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リベリー、メッシ、ロナウドに絞られた
現地時間9日(以下現地時間)、FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)の最終候補者3名が発表され、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ/以上スペイン)、フランス代表FWフランク・リベリー(バイエルン/ドイツ)に絞られた。ロイター通信が報じている。メッシは過去4年連続でFIFAバロンドールを受賞しており、C・ロナウドは2008年に1度受賞経験がある。C・ロナウドは昨季チームで主要タイトルを獲得できなかったが、今シーズンはすでにレアルで公式戦25得点を記録。前月に行なわれた2014年W杯欧州予選プレーオフのスウェーデン戦では、2試合で4得点を挙げる大車輪の活躍で母国を本大会出場に導いており、受賞本命とみられている。メッシは昨季バルサで56得点を記録し、チームのリーグ制覇に大きく貢献。しかし、このところは負傷に苦しめられている。一方、リベリーは昨季バイエルンの三冠(チャンピオンズリーグ、国内リーグ、国内カップ)達成の原動力となっており、タイトルに貢献したという点では、3選手のなかで最も実績を残している。FIFA(国際サッカー連盟)と仏『フランス・フットボール』誌の共催で決定されるFIFAバロンドールは、各国代表チームの監督と主将、そしてジャーナリストの投票によって決定し、受賞者は来年1月13日に発表される。(ISM)
FIFA/FIFPro World Ⅺによる世界ベストイレブンでは、総勢55人の選手がノミネートされているが、バイエルンからは9人が名前を連ねている。ノイアー、ラーム、ダンテ、ジェローム・ボアテング、ダヴィド・アラバ、リベリー、ロッベン、シュヴァインシュタイガー、マリオ・マンジュキッチ。世界中にいる約50000人のプロサッカー選手が投票する。また元バイエルン監督にも偉大なタイトルのチャンスがある。サー・アレックス・ファーガソン、ユルゲン・クロップとともにユップ・ハインケスも年間最優秀監督の最終選考に残っている。それぞれ発表は2014年1月13日にチューリヒで行われる。(バイエルン公式)
グアルディオラ
「リベリはバロンドールに値する。昨季の彼、そしてユップ・ハインケスに率いられたバイエルンは、すべてに勝利した。だから、彼は明らかに受賞に値する。だが、C・ロナウドやメッシ、ほかの選手たちも見事だね」「賞についていろいろ言われてきた。だが大事なのは、今の我々がこうやっていられる理由の一つが彼にあるというのを忘れないことだ。昨季の彼は素晴らしかった。これまでのキャリアと同じようにね。彼は受賞に値する。だが、最も大切なのは、彼が幸せだということだ。受賞しようがしまいが、彼の人生は変わらない。我々の彼に対する意見もね」(Goal)
クリスティアーノ・ロナウド
「キャリアにおいて最も重要なことではないと思う。多くの選手にとってそうかもしれないし、それは理解しているけど、個人賞でしかないんだ。それよりももっと大事なことはある。素晴らしいキャリアを送ることや、クラブのために勝つこととかね」「一つトロフィーが増えるというだけなんだ。良いことだけど、受賞できなかったら世界が終わるわけではない。バロンドールにふさわしかったけど受賞できなかった多くの素晴らしい選手たちもいる。だから、一つのトロフィーというだけだよ」C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッド時代の2008年にバロンドールを受賞している。「素晴らしかったよ。ファンタスティックな気持ちだった。僕らは本当に多くの素晴らしいことをしたんだ。見事なチームだった。すべてのコンペティションで勝ち、僕もファンタスティックなシーズンを送ることができた。たくさんのゴールを決めて、欧州最高のスコアラーとなり、チャンピオンズリーグでも得点王になった。最高の一年で、僕は個人賞もすべて獲得したんだ」(Goal)
ブラジル代表のチアゴ・シウバ
T・シウヴァは「僕はメッシに投票した。でも、それは彼が負傷する前のこと。今のメッシはコンディションが良い状態ではない。現時点を含めるならば、クリスティアーノ・ロナウドが賞に近いと思う。リベリーも受賞に値する選手だ。でも、クリスティアーノ・ロナウドが見せている最近のプレーを無視することはできない。彼は多くのゴールを挙げているし、ポルトガル代表でのパフォーマンスも素晴らしい。投票の機会が再びあるなら、メッシのケガを考慮して、僕は考えを変えるだろう」とコメント。現時点では、クリスティアーノ・ロナウドがバロンドール受賞に相応しいとの考えを明かした。(SOCCER KING)