バイエルンにもイブラヒモビッチがいる
下部組織で活躍する16歳のイブラヒモビッチ
ナーゲルスマンにも好印象
次なる“イブラヒモビッチ”がバイエルンに ナーゲルスマンも一目置く16歳の才能
1/8(土) 20:03配信
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!
近い将来、欧州サッカー界にはまた新たな“イブラヒモビッチ”が登場するかもしれない。この名を聞けば多くのサッカーファンが想像するのはACミランで今もなお活躍するFWズラタン・イブラヒモビッチだろうが、実は同じ名前を持つ有望株がドイツでその将来を嘱望されているのだ。
その有望株とは、現在バイエルン・ミュンヘンの下部組織でプレイしているU-17ドイツ代表MFアリジョン・イブラヒモビッチ。現在16歳の同選手は、2018年夏にニュルンベルクから引き抜かれた逸材だ。本職はズラタンと違って攻撃的MFやウイングだが、その才能は「スウェーデンのレジェンドにも匹敵するものがある」と独『Spox』も評価。今季はここまでU-19カテゴリのリーグ戦10試合に出場しており、4ゴール7アシストを記録している。
そして、そんな若きイブラヒモビッチの才能にはユリアン・ナーゲルスマン監督も舌を巻いているようだ。同監督は現在トップチームに帯同している彼のプレイを見て次のように賛辞を送っている。
「アリジョンは私にトレーニングで非常に良い印象を与えてくれたよ。フィジカル面で改善の余地はあるけれど、彼はオリジナリティのある資質を備えている。まだ未熟な面もあるが、それは伸びしろだと捉えているよ。彼のような若い選手が次のステップを踏むのが楽しみだね」(独『Sport 1』より)
現地時間7日に行われたブンデスリーガ第18節のボルシアMG戦では、チームが緊急事態に見舞われる中でベンチ入りメンバーにも選ばれたイブラヒモビッチ。バイエルンでは近頃ジャマール・ムシアラのようなヤングタレントも頭角を現しているとあって、彼にも近いうちのブレイクには期待がかかるところだ。
はたして、バイエルンが抱える新たな“イブラヒモビッチ”は、そう遠くない未来に大きなインパクトを残すことができるのか。ボルシアMG戦でデビューを果たした同世代の選手たちと共に、この16歳が今後どこまで成長するかは今から楽しみでならない。