ノイアーを中盤で使うことを考えていたグアルディオラ - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2020/02/06
ノイアーを中盤で使うことを考えていたグアルディオラ

グアルディオラはバイエルンでいろいろ実験した
ラームを中盤で使ってみたり
それまでに考えつかなかった配置など
その究極はノイアーをMFで使いたい、と

ペップ ノイアーの“MF”起用を考えていた、バイエルンCEOが当時を明かす
2/5(水) 20:02配信
SPORT.es/スポルト

現在、マンチェスター・シティで指揮を執るペップ・グアルディオラはバイエルン・ミュンヘンを率いていた時、GKマヌエル・ノイアーを中盤で起用することを考えたという。
バイエルンのCEOを務めるルンメニゲがクラブ誌『51』でこのことを明かし、ペップはブンデスリーガを制した時にノイアーの中盤起用を考えたという。
GKとしては足元の巧さに定評があったノイアー。PA外への大胆な飛び出しやゴールへ直結するロングボールなど、素晴らしい技術を試合で見せていた。このことからペップも、中盤起用を考えたのだろう。
「タイトルを獲得した後、グアルディオラは試合中にノイアーを中盤に置くという考えを持っていた」とルンメニゲは語った。
ルンメニゲがペップを説得することは難しかったが、「この考えを実行したら、慢心だと、批判の的になる」と伝えたという。
「ただ、私もノイアーはMFとしてもよかったと思う」と最後にルンメニゲは語った。

バイエルンCEO、GKノイアーを中盤で起用する可能性がグアルディオラ時代にあったと明かす
2/5(水) 11:59配信
(Goal)

ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが本職のGKではなくフィールドプレーヤーとして起用される可能性があったと、バイエルンの幹部が語っている。
往年の名FWであり、バイエルンの元CEOカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、バイエルンが毎月刊行している誌面『51』の中で、2013~2016年までチームを率いたジョゼップ・グアルディオラが、ノイアーを中盤にコンバートするアイデアを真剣に考えていたと明かした。
「ペップはブンデスリーガを制し、そのうちノイアーを中盤で使うことを真剣に考えていた。自分にとってはそれがとても印象深いね」
「確かに私もマヌ(ノイアー)は中盤でできるだろうとは思ったが、これについてはペップを説得したよ。このアイデアを具体化したら、慢心だと批判の的になるとね」
機を見てゴールエリアから大胆に飛び出してボールをさばいたり、ロングフィードで得点機を演出したりするなど、GKとして足技にも定評のあるノイアー。現役時代に名ピボーテだったグアルディオラは、守護神を中盤で使うという驚きのアイデアを持っていたようだ。
ルンメニゲ氏はそう明かした一方で、タイトルを手中にすることが当たり前になりつつある現状へのプレッシャーも口にしている。
「勝利することが当然のように思われることも多々あるが、それを維持することは我々にとって常々大変な仕事になるんだ。実際にバイエルンにとってタイトルを獲得できないシーズンは誰の記憶にも残らない黒歴史のような扱いになる。2011-12シーズン、3つのタイトルをすべて2番手で終え、私達はシャーレやカップを手にするために大きなプレッシャーを受けた。常に栄光を手にすることが求められるようになったんだ」
2012-13シーズンよりブンデスリーガ7連覇を達成しているバイエルン。近年のドイツは”1強”と評されることもあるが、CEOにとっては”常勝”を維持することの苦難もあるようだ。

バイエルンCEO、独代表GKノイアーの“MF起用未遂”を告白 「傲慢な振る舞いだと…」
2/6(木) 17:10配信
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

近年のサッカーでは、守護神にも足元の技術が求められる。バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは、フィールドプレーヤー顔負けの足元の技術を誇り、若い頃から最先端を行くGKとして注目されていた。バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、過去にブンデスリーガの公式戦でノイアーがMFで出場する可能性があったことを明かしている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
ルンメニゲCEOによると、2013年から16年までバイエルンを率いていたジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)は、リーグ優勝が決まった後のブンデスリーガの終盤戦で、ノイアーをMFで起用する考えを持っていたという。
「タイトルを勝ち獲った後、グアルディオラ監督はノイアーを試合中に中盤へ移す考えを持っていたんだ。彼に、その起用を止めるように説得するのは一苦労だったよ。あまりに傲慢な振る舞いだと批判を浴びかねなかったからね」
だが、そう話すルンメニゲCEOも技術的にはノイアーがフィールドプレーヤーとしてプレーすることは不可能ではないと考えている様子だ。「結果的に実現しなかったが、私もノイアーは中盤でも良い選手になっていたと思うよ」とも語っている。
周囲からの反応を危惧したルンメニゲCEOの考えもあり、幻に終わった“ノイアーのMF起用”。もし実現していたら、どんなプレーを見せていただろうか。

「彼は真剣に考えていた…」ペップはノイアーを電撃コンバートしようとしていた! バイエルンCEOが仰天プランを明かす
2/5(水) 16:01配信
SOCCER DIGEST Web

名将の驚くべき“プラン”が明らかになった。それはドイツ代表守護神のマヌエル・ノイアーをMFにコンバートするという構想だ。
このアッと驚くアイデアの持ち主は、ジョゼップ・グアルディオラだ。2013年6月からおよそ3年に渡ってバイエルンを率いていたスペイン人監督は、ブンデスリーガの絶対王者でも究極のポゼッションサッカーを追い求め続け、ついに見出したのが、ノイアーの電撃的なコンバートだったという。
たしかにノイアーの足下の技術は、他のGKと一線を画すレベルにあり、ビルドアップの能力は世界屈指だ。
とはいえ、周囲はグアルディオラからこのアイデアを聞いて驚嘆したという。バイエルンのクラブ誌『51』のインタビューに応じたカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが、当時の様子を明かしている。
「たしかにマヌエルはゴールキーパーには勿体ないほどの技術を持ち、あのポジションでの革命を起こした。私はいまでも覚えているよ。ペップ・グアルディオラがブンデスリーガの優勝後に彼を中盤で起用する考えを真剣に考えていたことをね。あれには驚かされた」
ただ、最終的にグアルディオラが抱き続けた“計画”が世に出ることはなかった。クラブの関係者から「消化試合を軽んじた起用法だと批判される」と反対されたためだった。ルンメニゲCEOは、こう続けている。
「あのとき、私に出来たのは、ペップにアイデアを諦めさせることだけだった。周りから傲慢だと解釈されたかもしれないからね。彼は本気だったから簡単なことではなかったよ。ただ、私は確信している。マヌエルはきっと中盤でも巧くプレーしただろう」
もしも、ノイアーを中盤で起用されていたら――。いったいどんなプレーを見せくれたのだろうか。