ちょっとした問題カーンとFCB、解決策で合意 - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/07/30
ちょっとした問題カーンとFCB、解決策で合意

ボンでトレーニングキャンプに入ったFCバイエルンは滞在先のホテルで記者団の質問に答えた。オリバー・カーンに向けられた最初の質問の答えは簡単だった。「カーンさん、朝のトレーニングの時間はどこにいましたか」の質問に対してカーンは「パワールームでトレーニングしていた。まだ練習武不足気味なので」と答えた。朝のチームトレーニングではカーンの姿が見えなかった。
でも次の質問の答えには少し時間がかかった。スポーツ紙「スポーツビルド」が水曜日の紙面で「FCバイエルンがカーンをフリーにした」と報道したことに関する質問だった。すでにカーンのFCバイエルンのキャプテンと選手のポストをめぐっては両者は2006年まで契約を交わしていると思われていた矢先、これはまったくの寝耳に水だ。
この報道の根拠は何か。カーンは「私は2006年まで契約を交わしているし、それを遂行するつもりだ」と語った。カーンはFCBは居心地は良いし、できるだけ多くのタイトルを獲得するという目的で励んでいると語った。「でも、時々ちょっとした問題が起こるが、それは内々の解決策で納得している」と明かしたが「ちょっとした問題」については本人は詳しく語りたがらない。でも、この場に居合わせた関係者にとっては周知の事実だ。
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カーンは数日前、ドイツの大手日曜紙の心無い報道で、またプライバシーを侵害された。カーンは今回の件では法に訴えることも考えている。「サッカーにまったく関係のないことで、家族にとって我慢の限界を超える報道内容だ」と怒りを表明。カーンは、FCバイエルンとドイツナショナルチームのゴールキーパーの任務に専念したい。「でもそれが常識を超えた行為によってじゃまされるなら、FCBと一緒に対策をとる。FCBでは人間の尊厳は聖域だ。ここまでエスカレートするとは信じがたい」と嘆いた。
fcbayern.de ボン特派員: ディルク・ハウザ