ゴール:ピサロ(3分、58分)、サリハミジッチ(65分)
GK:カーン
DF:サニョール、ルシオ、ロベルト・コヴァチ、リザラズ
MF:サリハミジッチ、デミチェリス、フリングス、ゼ・ロベルト(85分ショル)
FW:マカーイ、ピサロ(67分ゲレーロ)
アーセナルのGKはレーマン。これで今日のみどころのひとつカーンvsレーマンが実現。アーセナルは全員外国人、うちも2人だけ。そしてバラックはやはり無しでベンチにはダイスラーも無し。やはりプレッシャーはまだ無理か。ピッチに出る前の光景ではカーンとレーマンが笑顔で大人の握手。
前回の試合で5-0でドルトムントに勝ったがデミチェリスでいいのか?ハーグリーヴスは出さなくていいのか?とちょっと不安もある。
試合はまずカーンのゴールキックがDFにあたりそれをピサロが入れ3分で1-0。これはまさにカーンvsレーマンの直接対決で勝利みたいなものだ。
リザラズもがんがん上がって完全にバイエルンペース。デミチェリスがエドゥーに行ってイエロー。自分で頭をこづいて反省。とにかく中盤で完全に流れを切っていく。ルシオもはりきり上がってくる。そして余裕からかマカーイがディフェンスをするというサービス付き。とにかくつながるバイエルン、つながらないアーセナル。で前半終了。
サポーターも嬉しくてしょうがないのか雪合戦をしている。後半に入りメンバー交代は両者ともに無し。後半いきなりパスワークで“流れるアーセナル”を魅せる。ゼ・ロベルトのクロスをマカーイ、しかしレーマンも意地でクリア。コヴァチがペナルティエリアでピレスを倒してやば、しかしおとがめ無し。85分ゼ・ロベルトからショルに交代。その直後セットプレイでピサロがヘッドで今日2発目で2-0.さらにフリングスが粘って上げて画面から見えないところからサリハミジッチが得点で3-0。マガト監督もニヤケ顔をかみ殺すのに必死。マカーイからフリングスどフリーも外してしまうのはご愛敬か?75分サリハミジッチからハーグリーヴスへ。
ホイッスルが鳴った後のシュートもカーンは足で止める。気合い十分。
88分セットプレイからアシュリー・コールのシュートはポストしかしサニョールがこけてクリアできずつめてたトゥーレがゴールで3-1。最後の最後で点をいれられさらに遅延行為とみなられコヴァチにイエロー。
しかしこの試合アンリに仕事をさせず、ピレスにはリザラズが完璧マーク、ルシオがはりきり、マカーイがサービスDF、マカーイが入れなくてもピサロが入れる、バラックがいなくてもデミチェリスが先発でも完勝。これは大きい。呆然とレーマンは「やっぱオレ2番手かな」という表情。