いよいよバイエルン vs バルセロナ - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2009/04/08
いよいよバイエルン vs バルセロナ

クローゼ、ルシオ、ヴァン・ブイデンが欠場
リベリーの欠場は無くアルティントップも戻ってきた
しかしバルサ相手に攻撃と守備の要を無くしているバイエルン
デミチェリスとブレーノの2人でセンターバックを組む

バルセロナは今まで選手の出場時間を調整しながらメンバーを入れ替えてきたが
このバイエルン戦ではベストメンバーとくるとの予想
バルサがバイエルンと当たってラッキーだとかメッシも謙虚に話しながら絶対的な自信
バイエルン税がやっぱり弱気ながらラームの覚悟と試合前から闘いが始まっている

選手、監督、関係者のコメントを公式サイト、Goal、スポーツナビからまとめてみる

クリンスマン監督
ここでもひどい結果を出したとするといよいよまずいクリンスマン
自分自身にも勇気を持たせる未来への希望
「バルセロナ戦に不安はない」
「選手は世界中がこのゲームに注目していることをよく分かっている。そこで彼らは自分たちの力を証明し、示すつもりなんだ。」
「われわれは前をみなければならない、そしてできるだけ早く切り換えないといけない。もちろんわれわれは今日起こったミスについて話をすることができる、だが明日からわれわれの視線はバルセロナに向いている。われわれは全員プロであって、立ち直ることも仕事の一つ負けたとしてもね。われわれはまた立ち上がり、そしてバルセロナで好ゲームをすることになる。」

ルンメニゲ代表取締役社長
「バルセロナはすばらしいチーム、恐らく、今のところ一番強いチームだろう。だが、われわれは不可能を可能にするようにしたい」

キャプテンのファン・ボメル
現実的に初戦ドローで2戦目で勝負すると、本当のバイエルンを戻ってきてくれ
「バルセロナでのアウェー – 自分にとっては最も難しい任務。だが、そこで少なくとも同点にすることは不可能ではない。われわれは昨シーズンのマンチェスター・ユナイテッドのようにカンプノウで0:0とプレーすること、または2年前のリヴァプールのようにそこで2:1で勝つかだね: うまくまとまり、勝負のときに圧力をかけないといけない。」「バルサはいま、とてもいい調子にある。だから、勝ち上がりが濃厚だと思われていることは間違いない。世界トップの選手たちを揃えているし、期待が持てるチームだろう。そして、彼らがバイエルンを倒すようなことがあれば、優勝まで行けると思うよ」「ただ、その逆もしかりだ。僕たちが彼らを倒せば、世界中にそれを見せることができる、本当のバイエルンが戻ってきたとね」

ラーム
メッシと激突することになるラーム、この試合で最重要な選手
メッシを止めその好きを狙って上がってもダニエル・アウベスがいる
そこも突破して素晴らしいクロスを上げて得点、1人でトップの2人をびびらせてほしい
「僕たちはこれまでチャンピオンズリーグ(CL)で強敵と対戦してこなかった、だけど今、優勝候補と当たることになる。チームはインターナショナルでどれだけ力があるのか証明しなければならない」「高速ドリブルを仕掛けてくる彼と対戦するのはとても大変だよ。とても大きな任務となる」
「もし彼がCLですでに6ゴールを決めていれば、できるだけ彼に仕事をさせないことが大切になる。僕の目標は彼とのどの対戦にも勝つこと。」
「チーム全体がディフェンシブに戦わないといけない。いけるところまで0:0でプレーして、前へと再三に渡って仕掛けるつもり。」

デミチェリス
守備をまかすデミチェリスはメッシには白旗しかしバルサに対して白旗ではなく
「(FCバルセロナと対戦)正直に言って、信じられないゲーム、確実にすばらしいゲームになる。どの選手もそこにいたいと思うんだ。FCバイエルンとともにこの試合ができることをとても誇りに思うよ、次のラウンドに進出するために全力を尽くすよ。」
「(FCバイエルンの勝機は?)自分たちがベストを尽くせば、2試合とも均衡したゲームとなる。難しい任務、バルセロナでの第1戦がどうなるかだね。」

ポドルスキー
呑気なポドルスキー、バルサが欲しいと思わせるほどすごいプレーをして
ケルンから一転バルサに移籍みたいな動きを望みたい
「僕はずっと前からバルセロナのファンなんだ。もちろん、水曜日の試合では関係ないけどね。僕たちは最低でもドローという結果を持って帰りたい。(ヴォルフスブルク戦での大敗を)忘れて、バルセロナ相手にうまくやりたいよ」

トニ
勝つにはトニが爆発するしかないだろう
がんばってトニってやっぱりすげーと世界にインパクトを
■抽選会でCL準々決勝の相手がバルセロナに決まったと知った時、君の最初のリアクションはどうだった?
トニ:うーん……(笑いながら)。ひとつには、とても厳しい相手だろうなと。でも、僕の場合は楽観主義者だから、すぐにポジティブに考え始めたよ。バイエルンというチームにとって、準決勝に進出すれば、歴史を作る大きなチャンスでもあるわけだからね。もしバルセロナを蹴落とすことができれば、世界にインパクトを与えることになると思う。
■君は心から、バイエルンがバルセロナを退けることができると思う? ちまたでは、バイエルンがこれまで欧州の舞台で結果を残しているにもかかわらず、バルセロナは楽な相手に当たったと考えられている
トニ:どうしてできないと? 僕らは大きな可能性を持ったチームだと思う。バイエルンの歴史を振り返っても、かつてないほどすべてのラインに素晴らしい選手をそろえている。クラブとしても偉大な伝統があるし、世界チャンピオンにまで上り詰めた首脳陣や監督がいる。だから、下馬評では僕らが劣っているかもしれないけど、バルセロナに勝つ可能性はあると信じているんだ。いずれにしても、皆が間違っていたということを証明しようと僕らは高いモチベーションを持っている。
■バルセロナとの2試合で鍵を握るのは何だと思う?
選手間のサポートを徹底して、バルセロナのMFとFWの間で構築されるパス交換による攻撃を寸断することだと思う。メッシのマークにはラームがつくことになるけど、(パスの供給源である)シャビ、(中盤の底の)トゥーレへのカバーも必要だ。相手の攻撃を遮って、僕らのチャンスに切り替えらいいね。

そして相手のバルセロナ
やはり全体的にただよう余裕

グアルディオラ監督
ヴォルフスブルグに1-5で敗戦した結果を

「われわれはバイエルンに大きなリスペクトを払っている。彼らを信用してはならない」「われわれにとって悪い結果だったかもしれない」「1:5で敗れた後のバイエルンはアグレッシブでモチベーションも高い。彼らはこの失敗を取り戻すつもりだ。」

とバイエルンのもう失う物のない開き直りを警戒

クライフ
リベリーとトニを警戒
「私は、彼らがカンプノウでのゲームの前に、1-5で敗戦するのではなく、勝つことが好ましいと思っていた。敗北が彼らの調子を判断することを難しくさせたよ」
「知り尽くしている相手と戦う方が、精神的に追いつめられ未知数な相手と戦うよりもはるかに良い。私がドイツのチームについて知っていることは、彼らは彼らの誇りを持っているということだ」
リベリーに対しては
「誰もがリベリが偉大な選手だということを知っている。だが、彼は足下にボールがある時にのみ、怖さを発揮する」
「もしバルサが彼をコントロールし、彼をゲームから閉め出すことが出来れば、彼の脅威を減らすことが出来る」
トニに対しては
「同じアドバイスは彼らのFW陣にも言える。唯一の違いはトーニだ。彼は足だけでなく、頭でも彼自身、もしくはチームメイトに決定的な場面を作り出すことが出来る」
「彼を出来る限りペナルティエリアから遠ざけてプレーさせなければいけない」

フレブ
ラームを注意人物とし
「彼はとても才能のある選手で、僕らは彼に気をつけなければいけない。とてもスキルがあって、非常にテクニカルだ。視野もいいし、最高のシュートを持っている」「彼は危険をもたらしてくるだろう。だから、彼のことを考慮しなければいけないね」
「僕らは自分たちの試合をするようにしなければいけない。そしてもし、うまくそれができれば、彼らにとっては難しくなるだろう」
「だけど、彼らにはトーニやリベリといった選手たちがいる。だから、ディフェンス面で集中することも重要になるだろう。2-1で勝つよりも0-0の方がいいからね」

メッシ
このメッシをどうにかできるか?出来たとしてもまだまだたくさんいるのだが
メッシがどうにもこうにもになって全体的にやばい感をだせれば
■カタルーニャのメディアは、バルセロナが準々決勝でバイエルンと当たることになってラッキーだと言っているけれど……
メッシ:全くそんなことはないよ。とても手ごわい相手と対戦することになったと思っているし、バイエルンは僕らを苦しめるだろう。とてもいい選手がそろっているからね。欧州のカップ戦での伝統もあるし、勝ち抜きが決まる第2戦はバイエルンのホーム、ミュンヘンだ。だから、楽な試合になるとは思わないよ。
■ユルゲン・クリンスマンのチームで最も危険な存在は?
メッシ:攻撃のパワーは脅威だし、能力の高い選手がそろっていると思う。ルカ・トーニ、フランク・リベリー、ゼ・ロベルト、クローゼ、ポドルスキ……。彼らには注意しなければならない。もう1つ、バイエルンはカップ戦での経験が豊富だ。昨シーズンのUEFAカップ(準々決勝)でも、ほとんど敗退寸前だったのに、ヘタフェに勝利したからね(延長戦の残り5分で2ゴールを挙げて追いつき、アウエーゴールの差で勝ち上がった)。
■君にとっては、アルゼンチン代表のチームメートでもあるマルティン・デミチェリスとも対戦しなければならない
メッシ:“ミチョ”(デミチェリスの愛称)とは代表で一緒だけど、彼と対戦するのは楽しみだよ。僕に対しては、お手柔らかに扱ってくれるとうれしいけどね(笑)。いまや彼は(DFというより)MFに近いと思うから、ピッチで直接対決する機会があるかは分からないけど、いずれにしても素晴らしい選手だよ。
■右サイドの君に対し、バイエルンの左サイドバックであるラームがマークにつく可能性が高い。とても厳しい対決になるだろうね。ラームといえば、バルセロナが獲得を狙っているとも言われる
メッシ:彼はとてもいいサイドバックだから、対決するのは大変だと思う。彼は攻撃への切り替えもうまいしね。集中を切らさないことが必要だ。

リベリー、トニそしてラームを警戒
シュバインシュタイガーの名前は全く出てこない
これでだまっているのか?
ゼ・ロベルトだっている、すっかり忘れられているところから活躍し勝利
そしてレンシング、やっぱ逸材だなと思わせてくれ

そしてバルセロナ公式サイトに「楽観的なバイエルン」
ヨーロッパでバルサに敗れたことの無いチームがやって来た。
とリリース
クリンスマン監督は
「負傷者のことは心配していない。これまでも負傷者は多かったから、スタメンをやりくりするのには慣れているよ」
シュバインシュタイガーは
「カップ戦は敗退したけど、バルサに勝てばブンデスリーガとチャンピオンズリーグを狙える。バイエルンはチャンピオンズリーグを夢見てるのさ」。
そしてキャプテンは
キックオフの笛が吹かれれば「試合前に言われたり書かれたりしたことは意味が無くなる」
これはかっこいい、雑誌にも散々バルサが勝ったように書かれているが
この下馬評を全て覆そう