2021.12.08:バイエルン・ミュンヘン vs バルセロナ(CL:H) - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2021/12/09
2021.12.08:バイエルン・ミュンヘン vs バルセロナ(CL:H)

2021.12.08:バイエルン・ミュンヘン 3-0 バルセロナ(CL:H)

  • サネ
  • レバンドフスキ
    (77:ティルマン)
  • コマン
    (71:サル)
  • ミュラー
  • ムシアラ
  • トリッソ
    (60:ロカ)
  • デイビス
    (71:リチャーズ)
  • ズーレ
    (78:タンギ)
  • ウパメカノ
  • パヴァール
  • ノイアー
  • 34:ミュラー、43:サネ、62:ムシアラ
  • ウルライヒ、フリュヒトル、エルナンデス

試合後コメント

ナーゲルスマン監督

「クリーンシート(無失点)を達成できたのは重要だった。これでCLでは22得点を決め、3失点しか許さなかったということになる。素晴らしい結果だと思うし、今日、私たちは自信を持っていた」
「相手は力のあるチームで、勝たなければならない状況だった。しかし、我々は彼らをゲームに参加させることはなかった。後半は少し深めに守って相手によりボールを持たせてしまったが、もっとチームを引き締めていれば3点より多い得点が取れていただろう。結果的に、とても良いグループステージだったと思う」(SOCCER KING)

ミュラー

CLで通算50ゴールを達成。「僕らしいゴールだったね。チャンピオンズリーグで50ゴールというのはいいことだけど、僕にはまだたくさんのサッカーが待っている」とコメントした。
さらに、グループステージ敗退に終わったバルセロナの難しい状況について「まだビッグネームがいる。経済的には、あまり良い状況ではない。彼らは激しさについていけないような気がしている。技術的にも戦術的にも、必要なものはすべて揃っているが、ペースについていけていない。僕らはそれを利用した」(Goal)

シャビ監督

「常に相手を支配したいと思っているが、今日はその逆だった。もっと自分自身に要求しなければならない。我々はバルサなのだ。これをターニングポイントにして、ダイナミックに色々と変えていかねば。競争ができていない。CLだというのにね。しかし、これが現実だ。誇りを持って、この現状と向かい合わなければならない。今日から新しい時代、新しいステージが始まる」
「苛立ちはある。これが我々の現実であり、腹立たしい限りだ。しかし、向き合わなければならない。それ以外の道なんてないのだ。今日は新しい時代の始まる。ゼロからスタートしよう。我々の目標はELじゃなく、CLだ。頑張らねば。私は失敗という言葉が好きじゃない。トライはしているのだからね。このクラブのことを愛している。努力するし、人生を捧げる」(超WORLDサッカー!)

ブスケツ

「今はとてもイライラしている。これは僕らが望んでいたことではなく、クラブもファンもこのようなことになるべきではない。僕たちは厳しく困難な状況に置かれ、とても心が痛むよ。いろいろな要因が重なり、このような状態になってしまったんだ」(ゲキサカ)

アラウホ

「ひどい結果だし、彼らによってもっと悪くなる可能性があった。僕たちは良いスタートを切ったが、彼らはいくつかのチャンスを作り、ゴールを決めた。彼らの最初のゴールは僕らの自信を失わせたんだ」(ゲキサカ)

ベンフィカのジョルジュ・ジェズス監督

「ユリアン・ナーゲルスマンにも感謝したい。バイエルン・ミュンヘンが勝たなければ、このようなことはあり得なかった。ですから、彼には感謝している」(Goal)

ベンフィカのマリオ

「重要なのは勝つことだった。バルセロナがミュンヘンで勝つことがどれほど難しいかはわかっていた」(Goal)

試合展開

バルサを地獄へ落とす一発! ドイツ代表FWのゴールが凄すぎる! 完璧なコースではないのになぜ…【欧州CL】
12/9(木) 12:18配信
フットボールチャンネル

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグE最終節、バイエルン・ミュンヘン対バルセロナが現地時間8日に行われた。この試合では、ドイツ代表FWが目の覚めるような圧巻ゴールを決めている。
すでに決勝トーナメント行きを決めていたバイエルンは、34分にゲームを動かした。左サイドからロベルト・レバンドフスキが持ち上がると、最後はフワッとしたクロスにトーマス・ミュラーが頭で合わせ、1点を奪っている。
そして、圧巻のゴールが誕生したのは1-0で迎えた43分のことだった。
キングスレー・コマンのパスをバイタルエリア手前で受けたレロイ・ザネが迷わず左足を振り抜くと、強烈なシュートが豪快にゴールネットへ突き刺さった。
一見するとそこまで完璧なコースには飛んでいないのだが、スローで見るとこのシュートの恐ろしさがよく分かる。ザネの放ったボールは回転しておらず、ブレ球となっていたのだ。だからこそ、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは弾き切ることができなかった。
ザネの圧巻ゴールでリードを広げたバイエルンは後半にも1点を追加し、バルセロナを3-0で粉砕。2000/01シーズン以来21年ぶりとなるCLグループリーグ敗退に追い込んだ。なお、バイエルンは無傷の全勝でベスト16入りとなった。

バルセロナ敗退、CL連続決勝T進出は17季でストップ バイエルンに完敗
12/9(木) 7:19配信
日刊スポーツ : nikkansports.com

<欧州CL:バイエルン・ミュンヘン3-0バルセロナ>◇8日◇1次リーグE組◇ミュンヘン
名門バルセロナ(スペイン)の連続シーズン決勝トーナメント進出が17季でストップした。
アウェーでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に完敗。E組もう1試合でベンフィカ(ポルトガル)がディナモ・キエフ(ウクライナ)に勝利したため、バルセロナはE組2位から3位に転落。欧州CLは敗退となり、欧州リーグ決勝トーナメント進出をかけたプレーオフに回ることになった。
前回9月14日の対戦でも0-3と敗れているBミュンヘンは今回も無慈悲だった。前半34分にレバンドフスキのアシストからミュラーにヘディングで先制点を奪われ、同43分にはサネに左足無回転ミドルシュートをたたき込まれた。後半にもムシアラのゴールで失点。新型コロナウイルス対策で無観客開催となった敵地ミュンヘンで、またしても完膚なきまでにたたきのめされた。
バルセロナのシャビ監督は「相手の方がウチより上だった。彼らは素晴らしいチームだ。ウチはベストを尽くした。前線からプレスをかけ、ボールも奪った。だがしばらくすると向こうに圧倒された」と負けを認めていた。

バルセロナが決勝T進出逃す 欧州CL、1次L最終戦
12/9(木) 8:54配信
(共同通信)

【ミュンヘン共同】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は8日、各地で1次リーグ最終戦が行われ、E組でバルセロナがバイエルン・ミュンヘンに0―3で敗れて16強による決勝トーナメント進出を逃した。
1次リーグで敗退するのは2000~01年以来で、ベスト16入りは17季連続でストップ。同組はベンフィカがディナモ・キエフを2―0で下し、2位に浮上して突破を決めた。
G組はリールとザルツブルクがベスト16に進み、H組はユベントスが1位、前回王者のチェルシーが2位となった。

バイエルン全勝、ユーヴェは首位通過 バルサやセビージャが敗退/CL・GS第6節
12/9(木) 7:42配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

CL敗退が決まったバルセロナ、逆転突破のベンフィカ、決勝点挙げたユヴェントスFWキーン、首位通過のリール(左上から時計回り) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節、グループEからグループHまでの試合が8日に各地で行われた。
グループEは全勝のバイエルンが首位通過決定。バルセロナは2位につけるものの、勝ち点でベンフィカと並ばれると3位転落という状況でのバイエルン戦となった。無観客での一戦となったが、バイエルンが前半に2点、後半にダメ押しの追加点を奪う展開でバルセロナを一蹴。一方、勝ち点2差でバルセロナを追っていたベンフィカはホームでディナモ・キエフと対戦し、前半立て続けに2得点を奪って、勝ち点3を積み上げた。この結果、バイエルンとベンフィカが決勝トーナメントへ。バルセロナは2004-05シーズンから続いていたCL決勝トーナメント進出の歴史がストップすることとなった。

バルセロナ、バイエルンに完敗でCLベスト16進出ならず…グループステージ敗退は2000-01シーズン以来の惨事
12/9(木) 6:53配信
(GOAL)

8日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループE最終節、バイエルン・ミュンヘン対バルセロナは3-0でバイエルンの勝利に終わった。バルセロナは2000-01シーズン以来となるグループステージ敗退となった。
ベンフィカがディナモ・キエフに勝利すれば、アリアンツ・アレーナで勝利しなければ決勝トーナメント進出の道がないバルセロナ。最悪のシナリオは現実のものとなり、ベンフィカは早い段階で2点を先取して、チャビ監督率いるチームはミュンヘンでの勝利を義務付けられるのだった。
だが過去の成績は2分け3敗と勝利なし。故クライフ氏もバルセロナ指揮官最後のシーズンに2-2で引き分けるのが精一杯だったミュンヘンが舞台である(当時の新聞では『クライフは持っているかどうか』と、今チャビ監督が言われているような見出しが踊っていた)。この試合がバルセロナ指揮官として5試合目のチャビ監督にとっては大き過ぎる挑戦だった。
立ち上がりこそ先発したデンベレとともに鋭い攻撃を見せたバルセロナだったが、徐々にバイエルンに主導権を握られていく。かてて加えて31分にはジョルディ・アルバが負傷でプレー続行不可能となり、チャビ監督はミンゲサを投入。失点したのは、それから3分後のことだった。左サイドを突破したレヴァンドフスキの折り返しからミュラーがヘディングシュート。アラウホがクリアするもすでにゴールラインを割っており、バイエルンが先制に成功している。
バイエルンの勢いは止まらない。43分にはミドルレンジからサネが左足で強烈なシュートを放つ。GKテア・シューテゲンにとっては止めることもできたはずの弾道だったが、ボールはネットに突き刺さり、ホームチームが2点をリードして前半を終えた。
後半、チャビ監督はデストをニコに代えて何とか抗うと試みる。が、たとえ中盤でボールを保持できたとしても、両ペナルティーエリアで絶対的な強さを示すのはバイエルンだった。そうして62分に3-0とするゴールが生まれる。左でサイドチェンジのボールを受けたデイヴィスの折り返しから、今度はムシアラがネットを揺らした。
チャビ監督はその後、ラ・リーガの次戦を意識したような選手交代を繰り返す。終盤はバルセロナがボールを保持しながらもチャンスの創出はほとんどかなわず、バイエルンがまさに完勝という内容で、ホームでのバルセロナ戦成績を4勝2分けとしている。
グループEのもう一試合、ベンフィカ対ディナモ・キエフは2-0のまま終了。この結果、グループEの最終順位は首位バイエルン(勝ち点18)、2位ベンフィカ(勝ち点8)、3位バルセロナ(勝ち点7)、4位ディナモ・キエフ(勝ち点1)となり、バルセロナはヨーロッパリーグに回ることになった。

バルセロナが敵地バイエルン戦で惨敗…2000-01シーズン以来のCLグループリーグ敗退
12/9(木) 6:59配信
ゲキサカ[講談社]

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE第6節が8日に行われ、2位バルセロナ(スペイン)は敵地で首位バイエルン(ドイツ)に0-3で敗れた。他会場では3位ベンフィカ(ポルトガル)がホームで4位ディナモ・キエフ(ウクライナ)に2-0と勝利。この結果、3位に後退したバルセロナは2000-01シーズン以来のグループリーグ敗退(2003-04シーズンはEL出場)となり、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。欧州CLラウンド16の組み合わせ抽選会は13日に実施される。
グループEでは前々節にバイエルンが首位通過を確定させ、残る1枠を2位バルセロナ(勝ち点7)と3位ベンフィカ(勝ち点5)が争う状況で今節を迎えた。
勝てば自力突破が決まるバルセロナだったが、他会場でベンフィカが早々にリードを奪うと、前半34分に失点を喫してしまう。
FWレロイ・サネのスルーパスからFWロベルト・レバンドフスキがPA内左に進入し、キープから右足でクロス。ファーのFWトーマス・ミュラーが頭で合わせると、ゴール左に向かったボールをDFロナルド・アラウホにクリアされるが、先にラインを割っていたとして、バイエルンの先制点が認められた。
前半43分にはサネがFWキングスレイ・コマンのパスを敵陣中央で受け、左足を一閃。強烈なミドルシュートがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの右手をかすめてネットを揺らし、追加点を挙げた。
前半30分にDFジョルディ・アルバが負傷交代を強いられ、DFオスカル・ミンゲサを緊急投入していたバルセロナは、さらに後半開始から右ウイングのDFセルジーニョ・デストに代えてMFニコ・ゴンザレスを送り出す。同選手はインサイドハーフに入り、MFガビが右ウイングに移った。
しかし、バイエルンは主導権を渡さない。後半17分、DFアルフォンソ・デイビスがPA内左でアラウホを振り切り、マイナスに折り返すと、ニアのMFジャマル・ムシアラが左足で押し込んだ。
バルセロナは最後までゴールを取り返せず、0-3でタイムアップ。グループ2位から3位に転落し、2003-04シーズン以来18年ぶりのELに臨むことになった。

バイエルンがGS全勝締めでバルセロナの決勝T進出を阻む! 快勝ベンフィカが逆転で2位通過《CL》
12/9(木) 7:04配信
超WORLDサッカー!から

チャンピオンズリーグ(CL)のグループE最終節、バイエルンvsバルセロナが8日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われ、ホームのバイエルンが3-0で快勝した。
グループステージ5連勝ですでに首位通過を決めているバイエルン(勝ち点15)は、直近のドルトムントとのデア・クラシカーにも勝利し、ブンデスリーガ首位キープにも成功している。アヤックス、リバプールに続く全勝突破を図るナーゲルスマン率いるチームは、ドルトムント戦から先発2人を変更。リュカとゴレツカに代えてジューレとミュージアラを起用。キミッヒやニャブリといった一部主力が引き続き不在も、消化試合とは思えないほぼベストのメンバーを揃えた。
一方、バルセロナ(勝ち点7)は前節、3位ベンフィカ(勝ち点5)との直接対決を0-0のドローで終え、辛くも2位の座を維持。だが、最終節で勝利を逃した場合、当該成績で上回るベンフィカに抜かれる可能性が出てきた。勝利必須の状況で迎えた運命の一戦に向けては、チャビ新体制で初黒星を喫した直近のベティス戦から先発3人を変更。ニコ・ゴンサレスとコウチーニョ、アブデに代えてピケとフレンキー・デ・ヨング、デンベレを起用し、3トップに右からデスト、デパイ、デンベレを配した[4-3-3]を採用した。
ドイツ国内での新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客開催となった注目の名門対決は、雪がちらつく中での幕開けに。自力突破に勝利が必要なバルセロナがアグレッシブに試合に入ったことで、拮抗した展開が続く。
ホームのバイエルンはアウェイチームのアグレッシブなプレーを要所でいなしながら、アルフォンソ・デイビスやコマンが鋭い縦への仕掛けで攻撃にスイッチを入れる余裕を持った試合運びを見せる。
一方、相手の連動した守備に苦戦するバルセロナは思うようにボールを繋ぐことができないが、デンベレが個的優位をもたらす左ウイングを起点に攻め手を窺う。その流れでデパイやデストに良い形でボールが入るも、最後の質を欠き決定機まであと一歩という場面が目立つ。
バイエルンペースもバルセロナの守備の粘りもあり、均衡が保たれたまま前半半ばに突入。28分には左サイドで相手の背後を取ったミュラーがそのままボックス付近まで運び、ファーへ走り込むレヴァンドフスキへラストパスが出る。だが、ここはパスがマイナスに入り過ぎて合わせ切れない。
何とか失点を免れたバルセロナだが、直後には右ハムストリングを痛めたジョルディ・アルバがプレー続行不可能となり、ミンゲサのスクランブル投入を余儀なくされる。すると、このアクシデントで守備のバランスが崩れたか、痛恨のビハインドを背負うことに。
34分、左のハーフスペースでボールを受けたサネから背後を狙うレヴァンドフスキにスルーパスが通る。ボックス左に持ち込んだレヴァンドフスキはそのままフィニッシュまで持ち込めずも、冷静にボールをキープ。味方の攻め上がりを促した中、浮き球のボールを上げると、DF2枚の死角から飛び出したミュラーが頭で合わせたボールがゴールに向かう。やや勢いを欠いたこのシュートをDFアラウホがゴールライン上でかき出したが、ゴールラインテクノロジーによってゴールインが確認された。
この失点によって気落ちするバルセロナの動揺を見逃さないバイエルンは、前半終了までに追加点まで奪う。43分、ペナルティアーク付近でコマンから短い横パスを受けたフリーのサネが左足を一閃。強烈なブレ球のシュートが枠を捉えると、GKテア・シュテーゲンの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。
ハーフタイム終了時点でベンフィカの2点リードによって2000-01シーズン以来、20年ぶりのグループステージ敗退が現実味を帯びてきたバルセロナ。堅守バイエルンを相手にここから3点が必要となった中、チャビ監督はデストを下げてニコ・ゴンサレスをハーフタイム明けに投入し、ガビを右ウイングに上げる。だが、この交代も流れを変える一手とはならず、前半同様にバイエルンに押し込まれる。
その後、時間の経過と共にバイエルンのペースダウンによって相手陣内でのプレータイムを増やしていくが、前半同様に最後の精度を欠く。すると、62分にはバイエルンが試合を決める3点目を奪う。
自陣右サイドからのロングフィードに反応したアルフォンソ・デイビスが快足を飛ばしてボックス内に侵入してゴールライン際に運んで丁寧に折り返す。これをゴール前のミュージアラが冷静にワンタッチで流し込んだ。
これで勝利を確信したナーゲルスマン監督はようやく手綱を緩めて次々に主力をベンチへ下げて、若手にプレー機会を与えていく。対するバルセロナも敗北を受け入れたか、デンベレ、フレンキー・デ・ヨング、ガビとキーマンを終盤にベンチへ下げた。
そして、後半終盤は一矢報いろうとするバルセロナの反撃を危なげなく凌ぎ切ったバイエルンが、3-0のまま試合をクローズ。消化試合でも力を緩めることなく完勝を収めたドイツ王者がグループステージ全勝を達成。一方、前回対戦に続き0-3の完敗を喫したバルセロナは17年連続の決勝トーナメント進出を逃し、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(前身UEFAカップは出場)に挑むことになった。
また、同日行われたベンフィカvsディナモ・キエフは、ホームのベンフィカが2-0で勝利した。
勝利且つバルセロナの取りこぼしによって逆転突破を決められるベンフィカは、すでに最下位が確定しているディナモ・キエフ(勝ち点1)とのホームゲームに臨んだ。
開始早々にゴール前のツィハンコフに絶好機を献上したベンフィカだが、相手の信じがたいシュートミスに救われて事なきを得る。
すると、16分にはボックス左に抜け出したジョアン・マリオからのプルバックをニアに入り込んだヤレムチュクがワンタッチで合わせ、先制に成功する。さらに、22分には相手のクリアミスに反応したジウベルトがボックス内へ抜け出すと、冷静に右足のシュートを決め切った。
この連続ゴールで完全に試合の主導権を掴んだホームチームは2点リードで試合を折り返す。バルセロナのビハインドの状況を受け、後半はゲームコントロール優先の試合運びを見せたベンフィカはこのままリードを維持したままタイムアップを迎えた。この結果、最終節で逆転のベンフィカが決勝トーナメント進出を決めた。

バルセロナ、欧州CLで21年ぶり1次L敗退 メッシ不在、名門の凋落…現地・豊福通信員が「見た」
12/10(金) 6:00配信
(スポーツ報知)

欧州チャンピオンズリーグ(CL)は8日、1次リーグ最終戦が各地で行われた。バルセロナ(スペイン)はバイエルン(ドイツ)に0―3で敗れ、E組3位で決勝トーナメント(T)進出を逃した。1次リーグで敗退するのは2000~01年以来、21年ぶり。16強入りは17季連続でストップした。スペインでで取材する豊福晋通信員が、過去5度の欧州制覇を誇る名門の凋落ぶりを「見た」。
「これがいまのバルサの現実だ」。自信家のシャビ監督も認めざるをえなかった。バルサはバイエルンに0―3で敗れ、21年ぶりのCL1次リーグ敗退が決まった。
希望を抱く人は地元バルセロナにも少なかった。勝てば2位で突破が決まる状況にはいたものの、メディアにもファンの声にもかつての勢いは感じられなかった。奇跡を信じたい気持ちよりも、その先に待つ苦い現実の影がバルセロナの街に重くのしかかっていた。バルサが地獄へ―(アス紙)。試合後、どのメディアも名門の敗退を辛らつに報じた。
早期敗退の最大の要因は1次リーグ6試合でわずか2得点という得点力にある。昨夏、絶対的エースだったメッシがクラブを去った。今季の総得点25は昨季同時期と比べて19点少なく、過去10年間の平均得点数と比較すると半分に満たない。メッシ後の世界は想像を超えて厳しかった。バルサ敗退の前日、パリSGのユニホームを着たメッシはCL(クラブ・ブリュージュ戦)で2得点を決めている。
エースを放出せざるをえなかった理由は、15億ドル(約1700億円)を超えるとされる負債にあった。メッシは給与の50%減額に応じたが、それでも残留はかなわず。バイエルン戦前日、ドイツメディアに凋落の理由を問われたピケは「経営だ」と前経営陣を批判した。この10年間、クラブはメッシがもたらした目の前の果実しか見ずに、後進の育成や健全経営を怠った。現監督のシャビ、神戸のイニエスタ、ピケにブスケツら一時代を築いたバルサの主軸は下部組織上がりだが、それ以降は誰も主力に定着していない。
19歳のFWファティや17歳のMFガビら、若手は台頭しつつある。しかし、経験のない彼らに望みを託せるほどCLの舞台は甘くはない。バイエルン戦にむけ、地元紙は連日のように負傷から復帰したばかりのFWデンベレを1面に載せた。今季未先発の選手に懸けざるをえないほど懐事情は苦しく、CLを戦う上で抱える駒には限界があった。
試合後、シャビ監督は「ここから新たな時代が始まる」と語った。しかし、かつてのように欧州の頂点を争うようになるまでは相当の時間がかかるだろう。国内リーグでも首位のRマドリードに勝ち点16差で7位に沈む。シャビが語るバルサの現実は、想像以上に厳しい。(豊福晋)

監督

全勝でCL決勝T進出…バイエルン指揮官「とても良いグループステージだった」
12/9(木) 13:11配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督がチャンピオンズリーグ(CL)についてコメントした。9日付けでクラブ公式サイトが伝えている。
8日にCLグループステージ第6節バルセロナ戦を迎えたバイエルンは、ホームで3-0の勝利を収めた。この結果、同クラブは今大会のグループステージを全勝でグループEを首位で通過したが、今シーズンからチームを率いるナーゲルスマン監督は試合後の取材に応じた際に以下のように語った。
「クリーンシート(無失点)を達成できたのは重要だった。これでCLでは22得点を決め、3失点しか許さなかったということになる。素晴らしい結果だと思うし、今日、私たちは自信を持っていた」
「相手は力のあるチームで、勝たなければならない状況だった。しかし、我々は彼らをゲームに参加させることはなかった。後半は少し深めに守って相手によりボールを持たせてしまったが、もっとチームを引き締めていれば3点より多い得点が取れていただろう。結果的に、とても良いグループステージだったと思う」
現在ブンデスリーガでも首位に立つバイエルンは、今後の決勝トーナメントの舞台でどのような戦いを見せるのだろうか。

バルサに2戦連続3-0、GS6連勝のナーゲルスマン監督「簡単なことではない」
12/9(木) 10:07配信
超WORLDサッカー!から

バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、バルセロナ戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
バイエルンは8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループE最終節でバルセロナと対戦した。
グループステージ5連勝ですでに首位通過を決めているバイエルンは、負ければ敗退の可能性もあるバルセロナと対戦。ビッグマッチがドイツ国内での新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客開催となった中、バルセロナがアグレッシブに試合に入る。
しかし、ホームのバイエルンがこれを見事にいなすと、34分にトーマス・ミュラーが先制ゴールを奪う。さらに43分にはレロイ・サネが追加点と、効率よくリードを広げる。
バルセロナに焦りの色が見えた後半も、62分にジャマル・ミュージアラがダメ押しの3点目。そのまま逃げ切り、グループステージ6連勝を達成した。なお、バルセロナは、ベンフィカがディナモ・キエフに勝利したため、3位で敗退。ヨーロッパリーグへと回ることとなった。
圧倒的な強さで今大会3チーム目となるグループステージ6連勝を飾ったバイエルン。優勝候補かと聞かれたナーゲルスマン監督は、それを目指しているとしながらも、そう考えたことはないとした。
「それは記者にとっての主題だ。予選ラウンドでは対戦相手、フォーム、そして何よりコントロールできない詳細に大きく依存してしまう」
「ラウンド16に出場した人たちは誰もが優勝候補だが、我々が優勝候補であり、そう感じるという目標を追い求めていることは明らかだ」
「予選ラウンドでテストする必要があり、それは選手たちにも伝えた。次のラウンドで我々を待っているライバルがどこなのか見てみよう」
また、ドイツ勢としては、RBライプツィヒ、ドルトムント、ヴォルフスブルクの3チームとも敗退し、唯一ラウンド16に残ることとなった。この点についても言及し、簡単ではないことだと語った。
「他のチームについて話すのは好きではない。全ての試合を観戦したわけでもない。我々だけでなければよかったが、誰もが我々と同じ可能性を持っているわけではないと考えると、簡単なことではない」
チーム内部でのゴタゴタがあるバルセロナに対して連勝をおさめ、さらに2試合連続で3-0というスコアに終わったバイエルン。ナーゲルスマン監督は、バルセロナに対して復活することを願うと語った。
「誰かにアドバイスをするつもりはないし、クラスの中の頭の良い人間に思われたくもない。我々は両方の試合で公正な勝者だったと思う」
「バルセロナは正しい決断を下す優秀な人々がたくさんいるクラブだ。このような負債を抱えることの意味を、制度レベルで食い潰すことは容易ではない。バイエルンにも影響があると私は確認している」
「みんなの幸せを祈るとともに、ファンとして、クラブが再び最も輝かしい時代の偉大な存在となることを願っている」

バルセロナキラー:ミュラー

バルサキラーぶり発揮のミュラー、CLでドイツ人選手初の快挙!
12/9(木) 11:55配信
超WORLDサッカー!から

バイエルンの元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーがチャンピオンズリーグ(CL)でドイツ人選手初の快挙だ。
ミュラーは8日に本拠地で行われたグループE最終節のバルセロナ戦に先発。34分にポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがボックス左から浮き球パスを出すと、相手DFの死角からヘディングで合わせて、先制ゴールをマークした。
ミュラーにとって、対バルセロナ戦8ゴール目を皮切りにより活気づいたバイエルンも3-0と快勝。バルセロナとの2試合をいずれも3-0の完勝で飾ったバイエルンはグループステージ無傷の6連勝で決勝トーナメント進出を果たしている。
2019-20シーズン以来のビッグイヤー獲得に隙なしの戦いを披露するバイエルンだが、ミュラーもデータ集計サイト『Opta』によると、CL通算50ゴールを達成。同大会史上8人目の快挙となり、ドイツ人選手に限れば、初の達成者だという。
なお、最多得点者は140ゴールのFWクリスティアーノ・ロナウド。そこにFWリオネル・メッシ、レヴァンドフスキ、FWカリム・ベンゼマ、ラウール・ゴンザレス氏、ルート・ファン・ニステルローイ氏、ティエリ・アンリ氏が続いている。

バルセロナに抜群の相性の良さを示すミュラー、問題点を指摘「彼らは激しさについていけない」
12/9(木) 11:40配信
(GOAL)

バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーがバルセロナ撃破に喜びを語った。UEFA公式サイトが伝えている。
バイエルンは8日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でバルセロナと対戦。ミュラーのゴールで先制すると、その後も2点を加えて3-0と完勝を収めている。
バルセロナ戦にめっぽう相性の良さを魅せるミュラーは、CLで通算50ゴールを達成。「僕らしいゴールだったね。チャンピオンズリーグで50ゴールというのはいいことだけど、僕にはまだたくさんのサッカーが待っている」とコメントした。
さらに、グループステージ敗退に終わったバルセロナの難しい状況について「まだビッグネームがいる。経済的には、あまり良い状況ではない。彼らは激しさについていけないような気がしている。技術的にも戦術的にも、必要なものはすべて揃っているが、ペースについていけていない。僕らはそれを利用した」と明かしている。

ミュラー、CL史上8人目の通算50ゴール達成…ドイツ人選手では史上初
12/9(木) 10:47配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

バイエルンに所属する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、チャンピオンズリーグ(CL)通算50ゴールに到達した。8日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
CL・グループステージ第6節が8日に行われ、バイエルンはバルセロナと対戦。34分にミュラーがヘディングで決めて先制すると、43分にはレロイ・サネが、62分にはジャマル・ムシアラが追加点を挙げ、3-0で勝利。バイエルンはグループステージ全勝を達成した。
この試合の得点でミュラーはCL通算50ゴールに到達。そのうち、34ゴールを右足で、9ゴールを左足で、7ゴールをヘディングで決めている。なお、バルセロナ戦では最多の8ゴールを記録している。
また、CL通算50ゴールに到達したのはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、フランス代表FWカリム・ベンゼマ、元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏に続き、ミュラーが史上8人目。ドイツ人選手では初のCL通算50ゴール到達者となった。

バルセロナ

【欧州CL】バルセロナが21年ぶり1次リーグ敗退 シャビ監督「つらい現実」「ムカついてる」
12/9(木) 10:09配信
東スポweb

名門クラブが屈辱の敗退となった。欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ最終節(8日=日本時間9日)、E組のバルセロナ(スペイン)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―3で完敗。グループ3位で21年ぶりに敗退し、17季連続で続けてきた決勝トーナメント進出を逃した。
勝利すれば、1次リーグ突破の決まるバルセロナは序盤から積極的に攻め込んだものの、前半34分にFWトーマス・ミュラーのゴールで先制されると、43分にはFWリロイ・サネに追加点を奪われた。後半もBミュンヘンに加点され、無得点で惨敗となった。DFロナウド・アラウホは「この結果は残念だ」と肩を落とした。
シャビ監督は「これはつらい現実だ。これが分岐点だ」とし「バルセロナに許されることではない。バルサファンの私はムカついてる。今日から新しい時代が始まる。1次リーグで敗退し、欧州リーグにいくが、そこは我々の場所ではない。ゼロから初めてバルセロナをCLで競えるところに戻さなければならない」と力を込めた。
今季のバルセロナは大エースのFWリオネル・メッシが抜けたことやケガ人が続出している影響から国内リーグでも7位と低迷し、浮上の兆しは見えていないが、この敗退をバネにチームを再建できるだろうか。

シャビ監督「腹が立っている」。バルサの21年ぶりCL早期敗退に怒り「もっと要求しないと…」【欧州CL】
12/9(木) 11:57配信
フットボールチャンネル

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグE最終節、バイエルン・ミュンヘン対バルセロナが現地時間8日に行われた。
ベスト16入りを果たすために勝利が必要だったバルセロナだが、結果はあまりにも残酷なものとなった。34分にトーマス・ミュラーのゴールでリードを奪われると、その9分後にはレロイ・ザネに得点を献上。さらに後半、ジャマル・ムシアラにもゴールを与え、0-3と大敗を喫した。
別会場のベンフィカがディナモ・キエフに勝利したため、バルセロナは3位に転落。2000/01シーズン以来、実に21年ぶりとなるCLグループリーグ敗退に終わった。
スペイン紙『マルカ』によると、シャビ・エルナンデス監督は試合後「私たちは常に相手を支配し、掌握したいと思っているが、その逆だった。もっと自分自身に要求しなければならない。我々はバルサなんだ」とコメント。バイエルン戦の完敗を認めた。
さらに同指揮官は「これが私たちの現実だということに、腹が立っている」と厳しい言葉を残し、続けて「ただ、向き合わなければならない。それ以外の道はない。今日から新しい時代の始まり、ゼロからのスタートなんだ。私たちの目標はヨーロッパリーグ(EL)ではなくCLだ。一生懸命やらないと」と、ここから再び奮闘することを誓った。

チャビが21年ぶりCL早期敗退で誓言 「ゼロからスタートしよう」
12/9(木) 9:40配信
超WORLDサッカー!から

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が「ゼロからのスタート」を口にした。
チャンピオンズリーグ(CL)グループEの5試合を消化して2位につけるバルセロナ。8日、すでに首位通過を決めたバイエルンとのアウェイ戦に臨んだ。
勝って2位通過を決めたいところだったが、序盤から違いを見せつけられ、0-3の敗北。他会場で勝利した3位のベンフィカに抜かれ、3位に転落した。
これにより、21年ぶりのCLグループステージ敗退が決まり、ヨーロッパリーグ(EL)の戦いに回ることに。チャビ監督は試合後、嘆きつつ、再起を誓った。
「常に相手を支配したいと思っているが、今日はその逆だった。もっと自分自身に要求しなければならない。我々はバルサなのだ。これをターニングポイントにして、ダイナミックに色々と変えていかねば。競争ができていない。CLだというのにね。しかし、これが現実だ。誇りを持って、この現状と向かい合わなければならない。今日から新しい時代、新しいステージが始まる」
「苛立ちはある。これが我々の現実であり、腹立たしい限りだ。しかし、向き合わなければならない。それ以外の道なんてないのだ。今日は新しい時代の始まる。ゼロからスタートしよう。我々の目標はELじゃなく、CLだ。頑張らねば。私は失敗という言葉が好きじゃない。トライはしているのだからね。このクラブのことを愛している。努力するし、人生を捧げる」(
超WORLDサッカー!から

「これが現実なんて腹立たしい」屈辱のCL敗退にシャビ監督が怒り!「もっと要求しないと、バルサなんだぞ」
12/9(木) 8:35配信
SOCCER DIGEST Web

現地時間12月8日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節(E組)で、バルセロナはベスト16進出を懸けて、すでに首位通過を決めているバイエルンと敵地で対戦。第1節と同じく0‐3の完敗を喫した。
開始34分にトーマス・ミュラーのヘッド弾で先制を許すと、その9分後には、レロイ・ザネの目の覚めるようなミドルシュートで被弾。62分にも18歳のジャマル・ムシアラにゴールを許し、万事休した。
2‐0でディナモ・キエフを下したベンフィカに抜けれ、3位に転落したバルサは、屈辱のヨーロッパリーグ行きとなった。
スペイン紙『MARCA』によれば、バルサのシャビ監督は試合後、「我々は常に敵を支配し、掌握したいと思っている。だが、逆だった」と完敗を認め、こう続けている。
「もっと自分自身に要求しなければならない。我々はバルサなんだ。この敗戦を劇的に多くのことを変えるターニングポイントにしなければ。我々は競争できていない。これはチャンピオンズ・リーグなんだ。でも、これが現実だ」
ロナルド・クーマンの解任を受け、11月6日に指揮官として古巣に戻ってきたレジェンドは、「腹立たしい。これが現実だということに怒っている。だが、立ち向かうしかない」と厳しい言葉を口にした。
そして、「今日から新しいステージが始まる。ゼロから始めるんだ。目標はチャンピオンズ・リーグであって、ヨーロッパリーグではない。一生懸命やらないと。私は失敗という言葉が好きではない」とコメントし、愛するクラブの抜本的な改革に着手することを誓っている。
この屈辱の惨敗からどう立ち直るのか。バルサとシャビの巻き返しに注目だ。

バイエルンに完敗でCL敗退のバルセロナ、チャビ「うんざりする。しかし今日から新しい時代が始まるんだ」
12/9(木) 8:30配信
(GOAL)

8日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループE最終節、バルセロナはアウェーでのバイエルン・ミュンヘン戦を0-3で落として同大会から姿を消した。チャビ・エルナンデス監督は、バイエルンに完敗したことを認めつつ、ここからチームを立て直すことを誓っている。
バイエルン相手にほとんど効果的な攻撃を見せられず、3点を叩き込まれて敗戦したバルセロナ。同グループのもう1試合ではベンフィカがディナモ・キエフに2-0で勝利して2位となり、3位でヨーロッパリーグに回ることになった。バルセロナが欧州第2の大会に回るのは、2000-01シーズン以来のこととなる。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたチャビ監督は、ここから新しいスタートを切る必要を強調している。
「試合を支配された。私たちはいつだって主導権を握り、試合を支配することを求めているが、その逆となってしまった。もっと、自分たち自身に厳しくしなければならない。私たちはバルサなのだから」
「ここをダイナミズムなど、様々なことを変えていくための転換点とすべきだろう。私たちは競い合っていなかった。この試合はチャンピオンズだったというのに……。しかし、これが私たちの現実ということなんだよ。これが現状であり、私たちは誇りを持ってこの状況に立ち向かわなくてはならない。今日から新しい時代が、新しい日々が始まるんだ」
「今の心境? 苛立っているさ。これが私たちの現実であり、うんざりするよ。だが立ち向かわなくてはならないし、それ以外に道はない。今日から新しい日々が始まる。ゼロからスタートしよう。私たちの目標はヨーロッパリーグではなくチャンピオンズなんだ。厳しく努力を重ねなくてはならない。失敗という言葉は好きじゃないね。なぜなら、私たちは挑戦に臨んだのから。私は、このクラブを愛している。努力するし、命を懸けるよ」
「とても厳しい現実を突きつけられた。選手時代にも経験したことだ。受け入れるのではなく、抗っていかなくてはならない。今はこれが現実であり、バルサをヨーロッパリーグではなく、本来あるべき場所に戻さなくてはならない。もっと良い形で競えることを期待していたが、バイエルンの方が優れていた。これが現実なんだよ。今日のようなことが起こらないように努力していくし、全力を尽くしていきたい。今は無力感を覚えている。バルサを復活させるためには、厳しく働いていくしかない」
またヨーロッパリーグ優勝を目指す意欲も示している。
「今ある私たちの現実はヨーロッパリーグであり、勝たなければならない。バルサの目標は全試合で勝利することにある。最高の舞台ではないが、それが現実ということだ」
「自分たちにどれだけの力があるのかを確かめなくては。今日は、もっと違う形で競えることを期待したが……。監督として、かなりきつい一撃をお見舞いされた。バルサを復活させるために働いていきたい。しかし変化は必要だ。それははっきりしている」

バルセロナ、CL連続16強は17季でストップ シャビ監督「これが現実」
12/9(木) 9:52配信
スポニチアネックス
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◇欧州チャンピオンズリーグ1次リーグE組最終戦 バイエルン・ミュンヘン3―0バルセロナ(2021年12月8日 ドイツ・ミュンヘン)
2位バルセロナが首位バイエルン・ミュンヘンに0―3で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。1次リーグ敗退は出場しなかった03~04年シーズンを除けば00~01年以来、21季ぶりで連続16強は17季でストップ。バルセロナを勝ち点2差で追う3位だったベンフィカが最下位のディナモ・キエフを2―0で下し、2位に浮上して突破を決めた。
自力で突破を決めるには勝つしかない状況で完敗した。序盤から相手に主導権を握られて前半だけで2失点。かつてはボール保持率で圧倒し、流れるようなパスワークでゲームを支配したが、この日は保持率で47―53%と劣り、パス成功数は399―465本、パス成功率も84―88%とことごとく相手を下回った。1次リーグ6試合で4度目の無得点を記録し、通算でわずか2得点に終わった。
今夏、退団したメッシらと黄金時代を支え、名門再建を託されたシャビ監督は「これが現実。彼らは我々よりも優れていた。ベストを尽くして高い位置でプレスをかけてボールを奪ったが、すぐに圧倒された」と実力差を痛感。ブスケツ主将も「望んでいた結果ではないし、クラブやサポーターにとってふさわしくない」と嘆いた。その一方で「我々自身が招いた結果。もっと勝ち点を得ていれば、こういう状況にはならなかった。最初の2試合でいい試合ができなかった」と漏らし、Bミュンヘンとベンフィカにいずれも0―3で完敗した開幕2戦の結果を悔やんだ。

バイエルンに完敗でCL敗退…バルサのシャビ監督「これが私たちの現実」
12/9(木) 10:03配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

バルセロナを率いるジャビ・エルナンデス監督が、チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント進出を逃したことをターニングポイントにしないといけないと語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節が8日に行われ、バルセロナはバイエルンと対戦し、0-3で完敗。他会場のベンフィカがディナモ・キエフに2-0で勝利した結果、バルセロナはグループ3位に転落し、グループステージ敗退となった。
バルセロナがCLでグループステージ敗退となったのは2000-01シーズンに第1次ラウンド敗退となって以来、21シーズンぶり。2004-05シーズンから続いていたCL決勝トーナメント進出の歴史がストップすることとなった。
グループステージ敗退となったことにシャビ監督は試合後、「私たちは常に対戦相手を支配し、掌握したいが、今日は逆だった」と完敗を認め、次のように続けた。
「もっと自分たち自身に多くのことを要求しなければならない。私たちはバルセロナだ。これをダイナミクスや他の多くのことなどを変えるターニングポイントにしなければならない。私たちは競争できていない。これがCLなんだ。だが、これが私たちの現実だ。これが私たちの現状で、尊厳を持ってこの状況に立ち向かわなければならない。今日から新しい段階と新しい時代が始まる」
「私は怒っている。これが私たちの現実であることに怒っている。だが、このことに立ち向かうしかないし、他の選択肢はない。今日から新しい時代が始まる。私たちはゼロから始まる。私たちの目標はCLでヨーロッパリーグ(EL)ではない。一生懸命やらなければならない。私は失敗という言葉が嫌いだ。なぜなら、挑戦していたからね。私はこのクラブを愛している。人生をかけて努力をするよ」
「私はすでに選手時代にも厳しい現実を経験している。受け入れるのではなく、それに逆らわないといけない。私たちはELではなく、バルセロナを本来あるべき場所へと戻さなくてはならない。もっと良い争いをしなければならない。バイエルンの方が優れていたというのが現実だ。今日のようなことが2度と起こらないように全力を尽くさないといけない。今は無力感に包まれている。バルセロナが元いた場所へと戻すために私たちは一生懸命努力していくしかない」

21年ぶりGL敗退決定のバルセロナ…ブスケツ「最悪な気分。ファンはこんなことに値しない」
12/9(木) 8:11配信
(GOAL)

バルセロナMFセルヒオ・ブスケツが、バイエルン・ミュンヘン戦について語っている。
8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ最終節で、バイエルンと対戦したバルセロナ。グループ突破に向けて結果が必要なバルセロナだったが、終始圧倒されて3失点。反撃できず、0-3で完敗を喫している。
この結果、同日に勝利したベンフィカにかわされてグループEの3位に転落。2000-01シーズン以来、21年ぶりにグループリーグ敗退が決まっている。試合後、ブスケツは『DAZN』のインタビューで以下のように答えた。
「今は最悪な気分だ。これは僕らが望んでいたような結果ではないし、クラブもファンもこんなことに値しないよ。僕らは厳しく、難しい状況にあり、とても心が痛い。様々な要因が重なった結果、こうなってしまったんだ」
またDFアラウホは、『Movistar』で「最終的にこの試合のせいで敗退したわけではない。他の試合での結果がつながったんだ。これからも努力を続けて、すぐに良い結果を手にできたらいいね」と挽回を期した。

バルセロナ衝撃のGL敗退…ブスケツ「とてもイライラしている」
12/9(木) 9:54配信
ゲキサカ[講談社]

バルセロナは8日、敵地で開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE第6節バイエルン戦を0-3で落とし、21年ぶりに決勝トーナメント進出を逃した。試合後のMFセルヒオ・ブスケツのコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。
前節終了時点で2位だったバルセロナは、前半34分にFWトーマス・ミュラー、同43分にFWレロイ・サネにゴールを許すと、後半17分にはMFジャマル・ムシアラに3点目を献上。他会場で勝ち点2差の3位ベンフィカが勝利を収めたことで順位を逆転され、グループリーグ敗退でUEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。
バルセロナが決勝トーナメント進出を逃すのは、2000-01シーズン以来21年ぶり。2003-04シーズンはELに出場していたため、翌2004-05シーズンから続いたグループリーグ突破の連続記録も17シーズンで止まった。
ブスケツは「今はとてもイライラしている。これは僕らが望んでいたことではなく、クラブもファンもこのようなことになるべきではない。僕たちは厳しく困難な状況に置かれ、とても心が痛むよ。いろいろな要因が重なり、このような状態になってしまったんだ」と肩を落としている。
バルセロナは今大会でクラブ史上初の開幕2連敗を喫し、自力突破が懸かったホームでの前節ベンフィカ戦もスコアレスドローに終わるなど、最後まで歯車が噛み合わなかった。
この結果に対してブスケツは「もちろん、とても悔しい」と語り、「でも、このような状況を招いたのは僕たち自身だ。もっと点を取っていれば、このようなシチュエーションにはならなかっただろう。最初の2試合では良いプレーができず、自分たちでこのような状態に陥ってしまい、とても心苦しいよ」と落胆の言葉を繰り返した。

バルセロナのGL敗退にシャビ監督「バイエルンに圧倒されてしまった」DFアラウホ「ひどい結果」「ELで優勝を」
12/9(木) 10:28配信
ゲキサカ[講談社]

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE第6節が8日に行われ、2位バルセロナは敵地で首位バイエルンに0-3で敗れた。他会場で勝ち点2差の3位ベンフィカが勝利を収めたことで、バルセロナは順位を逆転されて21年ぶりのグループリーグ敗退が決定。UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。
欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると、シャビ・エルナンデス監督は「彼らは我々よりも優れていた。我々はベストを尽くし、高い位置からプレスをかけてボールを奪いにいったが、すぐに圧倒されてしまった」と完敗を認めている。
また、DFロナルド・アラウホは「ひどい結果だし、彼らによってもっと悪くなる可能性があった。僕たちは良いスタートを切ったが、彼らはいくつかのチャンスを作り、ゴールを決めた。彼らの最初のゴールは僕らの自信を失わせたんだ」と言及。自身がFWトーマス・ミュラーのヘディングをクリアしながらも、ゴールラインを割ったと判定された先制の失点シーンを悔やんでいる。
続けて「最終的には、この試合のせいでグループリーグを突破できなかったのではなく、他の試合の結果によるものだと思う」と、最終節までに取りこぼしがあったことも指摘。「今のところ、ヨーロッパのベストチームの仲間入りができていないのは事実だ」と受け止め、「もしそうであれば、予選を通過しているはずだ。今の僕たちの目標は、ヨーロッパリーグで優勝すること。競争し、勝ちに行かなければならない」と切り替えた。

試合前

勝利しなければGL敗退の可能性も…シャビ・バルサ、CLバイエルン戦の招集メンバー発表
12/8(水) 8:55配信
ゲキサカ[講談社]

バルセロナは7日、8日にアウェーで行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ最終節バイエルン戦に向け、招集メンバー23人を発表した。
クラブ史上初となる2連敗スタートとなったバルセロナだが、第3節、第4節でディナモ・キエフに1-0の連勝を飾ってグループ2位に浮上した。しかし、勝利すれば決勝トーナメント進出を決める第5節ベンフィカ戦で痛恨のドロー。そして、最終節では5連勝で首位通過を決めているバイエルンのホームに乗り込むことになった。
バイエルンに勝利すれば自力での決勝トーナメント進出が決定。だが、引き分け以下に終われば、ベンフィカの結果次第で3位に転落する可能性がある。

CL決勝T進出がかかる大一番…デパイ、バイエルン戦は「決勝戦のようなものだ」
12/7(火) 20:17配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

バルセロナに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイがチャンピオンズリーグ(CL)について言及した。6日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在同大会の5試合を終えて勝ち点7とグループEで2位につけるバルセロナは8日、すでに決勝トーナメント進出を決めているバイエルンと対戦する。同3位のベンフィカは勝ち点5で得失点差でも並んでおり(-4)、勝利が求められるバルセロナ。ここまでチームトップの8得点を挙げているデパイは、「決勝トーナメントに進む最後のチャンスであり、決勝戦のようなものだ。精神的にも良い準備をして、全力を尽くして良い結果を出さなければならない」と大一番へ意気込みを示した。
9月14日に行われた前回対戦では、バイエルンがアウェイで0-3の勝利を収めているこのカード。当時チームを率いていたロナルド・クーマン前監督からシャビ・エルナンデス監督にバトンが渡された今、どのような結果が訪れるのか注目が集まる。

CL敗退の可能性もあるシャビ・バルサ…バイエルン戦の招集メンバーを発表
12/8(水) 10:54配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

バルセロナは7日、翌8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節バイエルン戦の招集メンバーをクラブ公式ツイッターで発表した。
バルセロナはここまでグループEで2勝1分2敗と、グループステージで例年になく苦しんでいる。クラブ史上初の2連敗スタート、勝利すれば決勝トーナメント進出を確定できた第5節ベンフィカ戦での痛恨ドローと、思うような結果を得られていない。自力で決勝トーナメントに進出するためには、5連勝で首位通過を決めているバイエルンとのアウェイ戦で勝利する必要がある。しかし、引き分け以下の結果に終われば、ベンフィカの結果次第で3位に転落する可能性もあり、まさに瀬戸際の状態だ。
必勝が求められるバイエルン戦に向けて、シャビ監督はオランダ代表FWメンフィス・デパイやフランス代表FWウスマン・デンベレ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、元スペイン代表DFジェラール・ピケらを順当に招集。4日に行われたラ・リーガ第16節ベティス戦(● 0-1)で頭部にボールが当たり途中交代したスペイン代表MFガビもメンバーに入った。一方、スペイン代表FWアンス・ファティ、スペイン代表MFぺドリ、スペイン代表MFセルジ・ロベルトらは引き続きメンバーから外れている。

ベンフィカ

逆転でCL決勝T進出のベンフィカ、指揮官はバルサ撃破のバイエルンに感謝
12/9(木) 13:07配信
(Goal)

ベンフィカのジョルジュ・ジェズス監督がチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出に喜びを語った。UEFA公式サイトが伝えている。
ベンフィカは8日、CLグループステージ最終節でディナモ・キエフと対戦。決勝トーナメント進出のためには勝利した上で、バルセロナのバイエルン戦の結果次第となっていた。ベンフィカはディナモ・キエフに2-0と勝利し、バルセロナが0-3と敗れたことで2位での逆転突破を決めている。
ジェズス監督は選手たちを称え、このように喜びを表現した。
「ラウンド16へと突破した選手たちを祝福したい。これは成功であり、重要な一歩だ。前半は非常に強い気持ちで勝利を目指していた。それは、それだけでラウンド16に進出できることを知っていたからだ。ウクライナ代表の先発選手が6人もいるダイナモを相手に、チームは良いプレッシャーをかけていた」
また、メンバーを落とすことなくバルセロナを粉砕したバイエルンにも感謝。「ユリアン・ナーゲルスマンにも感謝したい。バイエルン・ミュンヘンが勝たなければ、このようなことはあり得なかった。ですから、彼には感謝している」と述べた。
MFジョアン・マリオは「重要なのは勝つことだった。バルセロナがミュンヘンで勝つことがどれほど難しいかはわかっていた」と話し、バイエルンの強さを信じていたようだ。