アンチェロッティが欲しくしょうがないので
レアル・マドリーから獲得
しかし特別扱いはしないぞ!と一応コメント
ドルトムントはうらやましがる
アンチェロッティ監督、“愛弟子”ハメスに期待も…「出場機会の保証はない」
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レアル・マドリードからバイエルンに加入したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて、バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督がコメントした。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。
J・ロドリゲスとアンチェロッティ監督は2年ぶりの再会。同選手は2014年夏、モナコから当時アンチェロッティ監督率いるレアル・マドリードへと移籍を果たした。アンチェロッティ体制では、公式戦46試合出場17ゴール18アシストをマークしていた。
アンチェロッティ監督にとっても、切望していた“愛弟子”の獲得に成功した形となったが、出場時間の保証はないことを強調した。
「我々が彼を獲得した理由は、あくまでチームをより良くするためだ。出場機会を得るにふさわしいならばプレーすることになるし、そうじゃないならばベンチに座ることになる。それは彼自身も理解していることだよ」。
一方、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーはJ・ロドリゲスとの定位置争いが予想されるが「彼は僕たちのクオリティを向上させてくれる存在だ」と、活躍に期待していることを明かした。「重要な試合において、ハメスといういいオプションが加わった。彼はいい選手だし、定位置争いを激しくしてくれるよ。ただ最終的に決断を下すのは監督さ」と冷静に語っている。
アンチェロッティ、ハメスがミュラーの代役であることを否定「プレーできる保証はない」
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、新加入のMFハメス・ロドリゲスはトーマス・ミュラーの代替選手ではないと主張している。
先日、バイエルンはレアル・マドリーから2年のレンタルでハメスを獲得した。かつてハメスはアンチェロッティ監督率いるレアル・マドリーで10番を背負い躍動。レアルの中心選手として活躍した。一方で、昨シーズンアンチェロッティ政権1年目となったバイエルンで、ミュラーは29試合に出場しながらわずか5ゴールに終わり、不振に喘いだ。
しかし、アンチェロッティ監督は中国で行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)の前日会見でハメスはミュラーの代わりではないと強調している。
「そういう考え方をするなら、チアゴ・アルカンタラの代わりにはなるかもしれない。また左右でもプレーできるので、アリエン(ロッベン)やフランク(リベリ)の代わりにもなりうる。中盤としてもプレーできるので、(コランタン)トリッソやアルトゥーロ(ビダル)の代わりもできる。しかし、彼を誰かの代わりにするために獲得したわけではない。加えるためにとったんだ」
「彼は素晴らしい選手だ。クオリティも人間性もよく知っている。我々を助けることができると思う。ハメスは自分がプレーすべきかどうかも自分でわかる。他の選手と同じようにベンチに行くことだってあるだろう。競争はチームにとって良いことだ。プレーできる保証はない。その価値があればプレーするし、そうじゃなければベンチに行くだけだ」
ハメスは不発だったミュラーの代わりじゃない! アンチェロッティ「誰かの代役で獲ってはいない」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!
今夏レアル・マドリードからレンタルという形でバイエルンに移籍したMFハメス・ロドリゲスは、攻撃的な位置であれば中央とサイドの両方をこなせる選手だ。それもあってか、2016-17シーズンに不発だったFWトーマス・ミュラーの代役ではないかといった意見もあるようだ。
しかし、指揮官カルロ・アンチェロッティはこの意見を否定している。英『Daily Mail』によると、アンチェロッティはハメスを優秀な選手と称えながらも、誰かの代わりとして獲ったわけではないとコメントしている。
「もちろん我々はハメスをミュラーの代役として獲得したわけじゃない。その考え方なら、ハメスはチアゴの代わりと考えられるかもしれない。彼は中央でプレイできるからね。他にも左右のサイドができるところからロッベン、リベリの代役と考えられるかもしれない。だが我々は誰かの代わりにハメスを獲得したわけじゃない。良いチームにするためハメスを獲得したんだ。彼は良い選手だ。私は彼のクオリティを知っている。彼はチームを助けるだろう」
インサイドハーフ、ウイングとハメスは複数の役割をこなせるが、果たしてアンチェロッティはどこで起用する考えなのか。ベストポジションがトップ下なだけに、アンチェロッティの采配には注目が集まる。
ドルトムントはハメス獲得が羨ましい? クラブCEOは嘆く「ドイツで獲得できるのはバイエルンだけ」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!
先日、ドイツ王者バイエルンはレアル・マドリードで出番を失っていたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをレンタル移籍で獲得したことを発表した。ハメスがどこに向かうかは今夏の注目ポイントの1つだったが、最終的にはブンデスリーガ挑戦を選ぶことになった。
これを羨ましく思っているのが、バイエルンのライバルクラブであるドルトムントだ。ドルトムントは近年バイエルンと常にブンデスリーガの頂点を争ってきた間柄だが、クラブのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOは金銭面でバイエルンと張り合うことはできないと悔やんでいる。
独『Soontag』によると、同CEOはハメス級の選手を獲得できるクラブはブンデスリーガでバイエルンのみだと語り、給与など金銭面に違いがあることをアピールしている。
「我々には制限があることを理解している。ハメスは特別な選手だ。それでも我々は彼のような選手を狙うことはない。なぜなら我々のサラリーの構造が破壊されるだろうからね。このような選手を獲得できるのは素晴らしいことだ。しかし、ドイツでそれができるのはバイエルンのみだ」
ドルトムントとバイエルンはライバル関係にあるが、近年はマッツ・フンメルスやマリオ・ゲッツェ、ロベルト・レヴァンドフスキなどドルトムントでブレイクした選手がバイエルンに引き抜かれている。ピッチ外でも差が出ているのは明らかで、今回のハメス獲得もバイエルンと張り合うことはできなかったのだろう。