バイエルン6連覇
ドルトムントにもボロ勝ちしアウクスブルクで優勝決定
ノイアーが長期欠場も
2位シャルケに勝ち点20点差
対戦相手 | 4.07:バイエルン vs アウクスブルク(A)4-1○ |
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得点 | 32:トリッソ、38:ハメス、62:ロッベン、87:ヴァーグナー |
GK | ウルライヒ |
DF | キミッヒ、ボアテング、ズーレ、ラフィーニャ |
MF | ルディ、ロッベン、トリッソ、ハメス、ベルナト |
FW | ヴァーグナー |
交代 | 64:ハメス >>> マルティネス、82:ベルナト >>> リベリー、83:ロッベン >>> ミュラー |
ベンチ | シュタルケ、フンメルス、チアゴ、レヴァンドフスキ |
バイエルンが史上初の6連覇 主力休養も逆転勝ち
(日刊スポーツ)
バイエルン・ミュンヘンがアウェーでアウクスブルクに4-1で逆転勝ちし、史上初のリーグ6連覇を達成した。通算28度目。
FWレバンドフスキ、MFリベリ、FWミュラーら主力をベンチスタートさせたBミュンヘンは前半18分、オウンゴールで先制を許したが、同32分、右クロスにMFトリッソが頭を合わせて追いつき、同38分には鮮やかな攻撃からMFロドリゲスが左足で押し込んであっさりと勝ち越した。後半17分にはFWロッベンが左足で豪快にたたき込み、同42分にも左CKをFWワグナーが頭で流し込んで4点目を奪った。
6連覇のバイエルン「ハインケスの目に涙」と独紙
(日刊スポーツ)
バイエルン・ミュンヘンは7日、アウクスブルクに4-1と勝利し、リーグ6連覇を達成した。8日の独紙ビルトは「ハインケスの目に涙」の見出しで、以下のように報じた。
試合後にはビールかけも涙もなかった。シャンパンでのパーティーがあっただけ。11日にセビリアとの大事な欧州CL準々決勝第2戦があるからだ。ユップ・ハインケス監督は控室でひと口飲んだ。当日フランク・リベリーは35歳の誕生日を迎えたが、「がっつり祝えなくて残念だけど、まだそのための時間はくるから」とコメントした。
ハインケス監督は敵地に駆け付けたファンの前で一緒に喜んだ。涙をこらえていた。ブンデスリーガ最年長優勝監督であり、最後の優勝をパーフェクトに決めた。本当に最後だ。
13年、Bミュンヘンで3冠を達成した後にいったんは引退した。クラブ首脳との友情から17年10月に復帰した。さらにドイツ杯と欧州CLのタイトルも続くかもしれない。
ハインケス監督は「チームと私の周りのスタッフは素晴らしい仕事をしている。私が来た時は(首位と)勝ち点差5をつけられていた。慣れてしまった人もいるかもしれないが、『ドイツ王者』は私にとって選手時代いつでも最も大事なタイトルだった」とコメントした。
同監督はファンの前で喜んだあと、リベリーとロッベンを1人ずつファンの声援の前へ送った。「私からの特別な気持ちだよ。2人ともBミュンヘンで9~10年プレーしている選手だ。今どきそんな選手がほかにどこにいる」と話した。
ホームで優勝決められないバイエルン…ミュンヘンで歓喜を味わったのは18年前
(Goal)
今季もバイエルン・ミュンヘンが圧倒的な強さを見せつけ、ブンデスリーガで5試合を残しながら、優勝を果たした。しかし、ある意外なデータが注目を集めている。
バイエルンは7日、アウクスブルクに勝利し、史上初となるブンデスリーガ6連覇を達成。28度目の戴冠を成し遂げた。6連覇という数字が示すとおり、近年はドイツで「1強体制」を築くバイエルンだが、そのほとんどを“アウェー”で優勝を決めている。
2000年以降から12度リーグを制しているバイエルンは、そのすべての瞬間でホームのファンと優勝を分かち合うことはできず。昨シーズンも6-0とヴォルフスブルクに大勝したものの、アウェーの地であった。また。14-15シーズンに関しては他チームの成績により、バイエルンの試合がない日に優勝が決まっている。
バイエルンがホームでサポーターと優勝の瞬間を共有したのは何と18年前。1999-2000シーズンのことで、ブレーメンを3-1と下している。つまり2005年に誕生したホームスタジアム、アリアンツ・アレーナでは一度も優勝を決められていない。
そして今回もこの奇妙な“ジンクス”に倣うようにアウェー・アウクスブルク戦で優勝を決めた。メンバーを落とし、1点を先制され、次節のホームゲームであるボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦に優勝は持ち越されるかと思われたが、地力の差を見せつけて4-1と勝利している。
主力のトーマス・ミュラーは試合前、地理的に近いアウクスブルクで優勝を決めることに前向きな意見を示していた。それでも、ホームのファンと喜びたいというのが本音かもしれない。
バイエルンがリーグ6連覇、ハメスらの得点でアウクスブルクを一蹴
(AFP=時事)
【AFP=時事】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は7日、第29節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が得点を挙げるなど、FCアウクスブルク(FC Augsburg)を4-1で退け、リーグ6連覇を達成した。
ニクラス・ズューレ(Niklas Suele)のオウンゴールで先制を許したバイエルンだったが、その後はコランタン・トリソ(Corentin Tolisso)、ハメス、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)、ザンドロ・ヴァーグナー(Sandro Wagner)が得点を記録し、通算28回目のリーグ優勝を果たした。
2009年にバイエルンに加入して以来、ブンデス王者を7度経験しているロッベンは「タイトルを勝ち取るのはいつだってうれしい。僕らが優勝をほぼ手中に収めていたのは分かっていたけれど、それを成し遂げなければならなかった」と語った。
昨年9月にカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)前監督が解任され、チームの指揮を執ることになったユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は「指揮官は大きな責任を背負っているが、まず第一に選手が主役であり、彼らが素晴らしい仕事をした」とコメントし、選手を称賛した。【翻訳編集】 AFPBB News
前人未到の6連覇!ハインケスは前任者アンチェロッティへ感謝「最高の監督で最高の人間」
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケス監督は、シーズン序盤でのカルロ・アンチェロッテ氏の献身性があったからこそ優勝できたと話している。
ブンデスリーガ第29節でアウグスブルクと対戦したバイエルン。優勝が懸かった大一番では、先制点を許すも前半のうちに逆転。その後も2ゴールをマークして4-1で勝利を収めた。
これにより、バイエルンは前人未到のブンデスリーガ6連覇を達成。通算28回目の優勝を飾っている。
試合後、ハインケス監督は『スカイ』でカルロ・アンチェロッティ氏への感謝を述べた。今シーズン序盤の成績不振に加えて複数の主力選手との対立が報じられ、昨年9月に解任された前任者のおかげだと語っている。
「開幕時にチームを率いたカルロ・アンチェロッティへ、特別な感謝とタイトル獲得のお祝いを伝えたい。彼は最高の監督で最高の人間だ」
一方、今シーズン終了後にクラブとの契約が切れるアリエン・ロッベンは「全ての可能性が残されている。もちろん、クラブにも僕にも考えがあるから簡単にはいかない。でも、シーズン最後の1カ月をどのように過ごすかだけを僕は考えている」と去就についての明言は避けるも、シーズンの残りを楽しみたいと語っている。
バイエルン、6連覇で28度目戴冠!ターンオーバーも逆転勝利/ブンデスリーガ第29節
(Goal)
ブンデスリーガ第29節が7日に行われ、アウクスブルクとバイエルン・ミュンヘンが大戦した。
勝利すれば、6連覇を決められるバイエルン。ミッドウィークにチャンピオンズリーグを戦った影響で、7人を入れ替える。ロベルト・レヴァンドフスキ、トーマス・ミュラー、マッツ・フンメルス、チアゴ・アルカンタラ、フランク・リベリ、ハビ・マルティネスといった選手がベンチスタートになり、大幅なターンオーバーを敢行して優勝決定戦に臨む。
試合はバイエルンがボールを持ちながら、アウクスブルクのフォアチェックに苦しむ展開。バックパスをしては、GKスヴェン・ウルライヒがロングボールを蹴り、なかなか攻撃の起点ができない。
その展開を物語るようなゴールが生まれる。18分、ジェローム・ボアテングに猛然とプレッシャーをかけたセルヒオ・コルドバが奪い取り、フィニッシュ。シュートはウルライヒの足に防がれるが、跳ね返ったボールがニクラス・ジューレの顔面に当たり、ゴールへと転がった。
しかし、徐々にバイエルンが前からのプレスをいなし始め、前線へとボールを運び出す。すると32分、ヨシュア・キミヒのクロスに、フリーのコランタン・トリッソがヘディングシュート。トリッソは復帰戦で今季リーグ戦4ゴール目をマークしてみせた。
両サイドからのクロスで立て続けにチャンスを創出したバイエルンは、攻め手を緩めることなくサイドへ送る。38分、キミヒのグラウンダーのクロスに、フアン・ベルナトが反応。そのこぼれ球をハメスが落ち着いて流し込み、前半のうちに逆転に成功する。
2失点を喫して意気消沈してしまったアウクスブルクは、序盤ほどのプレスを仕掛けられず。地力の差を見せつけられる形で、前半を終える。
後半に入ると、アウクスブルクはなかなか自分たちの時間を作れずフラストレーションを溜めていく。すると65分にはセットプレーから左右に揺さぶり、最後はハメスの折り返しをアリエン・ロッベンが豪快に叩き込み、大きな追加点を奪う。
アウクスブルクも徐々に奪いに行く体力がなくなり、バイエルンがゴールを狙いつつ、時計の針を進める展開に。さらにセビージャ戦を見据えてハビ・マルティネス、リベリ、ミュラーを入れ、動きを確かめに入る。
終盤にはコーナーキックからサンドロ・ヴァーグナーがヘディングでダメ押し弾を挙げ、優勝に華を添える。最後は余裕を見せたバイエルンが、4-1で見事逆転勝利。6連覇で、28度目のブンデスリーガ制覇を成し遂げた。
なお、バイエルンは3冠の可能性を残しており、一つ目のタイトルを獲得。DFBポカールでは準決勝に進出し、チャンピオンズリーグでもベスト4に王手をかけている。
バイエルンの21歳仏代表FWが“パーフェクト”継続。デビューから6年連続優勝
フットボールチャンネル
バイエルン・ミュンヘンは、現地時間7日に行われたブンデスリーガ第29節のアウクスブルク戦に勝利したことで、5試合を残して今季のリーグ優勝を決定した。
バイエルンにとってはドイツ新記録となる6季連続のリーグ優勝。アウクスブルクにオウンゴールで先制を許したが、逆転で4-1の勝利を収めてタイトル獲得を決めた。
バイエルンに所属する21歳のフランス人FWキングスレー・コマンは、キャリアで6個目となるリーグタイトル獲得となった。16歳でのプロデビューから、所属した3ヶ国の3チームで一度もリーグ優勝を逃していないという記録を継続している。
コマンは2013年2月にパリ・サンジェルマン(PSG)のトップチームにデビュー。2012/13シーズンはその1試合のみ、翌シーズンも2試合のみの出場だったが、2年連続でリーグアン優勝を経験した。
続いて移籍したユベントスでも2014/15シーズンのセリエAで優勝。期限付き移籍を経て完全移籍したバイエルンでもこれまで3年連続でリーグ優勝を味わっている。
今季は2月までにブンデスリーガ21試合に出場して3ゴールを記録していたコマンだが、第24節のヘルタ・ベルリン戦で負傷して離脱。優勝をピッチ上で迎えることはできなかった。
バイエルン、前人未到の6連覇達成!! 5年前の指揮官、ハインケスが再び戴冠
ゲキサカ[講談社]
ブンデスリーガで首位を独走中のバイエルンは7日、第29節アウグスブルクとのアウェーゲームに臨み、4-1で逆転勝ちを収めた。これで2位シャルケとの勝ち点差は『20』。5試合を残した状態で優勝が決まり、ブンデスリーガの歴史で初めてとなる6連覇を成し遂げた。
バイエルンはユップ・ハインケス監督指揮下の2012-13シーズン、ブンデスリーガ、欧州CL、DFBポカールの3冠制覇をドイツ勢で初めて達成した。それ以降、国内リーグでは他を寄せ付けることなく、ジョゼップ・グアルディオラ、カルロ・アンチェロッティ体制で連覇を継続。今季は史上初の5連覇に導いたアンチェロッティ監督が途中解任されるという出来事もあったが、通算4度目の就任となったハインケス監督の下で見事に金字塔を打ち立てた。
そんな歴史的な一戦は、思わぬ形で動いた。前半18分、バイエルンは最終ラインのDFイェロメ・ボアテングがパスコースを探していると、FWセルヒオ・コルドバのプレスを受けてボールロスト。U-20W杯で日本代表と対戦したベネズエラ代表ストライカーのシュートはGKスベン・ウルライヒがブロックしたが、跳ね返りがカバーリングに入ったDFニクラス・ズーレの頭に当たってオウンゴールとなった。
それでもバイエルンは前半32分、FWアリエン・ロッベンのカットインで相手を押し込み、MFコランタン・トリッソが右サイドに展開。DFジョシュア・キミッヒのクロスはいったん相手DFに防がれたが、こぼれ球を拾って再びクロスを配給すると、ゴール前にフリーで走り込んでいたトリッソが落ち着いて頭で決め、試合を振り出しに戻した。
攻勢を緩めないバイエルンは前半35分、キミッヒが頭で狙うもGKマルビン・ヒッツがビッグセーブ。ところが同38分、キミッヒが右サイドを股抜きでえぐると、グラウンダークロスをDFファン・ベルナトがそらし、ボールはファーのMFハメス・ロドリゲスの元へ。今季から加入したコロンビア代表アタッカーが左足で落ち着いて流し込み、前半のうちに試合をひっくり返した。
1点リードで後半を迎えたバイエルンは17分、左サイドでトリッソがクロスを上げると、ファーサイドのズーレが頭で落とし、さらに逆サイドのJ・ロドリゲスが折り返す。ボールは右サイドの角度がないところへ流れたが、ロッベンが左足ボレーでニアサイドを撃ち抜き、リードを2点に広げて勝敗を決定づけた。
その後も安定したパスワークを繰り出し続けたバイエルンはアウグスブルクの追撃をまったく寄せ付けず。すると後半42分、左CKを頭で合わせたFWサンドロ・ワーグナーが追加点。4-1で歓喜のタイムアップを迎え、6年連続での戴冠が決まった。第29節での優勝決定はグアルディオラ体制下の13-14シーズンの第27節、ハインケス前回指揮下の12-13シーズンの第28節に続いて、史上3番目のスピード記録となった。
バイエルン、史上初のブンデス6連覇! ハメスがV弾…アウクスブルクに逆転勝利
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ブンデスリーガ第29節が7日に行われ、アウクスブルクとバイエルンが対戦した。
この一戦に勝てばブンデスリーガ優勝が決まるバイエルンだったが、思わぬ形から先制を許してしまう。18分、最終ラインのジェローム・ボアテングがボールを失うと、セルヒオ・コルドバがゴール前へと持ち運びシュートを放つ。GKスヴェン・ウルライヒがブロックするも、跳ね返りがニクラス・ズーレに当たりオウンゴールとなった。
しかし32分、ヨシュア・キミッヒの右からのクロスをコランタン・トリッソが頭で合わせ、バイエルンが同点に追いつく。続く38分にはフアン・ベルナトのクロスをトリッソが触り、最後はハメス・ロドリゲスが押し込む。前半はバイエルンの1点リードで折り返す。
後半に入り62分、ハメス・ロドリゲスの折り返しをアリエン・ロッベンが左足で決めて、バイエルンがリードを広げる。さらに終了間際の87分にはCKからザンドロ・ヴァーグナーが勝利を決定付ける4点目を奪った。
試合は1-4で終了。この結果、史上初となるバイエルンのブンデスリーガ6連覇が決定した。
バイエルン優勝! ブンデス史上初の6連覇を達成。アウクスブルクに4-1逆転勝ち
フットボールチャンネル
現地時間7日にブンデスリーガ第29節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘンは10位アウクスブルクのホームに乗り込んで対戦。
バイエルンにとっては勝てば5試合を残して優勝が決まる一戦だ。6連覇はブンデスリーガ史上初の快挙である。試合開始して18分、アウクスブルクのセルジオ・コルドバがプレッシャーをかけてジェローム・ボアテングからボールを奪うとゴールまで一直線。放ったシュートはGKスヴェン・ウルライヒに弾かれるが、そのボールがニクラス・ズーレの顔面に当たりオウンゴールに。
それでも32分、ヨシュア・キミッヒのクロスにコレンティン・トリッソが頭で合わせてバイエルンが同点に追いつく。さらに38分、フアン・ベルナトからパスを受けたハメス・ロドリゲスが冷静にシュートを放ち逆転ゴールを決めた。そして62分にはアリエン・ロッベン、87分にはザンドロ・ヴァグナーがそれぞれ追加点を決めている。
結局、リードを守り切ったバイエルンは4-1の勝利をおさめた。この結果、5試合を残してバイエルンの優勝が決まり、ブンデスリーガ史上初の6連覇を成し遂げている。
6連覇達成のバイエルン、ハインケスは前任者へ感謝「彼は偉大なる監督」
ゲキサカ[講談社]
バイエルンは7日、ブンデスリーガ第29節でアウクスブルクと対戦し、4-1で勝利。5試合を残して前人未到の6連覇が決まった。
優勝が懸かった大一番でバイエルンは、オウンゴールで先制点を許してしまったが、前半32分にMFコランタン・トリッソが同点ゴールを挙げると、6分にMFハメス・ロドリゲスが加点し、逆転に成功する。さらに後半17分にFWアリエン・ロッベン、42分にFWサンドロ・ワーグナーがゴールネットを揺らし、通算28回目の優勝に花を添えた。
クラブ公式サイトによると、ユップ・ハインケス監督は「最終的に監督が責任を負うが、まず第一に選手が主役なんだ。私にはとても良く機能するコーチングチームがいる。全員が良い仕事をした。これは全員にとっての成功だ。既にロッカルームで良い音楽と共に祝杯をあげたよ。全員が喜べて、大変素晴らしいよ」と、選手やスタッフに感謝した。
また、昨シーズンからバイエルンを指揮し、成績不振により昨年9月28日に解任されたカルロ・アンチェロッティ氏についても言及。「イタリアにいるカルロ・アンチェロッティにも祝辞の言葉を贈りたい。今季序盤に彼はチームを指揮したからね、本当に優勝おめでとう。アンチェロッティは偉大なる監督だけではなく、偉大なる人物でもあるんだ」と、感謝の言葉を贈った。
逆転勝利のバイエルン、前人未到のブンデスリーガ6連覇達成! 通算優勝回数は28に!!
(SOCCER DIGEST Web)
2位以下のチームの結果に関係なく、勝てば偉業達成となるバイエルンは、10位のアウクスブルクの敵地に乗り込だ。
試合は18分、CBボアテングがコルドバにボールを奪われてシュートを撃たれる。これはGKウルライヒがブロックするも、はね返りがジューレに当たってゴールへ。オウンゴールというかたちで、バイエルンは先制点を献上してしまった。
しかし、32分に多重攻撃を仕掛け、右サイドからキミッヒが上げたクロスをトリソが頭で押し込んで同点。さらに38分には、キミッヒがペナルティーエリア内に侵入して入れたグラウンダーのクロスがファーに流れたところをハメスが受け、GKヒッツとポストのわずかな隙間を抜いて逆転ゴールを決めた。
後半も主導権を握ったバイエルンは、62分にこぼれ球をロッベンが左足で撃ち抜いて3点目。さらに終了間際にはヴァーグナーがCKからヘディングシュートを決め、間もなくWWKアレーナにはアウェーチームの歓喜の輪ができ上がった。
アンチェロッティ体制2年目のシーズン、バイエルンは不安定なチーム状態で序盤戦を過ごし、国内では3節で早くも初黒星(ホッフェンハイムに0-2)。そして9月にチャンピオンズ・リーグでパリ・サンジェルマンに0-3で敗れると、アンチェロッティは解任され、12-13シーズンの3冠の立役者、ハインケスが招聘された。
ここから復調したバイエルンは、公式戦9連勝の後、リーガ13節ではボルシアMGに土をつけられるも、そこから今度は14連勝を飾り、2位との勝点差を広げ続けて、一時は13-14シーズンにグアルディオラの下で樹立した「27節」という史上最速優勝記録を上回るのではないかと期待されたほどだった。
1963年創設のブンデスリーガにおいて、68-69シーズンに初優勝を飾ったバイエルンは、73-74シーズンに3連覇(当時史上初)を果たし、その後も86-87シーズン、2000-01シーズンに同様の記録を作ったが、12-13シーズンからは1強体制を確立し、タイトルを守り続けている。
他のチームで最も長く勝ち続けたのは、75年にバイエルンを止めたボルシアMGの3連覇で、これ1度きり。通算優勝回数の2位はニュルンベルクの9回で、その3倍以上の数を誇るバイエルンが、いかに歴史においてもこの国で図抜けた存在であるかが分かるだろう。
今シーズンは、DFBカップ、そしてチャンピオンズ・リーグでも優勝の可能性を残しているバイエルン。リーガを制した絶対王者は、偉業達成の喜びを少しだけ味わった後、すぐに新たな戦いに備えることとなる。
※編集部注:63年創設のブンデスリーガにおけるバイエルンの通算優勝回数は27。残り1回は、地域リーグ→全国トーナメントの方式が採用されていた31-32シーズン。
バイエルンは「スーパーチャンピオン」 前人未到の6連覇、カップ戦&CLの3冠も視野
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
ドイツ1部ブンデスリーガは首位バイエルンが現地時間7日のリーグ第29節アウクスブルク戦に4-1で勝利し、5試合を残して優勝を決めた。ドイツメディアは前人未到の6連覇で通算28度目の戴冠を成し遂げた名門を「スーパーチャンピオン」と称し、その圧倒的な強さに賛辞を送った。
勝てば優勝が決まる敵地での一戦。バイエルンは前半18分にCBのドイツ代表DFニクラス・ズーレがオウンゴールを献上して先制を許した。しかし、それで慌てることはなかった。
前半32分にフランス代表MFコランタン・トリソのゴールで追いつくと、同38分にコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが決めてあっさりと逆転に成功した。後半も元オランダ代表MFアリエン・ロッベンとドイツ代表FWサンドロ・ヴァーグナーが追加点を奪い、終わってみれば4-1の快勝を収めた。
ドイツ紙「ビルト」は「6年連続でのタイトル。スーパーチャンピオン・バイエルン」という見出しで王者の偉業を称えた。
過去10シーズンで7度目のリーグ制覇と国内で敵なし
優勝争いの対抗馬と見られていたドルトムントは序盤で失速。両者の直接対決「デア・クラシカー」では今季バイエルンが2戦2勝とまさに一強状態だった。3月31日に行われた一戦では6-0とホームのバイエルンが圧勝した。
シーズン序盤にカルロ・アンチェロッティ前監督を解任し、ユップ・ハインケス監督を電撃復帰させるなど激動の時期もあったが、結果的には2位以下に大きな差を付ける結果に。29節を終えて23勝3分3敗の勝ち点72。2位シャルケは残り6試合で勝ち点52のため、逆転の可能性がなくなった。
過去10シーズンで7度目のリーグ制覇。国内ではまさに敵なしで孤高の存在となったバイエルン。今季はDFBポカール、そしてUEFAチャンピオンズリーグとの三冠の可能性も残している。
ハインケス監督の電撃復帰がターニングポイントに…バイエルン優勝までの軌跡
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
バイエルンがブンデスリーガ第29節のアウクスブルク戦に勝利し、2017-18シーズンのリーグ優勝を決めた。今季は序盤に苦しい時期もあったが、終わってみれば2位シャルケに勝ち点「20」差をつけての圧勝。前人未到のブンデスリーガ6連覇を達成した絶対王者の優勝までの軌跡を振り返る。
①序盤戦の不調
シーズンの立ち上がりは近年のバイエルンとしては異例の出来の悪さだった。順当に開幕2連勝を飾ったものの、第3節のホッフェンハイム戦で早々に今季初黒星。この敗戦により、直近5シーズンでは最低となる6位まで順位を落とすことになった。さらに第6節のヴォルフスブルク戦では、前半に2点のリードを奪いながら追いつかれてドロー。いつもの勝負強さは鳴りを潜め、開幕7試合を6勝1分けで駆け抜けたドルトムントにジワジワと離されていった。
加えて、長いリハビリを終えて第2節に復帰した守護神のマヌエル・ノイアーが、第4節終了後に再び左足中足骨を骨折。現在まで続く長期離脱を強いられる。代役を務めた第2GKのスヴェン・ウルライヒの安定したパフォーマンスがなければ、チームはさらに大崩れしていた可能性もある。②アンチェロッティ監督の解任とハインケス監督の電撃復帰
この時期はトーマス・ミュラーやアリエン・ロッベンが指揮官への不満を口にするなど、選手とカルロ・アンチェロッティ監督の関係悪化がささやかれ始める。そして、9月13日のチャンピオンズリーグ(CL)アンデルレヒト戦で途中交代を命じられたフランク・リベリーがユニフォームをベンチに投げ捨て、ついに確執が表面化した。立場が危うくなった指揮官に追い打ちをかけるように、9月28日のCLパリ・サンジェルマン戦では敵地で0-3の完敗。この敗戦が決定打となり、アンチェロッティ監督は翌日にクラブから解任を言い渡された。
バイエルン首脳陣はネガティブな話題が先行する現状を打破すべく、ウィリー・サニョル暫定監督を挟んで、ユップ・ハインケス監督の電撃復帰を発表。2012-13シーズンにクラブを史上初の3冠に導いた名将を呼び戻して巻き返しを図る。ハインケス監督は初陣となった第8節のフライブルク戦で5-0の大勝を収めると、3連勝を飾って10月末に今季初の首位に浮上。第11節に行われたドルトムントとの「デア・クラシカー」でも敵地で3-1の勝利を収めた。
ハインケス監督の下で完全に息を吹き返したチームは、取りこぼしを繰り返すライバルたちを尻目に着実に勝ち点を獲得。第14節からは破竹の10連勝を飾って独走体勢を築いていく。そして、この快進撃を支えたのがロベルト・レヴァンドフスキだ。今季も開幕からゴールを量産したエースは、1月にバイエルンの外国籍選手最多得点記録を塗り替えると、ブンデスリーガでの通算得点ランキングでも歴代8位に浮上。第26節のハンブルガーSV戦ではハットトリックを達成し、バイエルン史上最速となる通算120試合目での100ゴールを達成した③デア・クラシカーで大勝&リーグ優勝決定
ハインケス監督の就任以降、バイエルンは第26節のハンブルガーSV戦までの19試合で17勝1分け1敗と圧倒的な成績を記録。3月18日に行われた第27節時点で史上最速優勝の可能性さえあった。この試合では意地を見せたライプツィヒに1-2で敗れたものの、今季2度目の「デア・クラシカー」ではドルトムントに6-0という歴史的な大勝を収めて優勝に王手。悲願だった「アリアンツ・アレーナでの優勝決定」こそ、来季以降に持ち越しとなったが、終わってみればやはり強さばかりが目立つシーズンだった。
もっとも、バイエルンにとっての2017-18シーズンはここからが本番だ。今後は11日にCL準々決勝セカンドレグのセビージャ戦、17日にはDFBポカール準決勝のレヴァークーゼン戦が控えている。目指すは5年ぶり2度目の3冠。それが成し遂げられるまで、バイエルンが立ち止まることはない。
バイエルンが6連覇達成…最下位HSVは16試合ぶりの白星/ブンデス第29節
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今節勝利すれば優勝が決まるバイエルンは、敵地でアウクスブルクと対戦。オウンゴールで先制を許したものの、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスや、元オランダ代表FWアリエン・ロッベンのゴールなどで逆転。4-1で勝利し、史上初となるブンデスリーガ6連覇を達成した。
日本代表MF長谷部誠がフル出場のフランクフルトは、ホームでホッフェンハイムと1-1の引き分け。MF香川真司がベンチ外のドルトムントは、ホームでシュトゥットガルトに3-0で快勝した。
最下位のハンブルガーSVは、ホームで2位シャルケとの乱打戦を3-2で制し、16試合ぶりに勝ち点3を獲得。日本代表DF酒井高徳と、FW伊藤達哉は共にフル出場を果たし、伊藤は得点機を演出するなど逆転勝利に大きく貢献した。
17位ケルンと16位マインツの対決は、1-1でドロー。ケルンの日本代表FW大迫勇也は先発メンバーに名を連ね、69分までプレーした。マインツのFW武藤嘉紀はベンチ外となった。
バイエルン指揮官、6連覇までの苦しみを語る。「最初は優勝なんて考えもしなかった」
フットボールチャンネル
現地時間7日、ブンデスリーガ第29節が行われバイエルンは敵地でアウクスブルクと対戦し4-1で勝利した。この結果、5試合を残し史上初のリーグ6連覇を成し遂げた。
9日付けの独誌『キッカー』でハインケス監督は「最初は優勝なんて考えもしなかった。クリスマスまでは本当に厳しかった」と胸の内を語った。「冬の中断期間を経て、やっとタイトルへの道が見えてきた。その時初めて優勝を意識したよ」と苦しい道のりだったことを認めた。
ハインケス監督は昨年10月にカルロ・アンチェロッティ氏の後任としてチームを率いた。引き継いだ時点では首位のボルシア・ドルトムントとは勝ち点「5」を離されていた状況だったが「就任当初の事を考えると選手たちは本当によく頑張ってくれたと思う。彼らはハードワークと高い規律を持って仕事に励んでくれた」と選手に賛辞を送っている。
優勝できた秘訣を聞かれると「大きな成功を勝ち取るためにプレーするというクラブの伝統がちゃんと引き継がれている」と答えた72歳の名将は「一人一人がエゴを捨ててチームの為に尽くさなければならない。このチームにはそれを達成出来る雰囲気を感じる」と残りのタイトルであるドイツ杯(DFBポカール)とチャンピオンズリーグ(CL)制覇も視野に入れているようだ。
果たして自身が2012/13シーズンに達成した3冠(リーグ・ドイツ杯・CL)を再び達成する事は出来るのだろうか。
ハインケス監督「素晴らしいプロフェッショナルだ」…リベリーとロッベンを称賛
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケス監督はチームの6連覇達成後、元フランス代表MFフランク・リベリーと元オランダ代表FWアリエン・ロッベンを「優れたプロフェッショナル」と称賛した。
ロッベンはバイエルンが優勝を決めた7日のアウクスブルク戦で、チーム3点目を記録。4-1での逆転勝利に貢献していた。ハインケス監督は83分にロッベンを退かせると、今季限りで契約満了となる34歳は、アウェイまで駆けつけたバイエルンのサポーターから、盛大な拍手を受けた。
リベリーはロッベンがピッチを去る直前、82分から交代出場した。リベリーは、この日が35歳の誕生日。彼も今季限りで契約満了となる。
リベリーとロッベンは3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・セビージャ(スペイン)戦にも出場し、アウェイでの2-1勝利に貢献している。そうしたことも踏まえ、ハインケス監督は「2人も、優れたクオリティーを備えた素晴らしいプロフェッショナルです」と称賛。ロッベンはセビージャ戦でベンチスタートだったが、その点についてはチームが連戦を迎えていたからだと説明した。
前任のカルロ・アンチェロッティが9月に解任された時、チームは3位だった。しかし、いまは暫定2位のシャルケと、勝ち点差が20まで広がっている。
ロッベンはバイエルンの公式サイトを通じ、「アウクスブルク戦は、集中して良いパフォーマンスを出せた。それはチームにとって素晴らしいことだ。僕たちはサッカーを楽しまなければいけないが、同時に集中しなければならない」
リベリーとロッベンは今季限りで契約満了、そのままチームを去ると思われていたが、契約更新の可能性も報じられている。