マスク不足の中
バイエルンがオリジナルマスクを販売
24時間で10万枚を販売した
大人用のマスクが740円
この全利益をキミッヒとゴレツカが作った基金に寄付
(バイエルン公式から)
24時間で10万枚以上売れた バイエルンのチームマスクに注文殺到
4/26(日) 11:51配信
SPORT.es/スポルト
FCバイエルンの公式ウェブサイトによると、24時間で10万枚以上のクラブカラーマスクを販売したという。
バイエルンは、同サイトで「注文数が多いため、比較的待ち時間が長くなる可能性があることを理解してほしい」とお願いしている。
マスクの販売収益は、バイエルンのDFヨシュア・キミッヒとMFレオン・ゴレツカ達が作成した募金プラットフォームに寄付され、新型コロナウイルスとの戦いに関わる慈善団体や社会的機関を支援している。
26日からバイエルン州では、公共交通機関や店舗でのマスク着用が義務付けられている。
クラブの会長カール＝ハインツ・ルンメニゲ氏は「バイエルン州のマルクス・ゼーダー首相の呼びかけを受け、FCバイエルンがコロナウイルス対策の模範となるために全力を尽くしていることを、今回の行動で示したい」と述べている。
また、「同時にヨシュア・キミッヒとレオン・ゴレツカのイニシアチブに貢献できることを嬉しく思っています」ともコメントしている。
このマスクは、バイエルンがクラブ創立120周年を記念して、チャンピオンズリーグ2ndレグのチェルシー戦でアリアンツ・アリーナで配布する予定のスカーフを使って作られたものだという。
子供用マスクは5.95ドル(630円)、大人用マスクは6.95ドル(740円)である。
FCBマスクが販売開始 – 全利益は寄付
(バイエルン公式サイト)
FCバイエルンファンたちは特別なマスクを着用することができる。各マスクのデザインは異なり、持続可能性の念頭に置いて考えられ作れた。同マスク販売の全利益はヨズア・キミッヒとレオン・ゴレツカが設立したとイニシアチブ「WeKickCorona」に寄付される。同イニシアチブはコロナウイルス感染期間、社会のあらゆる分野の慈善団体を支援する。
FCバイエルン株式会社代表取締役社長カール＝ハインツ・ルンメニゲは「同キャンペーンでFCバイエルンはバイエルン州首相マルクス・ゼーダーの要請の一環として、クラブが模範的かつ規律ある方法でパンデミックに対処するために可能な全ての策を実行していることを示したい。同時にヨズア・キミッヒとレオン・ゴレツカの素晴らしいイニシアチブに貢献できることを嬉しく思う。このイニシアチブはFCB選手が社会の模範的役割をしっかり担い、現在のコロナ危機で連帯性を示している証だ」とコメントした。
同マスクはバイエルン州のスカーフ製作会社で生産される。FCバイエルンはアリアンツ・アリーナでのチャンピオンズリーグ対チェルシー戦でクラブ創立120周年記念マフラータオルを配布する予定だった。これは子供用と大人用のマスクは異なることを意味する。
FCB国際ライセンス、戦略、商品部門責任者イェルク・ヴェッカーは「現在のコロナ危機の中でポジティブな貢献をすることが我々の一番大きな願いだ。持続可能性の概念で言えば、既にFCバイエルンのマフラータオルの生地は善因のためにリサイクルされる。加えて我々の特別マスク製造で、医療製品の急速な需要を減らしたい」と語った。
キミッヒとゴレツカは所属クラブと「WeKickCorona」との間の協力に喜びを感じている。キミッヒは「同イニシアチブでレオンと僕は最も必要とされる場所に迅速かつ直接的な支援を提供したいと考えている。同イニシアチブに出来るだけ多くの人が参加して、加わることを望んでいたので、多くの支援を得られたことを嬉しく思う。クラブが僕らをサポートしてくれて非常に喜ばしい。そして今は数多くの善因と寄付金額が集まることを望んでいる」。同様にゴレツカもまた持続可能性の要素について「マスクの見た目は実際にはとてもカッコいい。縫い付けられたファンスカーフが覆っているので、全体的に環境への配慮がある」と語った。
同テキスタイルマスクは最低60度で洗え、複数回使用可能。ドイツ連邦政府は公共の場でマスク着用を推奨しており、既に複数の州では必須となっている。同マスクを着用してもコロナウイルス感染に対する医学的保護はないが、呼吸流速度を減速させ、飛沫放出を減少可能とすることが証明されている。
マスクは1枚売りと3枚1パック売り：子供用マスク1枚は5,95ユーロ / 3枚1パックが14,95ユーロ。大人用マスク1枚は6,95ユーロ / 3枚1パックは17,95ユーロ。同マスクの全利益は「WeKickCorona」に寄付される。マスクはこちらのオンラインストアで購入可能：FC BAYERN STORE