辞任したドクター、ハンス=ヴィルヘルム・ミュラー=ヴォールファルト
復活するかもしれない、というか本当に縁が切れるとは
誰も思って無かっただろうが
2008年秋からの数カ月間を除き、1977年からバイエルンのクラブドクターを務めていたミュラー・ヴォールファールト氏。15日のチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでバイエルンはポルトに敗れたが、その翌日に同氏は「不可解な理由で敗因をメディカルスタッフのせいにされた」と明かし、スタッフとともに辞任を発表した。クラブ側からはその後、正式な声明として感謝や「残念だ」という旨の言葉が発せられたが、ドイツ代表の医療スタッフも率いるミュラー・ヴォールファールト氏との今後の関係についてはコメントが控えられていた。だが、今週に入り初めてこの騒動に触れたルンメニゲCEOはインタビューで次のように話している。「知らされたのは、(辞任の)決断が下されたあとだった。非常にエモーショナルなことだったし、何も変えることはできない」「数週間経ってから我々は話し合って、この件について振り返るだろう。彼は非常に豊富な経験の持ち主だ。まず、新しいコンセプトを立てなければいけない。その上で彼に助言してもらう形も考えられるかもしれない」「ペップとミュラー=ヴォールファールト医師との間に個人的な問題はない。(選手が個人的に診察を受けるのは)まったく問題がないことだ。我々は狭量ではないよ」(Goal)