まさか2部のホルシュタイン・キールに敗北
いくらバイエルンでもここまで
イレギュラーな中勝ち続けるのは難しい
ハンジ・フリック
「もちろんショックだ。大変がっかりしている、我々は三冠防衛を目指していた。積み重なったディテールによって今日の試合は決まった。それは我々の目的だった。だからこそ、最後の最後に同点に追いつかれたことが腹立たしい。キールにはおめでとうと言わなければならない。彼らがこの試合を真のポカール戦と呼ぶにふさわしい試合にしたし、素晴らしい姿勢でプレーした。我々は気持ちを切り換え、より良いプレーをしなければならない。もっとコンパクトな守備が必要だ。再びより強いプレスをかけ、低い位置での安全を確保しなければならない。サプライズになったが、そのためにポカール戦はある。キールは卓越したGKを擁しており、良い守備をした。PK戦ではこのようなことが起こりうる、だからロカを批判するつもりはない」(公式サイト)
トーマス・ミュラー
「結論から言うと、僕たちはキールを本拠とするアンダードッグに敗北した。このような試合の後では馬鹿らしく聞こえるかもしれないが、今日の試合の幸運は僕たちにはなかった。そもそも前半はとても良い感触だったし、良いサッカーをしていた。良いチャンスがあったし、コンビネーションも上手く行き、僕たちが優勢な時間帯が明らかに多かった。キールは彼らが持つ力の全てを尽くした。彼らから見ても良い試合になっただろう。最初から予期されたようなカップ戦ならではのセンセーションではなかった。僕たちは細部でミスを犯した。そしてキールはPK戦でかなり冷静にシュートを決めた」(公式サイト)
2021.01.13:バイエルン 2-2 ホルシュタイン・キール(ポカール)
- サネ
(74:コスタ) - ムシアラ
(74:レヴァンドフスキ) - ニャブリ
(90+2:ロカ)
- ミュラー
- トリッソ
(106:アラバ) - キミッヒ
- デイヴィス
- エルナンデス
- ズーレ
- サール
(85:パヴァール)
- ノイアー
- 14:ニャブリ、47:サネ
- ニューベル、ボアテング、マルティネス、ツィルクツェー
バイエルン「ショック」、2部相手にまさかの2回戦負け ドイツ杯
1/14(木) 9:37配信
AFP BB
【AFP=時事】サッカードイツカップ(German Cup 2020-21)は13日、2回戦が行われ、ブンデスリーガ1部の王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は2部ホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)と2-2で120分を終えると、迎えたPK戦で5-6と敗れ、まさかの敗退が決まった。
バイエルンを率いるハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は、90分での決着直前に同点ゴールを許したことを悔やみ、「ショックだ。ものすごく失望している」と独スカイ(Sky)でコメント。勝利したキールをたたえ、「これを忘れて、もっとしっかりやらなくてはならない」と話した。
同大会でバイエルンが1部以外の相手に敗れるのは、当時4部の1.FCマクデブルク(1.FC Magdeburg)に黒星を喫した2000-01シーズン以来となる。
PK戦では、全員成功で迎えたバイエルンの6人目マルク・ロカ(Marc Roca)がミスをすると、最後は元ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)のFWフィン・バルテルス(Fin Bartels)が決勝のキックを成功させ、キールの選手たちは感情を爆発させた。
欧州王者バイエルンがカップ戦で敗退するのは、フリック監督が2019年11月に就任してから今回が初めてとなる。
サージ・ナブリー(Serge Gnabry)の得点で先制したバイエルンは、バルテルスに華麗な一発を決められキールに追いつかれたが、リロイ・ザネ(Leroy Sane)のゴールで勝ち越した。しかし、95分にハウケ・ヴァール(Hauke Wahl)にヘディングを決められ延長戦に持ち込まれると、その後試合はPK戦に突入した。
バイエルンはこの日ほぼフルメンバーを先発で起用し、温存したのはブンデスリーガの得点ランキングで首位に立つFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とDFジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)だけだった。【翻訳編集】 AFPBB News
王者バイエルン、20季ぶりのDFB杯2回戦敗退…2部キールが劇的同点弾&PK戦制して大金星!
1/14(木) 7:29配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
DFBポカール2回戦が13日に行われ、ホルシュタイン・キールとバイエルンが対戦した。
大会2連覇中の王者バイエルンと2部で現在3位のキールが激突。なお、今試合は昨年12月23日に行われる予定だったが、チャンピオンズリーグ参戦などで過密日程を強いられているバイエルンの延期要請が受け入れられ、1月開催となった。
試合は14分、アウェイのバイエルンが先制。コランタン・トリッソが右サイドからクロスを入れ、中央のトーマス・ミュラーが頭で落とすと、GKが弾いたボールをセルジュ・ニャブリが押し込んで先制点を奪った。しかしキールも37分、ヤニック・デームが自陣から絶妙なロングボールを送ると、抜け出したフィン・バルテルスが冷静に流し込んで同点ゴールを奪った。
1-1で折り返した試合は後半の立ち上がりに再び動いた。バイエルンは48分、レロイ・サネがエリア前右のFKで左足を振り抜くと、完璧なコースでゴール右上隅に沈めて勝ち越しに成功した。リードを得たバイエルンは74分にロベルト・レヴァンドフスキとドウグラス・コスタを投入したが、追加点は奪えず。
すると、雪が降り出した試合終了間際にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム5分、キールはヨハネス・ファン・デン・ベルクが左サイドからクロスを上げると、中央のハウケ・ヴァールがヘディングシュート。これがGKマヌエル・ノイアーの頭上を超えてゴール右隅に決まり、劇的同点ゴールで土壇場に追いついた。
試合はこのまま延長戦に入ったが、両者譲らないまま120分が終了し、PK戦に突入。PK戦は先攻のバイエルンが6人目をセーブされると、後攻のキールは6人が全員成功して勝負あり。キールがPK戦で王者撃破の快挙を果たし、バイエルンは2000-01シーズン以来、20シーズンぶりとなる2回戦敗退を喫した。
勝ち進んだキールは2月2日もしくは3日に行われる3回戦で2部のダルムシュタットと対戦する。
王者バイエルンが00-01シーズン以来の屈辱…2部チームに敗れてポカール2回戦敗退
1/14(木) 10:44配信
ゲキサカ[講談社]
DFBポカール2回戦が13日に行われ、2連覇中の王者バイエルンは2-2で突入したPK戦の末、ホルシュタイン・キール(2部)にPK5-6で敗れた。ベスト16進出を逃すのは2000-01シーズン以来20年ぶりとなる。
バイエルンは8日のブンデスリーガ第15節ボルシアMG戦(●2-3)から5人のメンバーを変更。FWロベルト・レワンドフスキがベンチスタートとなったほか、MFレオン・ゴレツカ、FWキングスレー・コマン、FWエリック・マキシム・シュポ・モティングらがメンバー外となった。
前回王者は前半14分、右サイドのMFコランタン・トリッソからのクロスに合わせたFWトーマス・ミュラーのヘディングがGKに弾かれるも、こぼれ球をMFセルジュ・ニャブリが押し込み、先制に成功する。
前半37分にH・キールのロングボールからMFフィン・バルテルスに同点弾を許すが、後半2分にMFリロイ・サネが見事な直接FKを決め、2-1と勝ち越す。しかし同アディショナルタイム5分、H・キールのDFハウケ・バールに同点ゴールを献上し、土壇場で2-2の同点に。延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦にもつれ込んだ。
PK戦では両チームとも5人目まで全員が成功する中、バイエルン6人目のMFマルク・ロカのシュートがストップされる。一方、H・キールは6番手のバルテルスが決め、6人全員成功でジャイアントキリングを達成した。