「夢を見て人生を過ごすのではなく、夢のために生きる」がアンドレアス・ギョーリッツのモットーだ。そしてこのモットーを達成するべく、22歳、7月1日からFCバイエルンでのしごとを開始した。
「ギョーリッツは、準備期間中、最も期待を上回る実力を見せてくれた選手です。2ヶ月前、彼がFCバイエルンへ移籍してきた時、だれもレギュラーを期待していた者はいなかったでしょう。でも今の彼には、ブンデスリーガ初戦、タイハンブルグ戦でスタート・エルフとして出場できるまでになっています。」とマガット監督は、彼を誉める。
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レコードマイスターに移籍したチャンスを生かしたいと言う意思を、ギョーリッツは、マガット監督に伝えたのだ。「練習中、彼は、レギュラー入りを果たしたいと言う意思をはっきりと、行動で示しました。」とFCB監督。U21代表選手は、マガット監督の練習に、真っ向から挑んでいる。「こんなに絶好調と感じたことは、これまでありませんでした。後は、スピードだけです。」と、猛練習に弱音を吐くことなく、答えた。
レコードマイスターの強化試合10戦中、9戦に出場、そのうち8戦は、スタメン起用だ。月曜日の晩に行なわれたリーガ・ポカール(Ligapokal、リーグ杯)決勝、対ヴェアダー・ブレーメン戦(3:2)でもそうだった。「僕にとって、初めてのタイトルです。」とロング・ホイッスル、彼はとても喜んでいた。
今週の土曜日に行なわれる、リーガ開幕戦、対ハンブルグ戦に右ディフェンダーが、FCBのスタート・エルフの一員としてピッチに立つことは、予言者でなくとも想像できるところだろう。これまでの試合で見せた印象が、それを裏付けている。22歳、WM2006出場への道も歩み始めたと言えよう。「U21代表の誰もが、2006年の出場を夢見ています。」と彼は、目標を率直に語る。彼が、この夢をも手に入れてくれることを期待する。