キミッヒ、ゴレツカの25歳の2人ががコロナウイルス対策基金を設立
自らも寄付しフンメルスもすぐに賛同
キミッヒ&ゴレツカが基金設立…既に3億6000万円以上の寄付
(kicker日本語版)
2020.03.24
ドイツでは新型コロナウイルス対策へ支援の輪が広がっているようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が24日に伝えている。
世界中で広がり続ける新型コロナウイルスへの対策として、バイエルンに所属するドイツ代表MFレオン・ゴレツカと同代表DFジョシュア・キミッヒが基金を設立。ゴレツカとキミッヒが自ら100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付したことが話題を呼んだ。
同メディアによると、支援の輪は拡大しており、設立から2日が経過した時点で既に300万ユーロ(約3億6000万円)以上の寄付が集まっているという。
なお、2018年夏から昨年11月までバイエルンを率いていたニコ・コヴァチ氏やポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、この基金に寄付を行ったことが明らかになっている。
「たいした助けにならなくても…」バイエルンのキミッヒ&ゴレツカがコロナ対策基金を設立!新旧ドイツ代表戦士が続々賛同
2020年03月21日
SOCCER DIGEST Web
ともにドイツ代表で、バイエルンのチームメイトでもあるMFレオン・ゴレツカとDFヨシュア・キミッヒが3月20日、コロナウイルス対策基金を立ち上げ、同基金に100万ユーロ(約1億2500万円)を寄付したことを発表した。
『We Kick Corona』と名づけたこの基金は、コロナウイルスに苦しむ人を救うための活動に従事している慈善団体や社会団体の支援を目的とし、医療機関やホームレス支援施設、献血センターなどを対象としている。これらの機関は、専用ウェブサイトで申し込みをすることで即座に支援を要請できる仕組みのようだ。
両雄は、さらに多くの機関をサポートするためにプロジェクトへの賛同者を集い、多くの寄付金を募っている。
「みんなでコロナウイルスを撃退しよう。たとえ、この活動がほんのわずかな助けにしかならなかったとしても『We Kick Corona』を活用して、国内で困っている人たちの力になりたいんだ」
コレツカがこう呼びかければ、キミッヒは設立の趣旨を次のように語っている。
「僕たちは自分たちができる役割を果たしたい。それと同時にサポートをしたいと考えている人たちにその機会を与えたかったんだ。私たちの健全な生活や社会を一日でも早く取り戻せるように」
この基金の発足が発表されると、昨シーズンまでバイエルンでプレーしていたマッツ・フンメルス(現ドルトムント)がインスタグラムで真っ先にサポートを発表。その後もドイツ代表を中心に多くの選手が賛同の意志を示している。
これまでにレロイ・ザネ(マンチェスター・シティ)、ベネディクト・ヘーベデス(ロコモティフ・モスクワ)、セバスティアン・ローデ(フランクフルト)、ユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)、ヨナス・ヘクター(ケルン)らが賛同者に名を連ね、計160万ユーロ(2億円)以上の寄付金が集まっている。
FWヴェルナー、キミッヒ&ゴレツカの基金に参加へ…支援の輪広がる
(kicker日本語版)
ライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが、バイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカと同代表DFジョシュア・キミッヒが設立した基金に参加するようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が24日に伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、キミッヒとゴレツカは対策として、基金『WeKickCorona』の設立を発表。自ら100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付したことを明らかにした。
『WeKickCorona』の設立から2日後には、既に300万ユーロ(約3億6000万円)以上の寄付が集まったことが明らかになり、昨年11月までバイエルンを率いていたニコ・コヴァチ氏もこの基金に寄付を行ったという。
今回の報道によると、ドイツ代表でキミッヒやゴレツカと共闘するヴェルナーもこのプロジェクトに参加するようだ。サッカー界では世界中で支援の輪が広がっている。