ホッフェンハイム戦で海洋ゴミをリサイクルしたユニフォームを着用
バイエルンとレアルがこのユニフォームを着ることに
バイエルンは4日、翌5日に行われるブンデスリーガ第10節のホッフェンハイム戦で海洋ゴミをリサイクルしたユニフォームを着用することをクラブ公式サイトで発表した。
特別なユニフォームは、アディダスと海洋保護団体「PARLEY FOR THE OCEANS」によって、モルディブの沿岸で回収されたプラスチックゴミをリサイクルして作成。赤一色のデザインで、クラブのロゴやアディダス特有の3ラインなどは環境に配慮した方法でプリントされており、襟には「For the oceans」の文字が刻まれているという。
4日に行われたユニフォーム披露会見に出席した元スペイン代表MFシャビ・アロンソは、「僕はスペインのビーチで生まれ育ったんだ。だから、海のゴミをリサイクルして作られたユニフォームを着られるのは本当に嬉しいよ。海を守る重要性を知ってもらう素晴らしいチャンスだね」とコメントしている。
レアル&バイエルン、リーグ戦で“海洋ゴミ素材”のユニフォーム着用へ
フットボールチャンネル
レアル・マドリーとバイエルン・ミュンヘンは、海洋プラスチックゴミ素材のユニフォームを着用する予定のようだ。4日に米メディア『フォックス・スポーツ』を含む複数メディアが報じている。
海洋保護団体『パーレイ・フォー・ジ・オーシャン』とパートナーシップを結び、海洋プラスチックゴミをリサイクルしてスニーカーを製造するなど海洋保護活動を行っているアディダス社。同社は今回、新たな試みとして海洋プラスチックゴミをリサイクルした限定ユニフォームを製造し、スポンサー契約を結んでいるマドリーとバイエルンがこのユニフォームを着用することで承諾したと報じられている。
マドリーの限定ユニフォームは白基調、バイエルンの限定ユニフォームは赤基調となっており、環境に優しくするため従来のスポンサーロゴやエンブレムは目には見えないほど薄くプリントされているということだ。
これについてマドリーのDFマルセロは、「僕はリオデジャネイロで育ったから海とは離れられない。このプロジェクトに加わり、僕の愛するクラブが海をきれいに保つことに貢献していることを知ってファンタスティックだ」とこのイニシアチブの重要性を強調。
そしてバイエルンのMFシャビ・アロンソは、「僕はスペインの砂浜で育ったから特に海洋ゴミで作られたユニフォームを着れることに嬉しく、幸せだよ。海を守ることは大事だ」とその喜びを表現した。
マドリーは現地時間11月26日に行われるリーグ戦第13節のスポルティング・ヒホン戦で、バイエルンは現地時間11月5日に行われるリーグ戦第10節のホッフェンハイム戦で、それぞれこの限定ユニフォームを着用する予定となっている。