ユヴェントス所属でアルゼンチン代表の
ディバラ25歳
ディバラが欲しいがユヴェントスは残留を強調するも
ポグバ獲得資金にやむなく放出するかも
ユナイテッド&シティの争奪戦を牽制 ユーベがディバラ放出否定「非常に重要な選手」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに対し、マンチェスター・ユナイテッドとシティが獲得に向けて熱視線を送っていると言われている。しかし、ユベントスのスポーツディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏はディバラを売りに出していないと否定した。英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。
ディバラは2015年にパレルモからユベントスへ移籍した。17-18シーズンからイタリア王者で「10番」を背負うなど、昨季までは絶対的なエースの地位を手にしていたが、今季ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したことで状況が一変。出場機会が減少し、退団の噂が浮上している。
先日、ユベントスがユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバを買い戻すために、ディバラとブラジル代表DFアレックス・サンドロの譲渡を提示するつもりでいるとの噂も浮上。プレミア王者シティへの移籍も報じられている。
そんななか、パラティチ・スポーツディレクターは「彼は我々の選手の1人であり、彼に大きな信頼を置いている。我々の4年前の投資、そして、契約更新したことがそれを証明している」と言及。「ディバラはユベントスの選手。我々にとって非常に重要だ」と残留を強調した。
ところが、ディバラの兄グスタボは、弟の今夏での退団を示唆。「彼がユベントスを去る可能性は高い。間違いない。彼には変化が必要なんだ」と話していた。
シティもユナイテッドも、今夏の移籍市場でチーム強化を図る見通しとなっており、ユナイテッドに至っては、オレ・グンナー・スールシャール監督の希望でプレシーズンツアーの始まる7月までにはすべて完了することを目指している。果たして、来季プレミアリーグでディバラの姿を見ることになるのだろうか。