アラバが出て行くことはもう既成事実
あとはレアルなのかシティなのか
役員カーンも諦め
カーンがアラバの退団を示唆「受け入れなければならない」
12/24(木) 1:00配信
超WORLDサッカー!から
バイエルンの取締役会の一員であるオリバー・カーン氏が、契約満了をもって今季終了後の退団が報じられるオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)について言及した。ドイツ『ビルト』が報じている。
インテルやユベントス、レアル・マドリーといったビッグクラブが獲得に興味を示していると報じられる中、カーン氏はアラバとの契約延長について以下のように語っている。
「彼の契約延長がどうなっているのか分からない。我々としては彼に対し、誠意あるオファーを提示した。彼はそれにサインするだけだったが、ダビデと代理人はサインすることを望まなかった。彼らはどうやら新しいクラブを探しているようで、我々はそれを受け入れなければならない」
バイエルンの下部組織出身であるアラバは、これまでバイエルンで公式戦404試合に出場して32ゴールを記録。9度のブンデスリーガ優勝、2度のチャンピオンズリーグ優勝に貢献している。
アラバにレアル・マドリーやマンチェスター勢などが接触…唯一の問題は高額な年俸
12/22(火) 12:14配信
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのDFダヴィド・アラバについて複数のクラブが興味を示しているようだ。スペイン『アス』が報じた。
バイエルンでの契約最終年を迎え、今季限りでの退団が濃厚となっているアラバ。今冬には多くのクラブがアラバ側に接触するとみられており、レアル・マドリーもそのクラブのひとつだ。同じく契約最終年を迎えているセルヒオ・ラモスの動向次第で、アラバを議題にする可能性もあるという。
一方で、プレミアリーグの2クラブも関心。マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドは、すでにアラバの代理人と正式に接触しており、獲得を狙っているようだ。
アラバは1月に移籍するか、夏にフリーで退団するかの選択肢が残されているが、唯一の問題は高額な年俸を期待していること。バイエルンとの交渉が決裂した背景には、ロベルト・レヴァンドフスキ並の給与、1200万ユーロ(約15億2000万円)を要求したことがあると伝えられており、これはどのクラブにとっても支払うのが難しい額となっている。
バイエルンDFアラバ、来夏争奪戦は必至か “交渉難航”を幹部吐露「限界まで譲歩したが…」
12/24(木) 14:40配信
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
バイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバは、来夏で契約満了を迎えることから去就が注目されている。バイエルンOBで現在は同クラブの執行役員を務めているオリバー・カーン氏は、ドイツメディアのインタビューで契約延長に向けた交渉が難航していることを認めた。
ディフェンスラインと中盤のあらゆるポジションでプレーできるユーティリティー性と抜群のパスセンス、高い身体能力を武器にバイエルンの中心的選手として活躍してきたアラバ。その去就をめぐる報道は、契約が残り1年を切った今年夏から一気に過熱した。
契約延長を望むバイエルン側に対して、アラバの代理人であるピニ・ザハビ氏が年俸の大幅アップを要求したことから交渉は難航。交渉決裂を見越してレアル・マドリードやマンチェスター・シティ、ユベントスなど欧州のビッグクラブがアラバ獲得に動いているとの報道が各国メディアで出回るなど、アラバの動向は現在の欧州で最も注目される移籍話の一つとなっている。
アラバ側との交渉についてドイツ誌「シュポルト・ビルト」に質問されたカーン氏は、次のように現状を語った。
「我々はダビド・アラバのために赤い絨毯を敷き、限界とも言える地点まで譲歩したが、ダビドと彼の特別代理人であるピニ・ザハビは、この赤い絨毯の上に立とうとしなかった。それで、我々は絨毯を片づけた」
「ダビドを説得し、バイエルンに留まってもらうために我々はあらゆることを試した。彼を失うことは、経済的な部分だけでなく、他の面でも当然のことながら痛手だ。しかし、我々はこの件に関してリミットを設けた。サッカー界全体にとって困難で存続の危機にあるとも言える時期に我々がいるということを彼の代理人が認めようとしないのであれば、状況は新たな局面に入ることになるだろう」
現在のサッカー界は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で大きな損失を被っており、世界屈指のビッグクラブであるバイエルンも例外ではない。そのため、アラバ側の要求を受け入れるのは困難であるとの見解を示したカーン氏。契約延長交渉が決裂すれば、これまでの名前が取り沙汰されてきたビッグクラブによる争奪戦となることは間違いないだろう。