みをしなくてはいけないね。カードを残しておくなんてことはしないつもりだ」「僕たちはバイエルンだ。チャンスを生かしたい。サッカーでは多くのことが起こり得るものなんだ」絶体絶命の状況下だが、ミュラーはまだ希望を捨ててはいないようだ。また、先週行われた1stレグで後半33分にゲッツェとの交代で下げられた際に、指揮官に不満を露わにしたことについて聞かれると、以下のように答えた。「彼はボスなんだ。だから僕は決して彼から説明を求めようとなんてしないよ。試合中に感情的になるのは別に問題ないのさ。グアルディオラ監督はこれまで何度も、自分の決断が正しいということを証明してきたよ。明日もそうであることをみんなが願っている」(theWORLD)
25歳のミュラーは、「奇跡が必要だとは思わない。カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)を後にしてから、それだけを目指してきた」と話した。「僕らが勝ち抜けば、サッカー界を驚かすことができる。自分次第で奇跡が起こせるか、それは分からないけど、サッカーでは多くのことが可能になる」「だから望みを捨てちゃいけないし、自分たちを信じるんだ」「僕らは2週間前と同じ状況にいる。ポルト戦のように物事が進むかは分からないけど、実現しなくちゃいけないね」それでもミュラーは、絶好調のリオネル・メッシ(Lionel Messi)擁するバルセロナの怖さを理解しており、「ちょうどいい加減で攻撃を強化し、ボールを持ったときも、この前みたいに焦ってはいけない」と対策を考えている。「失うものは何もないという気持ちで、選手も監督も試合に臨む」「挑戦するよ。まだ終わっていない。最後のホイッスルが鳴るまで、全力を出し続ける」(AFP=時事)
ラフィーニャ
「問題はメッシだけじゃない。バルサのチーム全体が問題なんだ」「彼(メッシ)がどれだけ良い選手かは、誰でも知っている。ああいう選手は、ほとんど仕事をしていないように見えても、たった1つのパスで試合を覆す。でもそれは、彼だけの話じゃないんだ」(AFP=時事)
アラバ
4月1日から7週間の離脱を強いられたアラバは「4-0で勝つ」と、チームに激励のメッセージを送り、「CL決勝でプレーするなら万全の状態で辿りつけるよう願う」と述べた。なおチームメイトのDFメフディ・ベナティアも「4-0で勝つことは可能」と、ポジティブなコメントの後に「容易いことではないが、信じない輩は家に残った方がマシだ。我々は偉大なチームであり、ホームでの大勝は可能だ。何度も証明してきた」と、逆転突破に自信をのぞかせた。(フットボールチャンネル)
カンプ・ノウでのファーストレグでは0-3の敗戦を喫し、非常に厳しい状況でセカンドレグを迎えるバイエルン。しかもアラバのほか、FWアリエン・ロッベンやMFフランク・リベリらを依然として欠いた状態での試合となる。それでもアラバは決勝進出を信じているようだ。オーストリア『Plus 4』で次のように語ったとして、ドイツやスペインのメディアが伝えた。「僕らは4-0で勝つよ。信じることができないくらいなら、家に残っていた方がいいからね。僕も決勝を戦えるコンディションになれることを願っているよ」アラバは3月31日にオーストリア代表の試合で左ひざを負傷し、7週間程度の離脱になると診断された。バイエルンが6月6日にベルリンで行われる決勝に進めば復帰できる可能性もあるかもしれない。(Goal)
スペイン『マルカ』によるとアラバは、「僕らは4-0で勝つよ。そして決勝進出に繋げたいね。もし、僕らが逆転できると信じていないのであれば、家でおとなしくしていることが最善だろう」と、コメントしたという。オーストリア代表活動中に負傷し、治療中のアラバは、「決勝には戦えるコンディションになれることを願っている」と、6月6日に行われる決勝での復帰を目指し、チームメイトたちを信じる。(ゲキサカ)
ルイス・エンリケ
スペイン『ムンド・デポルティボ』がアストゥリアス出身指揮官のコメントを伝えた。「CL準決勝という舞台で気を抜くことなどあり得ない。いや、それよりも選手たちの気を鎮める必要がある。まずライバルがどのようにプレーに変化をつけるかを見て、その後に選手たちはどのような規律を持つかを解釈することになるね。ただ、このような試合で、選手たちに刺激を与える必要はない。我々が常にしているのはチームに自信を与えることだ。選手たちは素晴らしいことを成し遂げているのだからね」一方で、この試合が厳しいものになるとの見解を示している。「多くの時間帯で苦労を強いられるだろうね。我々はこの一戦が、ファーストレグのようになることを見越している。多くの決定機を生み出せれば、彼らのチャンスをなくすことができるだろう」「バルサは思索にふけるようなチームではない。このチームには数年前から一つの型があり、すべてのファンにとって魅力的な試合とするために攻撃的に出るよ。そう、この試合は魅力的なものとなる。両チームともに勝利を目指すことでね」ペップ・グアルディオラ監督が、「現在のバルサはカウンターを仕掛けることにおいて、世界最高のチーム」と評したことにも触れた。「もしペップがそう言ったならば、ファンタスティックだと思う。彼から称賛の言葉が飛び出たんだからね。我々にクレイジーな試合とする考えはなく、もしそのような展開になるならば、選手たちを落ち着かせなければならならい。カウンターを仕掛けられるならば選択肢に含めるし、違う選択にはポゼッションがある。もしバイエルンがスペースを空けるならば、もちろんそれを生かし切るよ」指揮官としての初の決勝進出を目前として、何か思うことはあるのだろうか。「可能性の段階で、何かが頭を巡ることはない。実際に突破した場合に、どのような感覚を得るのかを見てみよう。明日がキャリアで最も重要な試合か? もっと先にあることを願っている。明日の一戦も、すぐにほかの試合と同じものになる。睡眠を取ることに問題は抱えたことは一切ないね」(Goal)
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が「現在バルサのカウンターが世界最高のため、守備意識を高める必要がある」と発言したことに対し、L・エンリケ監督は「彼のような監督の称賛は歓迎だ。我々もクレイジーな試合を望んでいない。そうなった場合は試合を落ち着かせねばならない」と、バイエルンに主導権を渡さずポゼッション率を高める必要性を語った。攻めか守り、どちらがより重要になるかと言う質問に対しては「どちらも重要だ。私の任務はこれらをコーディネートし、安定感を見つけ出すことだ。選手達も全員攻守両面が必要だと自覚している」と述べた。3点リードしているが、L・エンリケ監督は落ち着いた試合になる可能性を「CL準決勝では無理だ。逆に選手達を落ち着かせねばならない時がある」と否定している。さらに「ポルト戦でも逆転し、余るほどゴールを決めた。すでに一度成功しているのだから苦しむことはわかっている。彼らよりゴールチャンスが多かった1stレグと同様の試合を見せられるよう頑張るよ」とバルサへの警戒を露わにした。なおFWリオネル・メッシやFWネイマールと、今季加入のFWルイス・スアレスが見せる絶妙なコンビネーションに関して「我々の理想はルイスの獲得によって強烈な最前線を結成することだった。ペドロと共に我々が攻守で必要とする全てを与えてくれる」と、満足感を示した。(フットボールチャンネル)
「バイエルンが逆転する力があることを知っている。私たちは苦しい戦いになるだろう。チャンスの数で相手を上回った1stレグのような試合をしていきたい」同日の会見でグアルディオラ監督に「バルサのカウンター攻撃は世界最高」とコメントされたことを問われると「もし彼がそう言ったならファンタスティックだ。彼に称賛されたのだからね。シュートを打ち合うような試合に興味はないよ。そうなればボールを保持する時間をつくるだろう。もしバイエルンがスペースを空ければ隙をついて、大打撃を与えることができる」と試合の展望にも触れ自信をうかがわせた。また、今季の大躍進を支えたリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNと称される攻撃陣について語り、特にスアレス加入の影響が大きかったという。「ルイス・スアレスの獲得で強力な攻撃のホットラインをつくることができた。ペドロを含めた彼ら4人は、攻守の両面でチームに必要なものもたらしてくれる」(theWORLD)
マスチェラーノ
アドバンテージについて考えるより勝利を求めるのがベスト。後ろは抜かりなく、そして相手のゴールに近づこうとすることだ。バイエルン戦の難易度に関しては「一瞬たりとも油断はしない。歴史も長いし彼等はドイツ人」と気を引き締めた。(フットボールチャンネル)