グアルディオラが祝賀パレードで
ハンチング帽をかぶる
それは3月に他界した名誉会長の代名詞だった
こういうことをできるから本当にすごい
「なんて洒落た男なんだ!」「涙が止まらない…」名将ペップが祝賀会で着用した“帽子”に感動の嵐!
SOCCER DIGEST Web
土曜日のFAカップでワトフォードを撃破し、見事6度目の戴冠を果たしたマンチェスター・シティ。プレミアリーグ、リーグカップとの国内三冠はイングランド史上初の快挙で、就任3年目のスペイン人指揮官ジョゼップ・グアルディオラがその名声をさらに高めた格好だ。
そして華々しいフィナーレを飾ったマンCの面々は、月曜日に地元での祝賀パレードに出席。快晴のもと、沿道やメイン会場は数万人のファンで溢れ返り、大盛況で幕を閉じた。そのセレモニーでペップ(グアルディオラの愛称)が着用していた帽子が、大きな反響を呼んでいるのだ。
彼が頭に乗せていたのは、クラブオフィシャルグッズのハンチング帽だ。水色を基調としたタータンチェック柄で、スマートなペップがかぶると実にスタイリッシュな印象を与える。
だが、そこにはとある人物へのリスペクトが込められていた。かのハットは、今年3月に77歳で他界したクラブの終身名誉会長、ベルナルド・ハルフォードさんの代名詞。ホームスタジムでもクラブ事務所でもどこでも愛用していた、ファンの間では有名な一品だったのである。マンチェスターの地を踏んでからずっと懇意にしていたペップはその恩を忘れず、さりげなく“ハルフォード帽”を身につけてパレードに参加していたのだ。
これを英紙『The Sun』や同『Mirror』などが大々的に取り上げ、SNS上で殺到しているファンの賛辞を厳選し、掲載している。