ルンメニゲは序盤やばかった状態を
修正してくれたハインケスに感謝
困ったときにはハインケスなバイエルン
序盤不調のバイエルンを蘇らせたハインケス、ルンメニゲCEOも「特別な感謝」
ゲキサカ[講談社]
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは23日、クラブ公式サイトで年末の挨拶としてユップ・ハインケス監督への感謝を述べた。
ルンメニゲCEOは「非常に満足のいく一年」と2017年を振り返る。「夏には5シーズン連続となるブンデスリーガ優勝を決め、歴史に刻まれるものとなりました。これほどにバイエルンが強かったことは、いわゆる『黄金期』の70年代にも決してありませんでした」とチームを称賛した。
しかし、今季のバイエルンは第7節までで4勝1敗2分と好スタートを切れず。さらにUEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節パリSG戦(0-3)で大敗を喫し、カルロ・アンチェロッティ監督は退任に追い込まれた。そこで王者の危機にかけつけたのがクラブ史上3冠を成し遂げたハインケスだった。帰ってきた老将は見事チームの立て直しに成功。第7節以降の公式戦では全16試合で15勝1敗と勝ち点を積み上げ、2位シャルケに勝ち点11差をつけて現在首位を独走している。
ルンメニゲCEOは「ユップ・ハインケスとコーチ陣に特別な感謝を述べたい」と名指しで言及。「我らがユップは素晴らしいカムバックを果たしてくれました。シーズン後半戦への準備期間は非常に短いですが、彼がウィンターブレーク明けにチームを更に良くしてくれると、私は確信しています」と今季限りで帰還した指揮官へ絶大な信頼を寄せた。