多くのクラブが欲しがったレナト・サンチェス
モウリーニョも結構欲しがっていたしイタリアからも欲しがられていたが
移籍先決定、プレミアのスウォンジー
買い取りオプション無し!
「欧州のエリートが…」 バイエルンで不遇の20歳の逸材が意外な新天地に移籍決定
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
バイエルン・ミュンヘンの若武者、20歳のポルトガル代表MFレナト・サンチェスが31日にプレミアリーグのスウォンジーに1年間の期限付き移籍をすることが決定した。スウォンジーが公式サイトで発表している。
サンチェスは18歳で迎えた昨年6月の欧州選手権フランス大会でポルトガル代表の初優勝に貢献。一躍ビッグクラブの注目を集める存在になり、ドイツの絶対王者バイエルンへと加入していた。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督の信頼を手にできず、昨季から出場機会を手にすることができていなかった。
そんなサンチェスに対して、イタリア王者ユベントスやACミランが獲得を目指して交渉していると、イタリアメディアでは報じられていたが、若きタレントの確保に成功したのは意外にもスウォンジーだった。
クラブの公式サイトでは「欧州のエリートの若きタレントの1人が」と獲得の喜びを爆発させている。スウォンジーは中盤のキーマンだったアイスランド代表MFギルフィ・シグルドソンをエバートンにチーム史上最高額の移籍金で放出していた。その穴埋めにサンチェスの獲得交渉に乗り出し、見事に交渉をまとめてみせた。
イタリアのビッグクラブ行きが濃厚とされていたサンチェスだが、1シーズンはプレミアリーグの中堅クラブでその実力を試すことになった。ドイツの絶対王者では思うような成長曲線を描くことができなかった若武者は、どのようなプレーをその舞台で見せてくれるだろうか。
R・サンチェス争奪戦はスウォンジーが制す!買取OPなしの1年レンタルで獲得
ゲキサカ[講談社]
スウォンジーは31日、バイエルンのポルトガル代表MFレナト・サンチェス(20)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
R・サンチェスはベンフィカの下部組織出身で、18歳の15年10月にトップ昇格でデビューした。UEFAチャンピオンズリーグでの活躍もあり、16年5月にバイエルンに移籍している。同年3月にポルトガル代表としてデビューすると、6月のEURO2016準々決勝ポーランド戦では代表初ゴールを決め、ポルトガルの初優勝に貢献した。同大会の最優秀若手選手賞も受賞している。
今夏に激しい争奪戦が始まり、マンチェスター・ユナイテッド、ミラン、チェルシー、ユベントス、リバプール、パリSGなどが名乗りを上げる中、獲得に成功したのはスウォンジーとなった。
2017年1月からスウォンジーを率いるポール・クレメント監督は、カルロ・アンチェロッティ監督とともに行動し、パリSG、レアル・マドリー、バイエルンなどで“右腕”としてアシスタントコーチを務めてきた。今回名だたるビッグクラブとの争奪戦で勝利したのも、古巣バイエルンでつくりあげた関係性が一因となったようだ。
ドイツ誌『キッカー』によると、移籍金は850万ユーロ(約11億1300万円)で買い取りオプションは付けられていないという。R・サンチェスは来夏には再びバイエルンに戻ることになる。