マティアス・ザマー・スポーツディレクター誕生
ネルリンガーは考え方の違いで退団
勝ち続けるドルトムント
その“ドルトムント”のザマーを獲得
バイエルン・ミュンヘンは2日、マティアス・ザマー氏(44)がスポーツディレクター(SD)に就任したことを発表した。これまで同職を担当していたクリスティアン・ネルリンガー氏は、チームを離れることが決まっている。元ドイツ代表のザマー氏は、ドイツサッカー連盟(DFB)のテクニカルディレクターを6年経験。現役時代は、現在バイエルンの最大のライバルであるボルシア・ドルトムントでもプレーしていた。バイエルンのウリ・ヘーネス会長は、「クラブを代表して、クリスティアン・ネルリンガーの4年間にわたる貢献に感謝を示したい。これからも、プライベートでの良い関係を続けていければうれしく思う」と、クラブの公式サイトで話した。退団するネルリンガー氏は、「バイエルンの幸運を祈っている。素晴らしい時間を忙しく過ごすことができた。私はこれからもクラブと良い関係を続けていく」と述べている。(Goal)
『バイエルンTV』にヘーネス会長は、「監査役会、役員会で2011-12シーズンを振り返り、スポーツディレクターと今後へのビジョンが異なることが明らかになった」と述べた。「それから、新シーズンが始まる前までに彼が退団することを決めていた。いつ発表するかは、10人の選手がEUROに出場していたため、彼らを動揺させないためにEUROが終わってからすることにしていた」(Goal)