ベッケンバウアー、バルサは決勝進出のために
やばいこともする、というコメントに真意が伝わらなかったと釈明
ブッフォン問題も釈明、猪野瀬知事ちゃんと釈明すればいいんだよ
『ビルト』は5月1日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグ、バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンの試合を前にベッケンバウアー名誉会長のインタビューを掲載。そのインタビュー内での「バルセロナは0-4からの逆転を達成するために、あらゆる手段を駆使するはず。正当な手段であろうが、違法なものであろうとね」との発言が物議を醸していた。この発言を受けたバルセロナはバイエルンにコンタクトを取り、ベッケンバウアー名誉会長から次のようなコメントを引き出している。「私の説明を誤解した人たちに謝罪をする。私はバルサがCL決勝に到達するために、でき得る限りの手段を講じると話した。だが違法な手段も駆使するとは、断じて言っていない」「でき得る限りの手段という言葉には、ライバルにプレッシャーをかけることも含まれる。私も選手、監督の時代にそうしてきたからね。バルサは世界有数の誠実なビッグクラブであり、私も称賛の気持ちを持っている。5月1日の試合はフェアプレーが支配するだろう。どちらも可能な限りの手を尽くし、決勝に到達することを目指すはずだ。私はそれを伝えたかった」(Goal)
ベッケンバウアー名誉会長は28日付独『ビルト』紙で、「彼らはいかなる手段も使うだろう。許されているものも、禁じられているものもね。彼らは自分たちを守ろうとするはずだ。プライドが傷付けられたからだよ」とコメント。「彼らは諦めないだろう。挑発してくるだろうね。彼らはあらゆる手を使うだろう」と話している。こうしたなか、ベッケンバウアー名誉会長はこの発言について、バルセロナの公式HP上で釈明。「私が言ったのは、バルサは決勝進出のためにできることをすべてやるだろう、ということだけだ。だがそれは、違法な手段ではない」とコメント。「彼らが持てる力のすべてを出すはずだと言ったのは、相手に重圧をかけるという意味だ。それはピッチ上で普通のことであり、私も選手時代や監督時代にやっていた」と釈明した。また、ベッケンバウアー名誉会長は「バルサは世界で最も大きく、最も誠実なクラブの一つだ。私は彼らを称賛している」とコメント。「水曜はフェアプレーの一戦になると確信している。両チームが決勝進出のために全力を尽くすだろう。私が言おうとしていたのは、そういうことだ」と、バルセロナに賛辞を送っている。(ISM)