5試合も残して優勝
ユナイテッドの試合によって優勝が決定するが
最下位ウェストブロミッジにまさかの敗退
コンパニーたちは地元のパブで祝杯
Facetimeを使ってデ・ブルイネとかも
グアルディオラは予告通りゴルフ
マンU最下位相手に敗戦、マンC4年ぶりリーグ制覇
(日刊スポーツ)
<プレミアリーグ:マンチェスターU0-1ウェストブロミッジ>◇15日◇マンチェスター
マンチェスター・ユナイテッドはホームで最下位ウェストブロミッジに0-1で敗れた。
後半28分、ウェストブロミッジFWジェイ・ロドリゲスにゴールを決められ痛恨の先制点を許し、このまま試合終了。
この結果、首位マンチェスター・シティーの4年ぶり5度目のリーグ優勝が決定した。
マンCが4年ぶり3度目のプレミアリーグ優勝!圧倒的な強さでシーズンを駆け抜ける
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
マンチェスター・Cが、4年ぶり3度目のプレミアリーグ優勝を達成した。
今シーズンのマンチェスター・Cは開幕からリーグ戦22試合連続で無敗を継続するなど、安定した戦いぶりを披露して圧倒的な強さを誇示。ここまでリーグ戦では28勝3分け2敗という成績を残しており、序盤戦から他チームに首位の座を明け渡すことなく独走を続けていた。
15日に2位のマンチェスター・Uがウェスト・ブロムウィッチに敗れたことにより、マンチェスター・Cとの勝ち点差が残り5試合で16となったことで同クラブの優勝が決定。チームにとってはカラバオ・カップ(リーグ杯)に続く、今シーズン2つめのタイトル獲得となった。
マンC、地元パブで4年ぶり優勝を祝福 サポーターと歓喜の「チャンピオーネ」大合唱
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
2017-18シーズンのプレミアリーグは、5試合を残してマンチェスター・シティの優勝が決まった。現地時間15日、この日試合のなかったシティのメンバーは地元のパブに集まり、「チャンピオーネ」の大合唱で4季ぶりのリーグ制覇を祝福した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
優勝の決まる可能性があった7日のリーグ第33節マンチェスター・ユナイテッド戦では、2-3で逆転負けを喫したシティ。14日にトットナムを3-1で下し、ユナイテッドの結果次第で優勝が決まる状況だった。
2位につけるユナイテッドは引き分け以上でシティの優勝決定を阻止できたはずだったが、最下位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン相手によもやの大苦戦。後半28分にCKから元イングランド代表FWジェイ・ロドリゲスに決められたゴールが決勝点となり、0-1で敗れた。
残り5節で両者の勝ち点差は16に広がり、シティが4季ぶり5度目のリーグタイトルを手にする結果となった。
この日、試合のなかったシティの面々は地元パブに集まって祝杯を上げた。忠実なサポーターもいる前で主将DFヴァンサン・コンパニが「僕らは再び勝利した。一緒に祝おうぜ! カモン!」とスピーチし、その後に「チャンピオーネ」の大合唱で喜びに浸った。参加していたファンはその様子を撮影し、ツイッター上で拡散して大きな反響も呼んでいる。
チームを率いたペップ・グアルディオラ監督は就任2年目でリーグとリーグカップの二冠を達成。スペイン、ドイツ、イングランドを渡り歩き、監督キャリア9年目で実に7度のリーグ優勝と圧倒的な成績を残した。
9年で7回リーグ制覇、22試合あたり1冠…名将ペップの驚異的実績
フットボールチャンネル
現地時間15日に行われたプレミアリーグ第34節の試合で、2位のマンチェスター・ユナイテッドは最下位ウェスト・ブロムウィッチに0-1で敗戦。この結果、首位マンチェスター・シティの今季リーグ優勝が決定した。
シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては就任2年目でのプレミアリーグ初優勝。今季のカラバオ・カップ(リーグカップ)に続いてシティで2つ目のタイトル獲得となった。
2008年にバルセロナの監督に就任してトップレベルでの監督業をスタートさせて以来、グアルディオラ監督は驚異的な成功を収めてきた。バルサでは4年間でリーガエスパニョーラ優勝3回。続いて2013年に就任したバイエルン・ミュンヘンでは3年間でブンデスリーガ優勝3回。シティも含めて9シーズンで7回のリーグ優勝を成し遂げている。
『ユーロスポーツ』などが伝えるところによれば、プレミアリーグの歴代優勝監督の中で、欧州5大リーグのうち3ヶ国以上のリーグで優勝を経験した監督はわずか3人目。他にはジョゼ・モウリーニョ監督がイングランドとスペインとイタリア、カルロ・アンチェロッティ監督がイングランド、イタリア、ドイツ、フランスの4ヶ国で優勝している。
国内リーグ以外も含めると、グアルディオラ監督はバルサでの2回のチャンピオンズリーグ優勝など、9シーズンで合計23個のタイトルを獲得している。指揮を執った試合数は計516試合であり、実に平均約22試合あたり1個のタイトルを獲得していることになる。
マンUが最下位相手にまさかの敗戦…マンCの4年ぶり5度目のプレミア優勝が決定!!
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティの2013-14シーズン以来、4年ぶり5度目のプレミアリーグ優勝が決まった。
シティは14日、敵地でトッテナムと対戦。前半22分にFWガブリエル・ジェズスが先制点を挙げると、MFイルカイ・ギュンドガン、MFラヒーム・スターリングが追加点を挙げ、3-1で勝利した。これにより、2位マンチェスター・ユナイテッドがWBAに負ければ、優勝が決まる状況となった。
翌15日、ユナイテッドはホームで最下位のWBAと激突。立ち上がりから相手の守備に苦戦を強いられると、後半28分にセットプレーから失点し、0-1で敗れた。この結果、残り5試合で首位シティとの勝ち点差が『16』に広がり、シティの優勝が決まった。
マンC独走V 選手はパブで乾杯 監督はゴルフ
(日刊スポーツ)
マンチェスター・シティーの4季ぶり5度目の優勝が決まった。2位マンチェスター・ユナイテッドが最下位ウェストブロミッジに0-1で敗れ、5試合を残して勝ち点16差となったため、逆転の可能性がなくなった。
マンCはここ7季で3度目のリーグ制覇。補強を重ね、現在のレギュラーはワールドカップ・ロシア大会で活躍が期待されるスターばかりだ。グアルディオラ監督の下、圧倒的な攻撃力でリーグ新記録の18連勝も達成し、独走優勝だった。
ピッチ上での優勝決定ではなかった。現地報道では、主将のコンパニー、ストーンズら選手数人は地元のパブで、サポーターと喜びを分かち合った。「僕らはまた優勝を手に入れた。祝おうじゃないか!」とコンパニーがスピーチ。歌を歌って盛り上がった。グアルディオラ監督はマンUが最下位相手に負けるとは期待しなかったのか、ゴルフに出かけていたという。ただ、圧倒的な強さで走り続けたマンCの優勝は時間の問題だった。
バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンでもタイトルを重ねた指揮官の哲学が浸透した。ボール保有率と連係で相手を崩す攻撃サッカーで、33試合で93得点を量産。18連勝だけでなく、残り5試合でいずれもチェルシーが持つ最多勝ち点95(04-05年)、最多勝利30(16-17年)の記録を上回る勢いだ。前週に欧州CLは敗退したが、既にイングランド・リーグ杯を制しており、グアルディオラ監督にとっては通算23タイトル目となった。
在籍10年目のコンパニーは「素晴らしい集団の一員であることを誇りに思う」と話す。豊富な資金力を武器に補強を続け、各国代表選手がそろう。今季もイングランド代表ウォーカーをDFとして当時世界最高の移籍金5100万ユーロ(約68億9000万円)で獲得。さらにフランス代表メンディ、ポルトガル代表ベルナルドらと大補強した。
しかもイングランドはもちろん、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、フランスなど強豪、W杯優勝候補の主力が居並ぶ。ロシアでも躍動するに違いない「キラ星軍団」だけに、W杯イヤーの戴冠は必然かもしれない。
ユナイテッドが最下位にまさかの敗戦!マンチェスター・Cが4季ぶりPL制覇/プレミアリーグ第34節
(Goal)
プレミアリーグは15日に第34節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに0-1と敗戦。この結果、マンチェスター・シティのリーグ優勝が決まった。
先日首位のマンチェスター・Cがトッテナム相手に勝利したため、負ければライバルの優勝が決定するという状況で試合に臨んだマンチェスター・U。
本拠地「オールド・トラッフォード」での一戦では、序盤から主導権を握るもなかなかゴールを奪えない。すると73分、ジェイ・ロドリゲスにゴールを決められ痛恨の先制点を許してしまう。
結局、最後まで1点の遠かったマンチェスター・Uは、ホームの観衆の前で最下位相手に敗れた。
この結果、首位のマンチェスター・Cのプレミアリーグ制覇が決定。ジョゼップ・グアルディオラ体制2年目にして、33試合消化時点で2位に16ポイント差をつける圧倒的な強さで、4シーズンぶりにリーグ優勝を達成した。
アグエロが早期のリーグ優勝を決めて安堵「最終日まで待つ必要がないから…
(Goal)
マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロは、2011-12シーズンとは違い、早くに優勝が決まって安堵しているようだ。
14日に行われたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦に3-1で勝利し、マンチェスター・シティはプレミアリーグ優勝に王手。そして、翌日に2位のマンチェスター・ユナイテッドが最下位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに敗れたことで、マンチェスター・シティの4シーズンぶりの優勝が決定した。
5試合を残しての優勝決定を受け、2011-12シーズン最終節のクイーンズ・パーク・レンジャース戦で、終了間際に優勝を決定づける劇的な決勝点を決めたアグエロは、クラブの公式サイトで多くの時間を残しての優勝決定を喜んでいる。
「これがシティとともに手にした3つ目のリーグタイトルだ。今回は最終日まで待つ必要がないからほっとしている。今季は本当に素晴らしく、今までの中で最高のフットボールができたと思う。このチームでプレーできること、多くを成し遂げたこのチームの一員であることは大きな喜びだ」
「このクラブに長く在籍するダビド・シルバ、ヴァンサン・コンパニ、そしてヤヤ・トゥーレといった選手たちとともにもう一度タイトルを獲得できたことは僕にとってさらに特別なことになった」
また、アグエロは「僕たちはファンタスティックなフットボールを演じて、ペップ(グアルディオラ)から多くのことを学んでいる。残り5試合を戦い、その後ワールドカップを経て、来季はさらに強くなった姿を見せたい」と早くも新シーズンへの決意を表している。
ペップがマンCの優勝を確信したのは「9月」自信になった“あの試合”
ゲキサカ[講談社]
プレミアリーグ制覇を成し遂げたマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「9月の時点でタイトルを確信していた」と、ターニングポイントを振り返っている。英『ミラー』が伝えた。
タイトルを獲得した今季はスタートダッシュに成功した。第3節から第20節までプレミアリーグ18連勝を記録。中でも9月30日の第7節で敵地スタンフォード・ブリッジに乗り込み、昨季王者チェルシー(1-0)を破ったことが自信になったという。
「スタンフォード・ブリッジでの戦いに勝利したことで、『昨シーズンの王者に勝てた。自分たちならやれる』とみんな思ったんだ」
「全体的に私たちはとても安定していた。セルヒオ(・アグエロ)は天才だよ。ただ彼は30歳前後だけど、20歳、21歳の選手も多い。とても若いチームでタイトルを手にすることができた」
一方で、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は準々決勝で敗退が決定した。同じプレミア勢のリバプールに敗れたことは痛恨だったが、「そういう年代の選手でチャンピオンズリーグを戦うことは、時として難しいこともある。だけど彼らにとっても次に向けたいいレッスンになったはずだ」と、若手選手に経験を積ませたことを前向きに捉えている。
「さらにレベルアップしていきたい。自分たちについて書かれた今週の記事を読んで、その思いを強くした。だけど今シーズンの快進撃を否定することは誰にもできないよ」
ペップ、マンC優勝決定の瞬間は予告どおりゴルフ中。選手はパブで祝う
フットボールチャンネル
現地時間15日に行われたプレミアリーグ第34節の試合でマンチェスター・ユナイテッドが敗れた結果、マンチェスター・シティの今季優勝が決定した。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、優勝決定の瞬間を予告どおりゴルフ場で迎えたようだ。
シティは前日に行われたトッテナム戦に勝利を収めて優勝に王手をかけた。ホームにウェスト・ブロムウィッチを迎える2位ユナイテッドが敗れれば優勝が決まる状況だった。
グアルディオラ監督は「ユナイテッドは勝つと思う」と口にしつつ、試合は観戦せずにゴルフに行くつもりだと話していた。実際、ユナイテッドがホームで最下位ウェスト・ブロムに敗れる可能性は低いと予想されていたが、まさかの番狂わせでシティにタイトルが転がり込んだ。
予告していたとおり、グアルディオラ監督は優勝の決まる試合を見ることはなく、ゴルフを楽しんでいたようだ。その後、笑顔で自宅に戻る様子がカメラに捉えられ、地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』などが伝えている。
一方、一部の選手たちは優勝決定後に地元パブでサポーターとともに優勝を祝った。主将のヴァンサン・コンパニやカイル・ウォーカー、ファビアン・デルフ、ジョン・ストーンズ、ベルナルド・シルバらがパーティーを楽しむ様子がファンや選手らのSNSで伝えられている。
マンC優勝決定をDFコンパニは“マンUファン”と祝った?「今日は青色、歴史的には赤色」
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティは4年ぶり5度目のプレミア優勝を成し遂げた。プレミアリーグ第34節で2位マンチェスター・ユナイテッドが最下位WBAにまさかの敗戦を喫したことで、残り5試合でシティとの勝ち点差が『16』となり、優勝が決定した。
シティの主将を務めるベルギー代表DFビンセント・コンパニは自身のツイッターを更新し、(@VincentKompany)では「チャンピオンだ!!!!!! なんていい気分だろう!! このすばらしいファンたちと再びトロフィーを共にすることができて最高に嬉しいよ!」と喜びを爆発させた。
コンパニは妻の家族とともに優勝決定の瞬間を喜んだが、その家族は皆、ユナイテッドのファンだった。英『メトロ』が伝えている。
「マンチェスターにはサッカーが強く根付いている。赤色のユニフォームをまとった家族もあれば、青色のユニフォームの家族もある。今日は青色のチームにとってすばらしい日になった。歴史的にはずっと赤いほうのチームが勝ってばかりいたからね」
シティの公式ツイッター(@MCFC)に投稿されたビデオにはコンパニが妻の家族たちと喜びを交わし、ユナイテッドのユニフォームを着た親族と抱擁する姿が映っている。その後、コンパニは『フェイスタイム』でチームメイトと通話し、MFケビン・デ・ブルイネやDFカイル・ウォーカーと優勝を祝った。
タイトルの喜びを振り返ったコンパニは「最初に優勝したときと同じ気持ちだ」と話している。
「うまく表現できないよ。試合前に最初に優勝したときのことについて話していたんだ。勝ち続けていたのに、突然負けがこみはじめると、もう二度と勝てないんじゃないかと思ってしまう」
「今朝もそういう気持ちだったんだ。だけど負けるのを黙ってみているのは好きじゃない。今日はこれまでと違う経験をすることができた」
4年ぶり優勝のマンC、“ペップ改革”に実り データが表す「ポジショナルプレー」の成果
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
マンチェスター・シティは現地時間15日、マンチェスター・ユナイテッドがリーグ第34節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦に0-1で敗戦し、2013-14シーズン以来のリーグ制覇を成し遂げた。ペップ・グアルディオラ監督にとって悲願のタイトル獲得となったが、その異質のチーム作りについて英公共放送「BBC」がデータを用いて紹介している。
グアルディオラ監督のスタイルと言えば圧倒的なポゼッション。個人とチームのデータを見ても、それは圧倒的だ。データ分析会社「オプタ」によると、今季プレミアリーグでのパス本数トップ10のうち、1位のアルゼンチン代表DFニコラ・オタメンディ(2902本/2665本成功)をはじめ、ブラジル代表MFフェルナンジーニョ(2601本/2344本成功)、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(2410本/2010本成功)、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(2225本/1954本成功)、スペイン代表MFダビド・シルバ(2207本/1961本成功)と5人がランクインしている。
また、「1ゴールあたりにかけた平均パス数」も異彩を放っている。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、リバプール、チェルシーといった強豪が軒並み3本台なのに対して、シティは平均5.2本をマーク。グアルディオラ監督の特長が表れていると言っていいだろう。
面白いのは、今季から加入したブラジル代表GKエデルソンの“ゲームメーカー”ぶりだ。今季33試合に出場した24歳の守護神は872本のパスを通し、パス成功率は84.75%。自陣内に限れば95.09%と非常に高い確率を誇っている。昨季のチリ代表GKクラウディオ・ブラボとアルゼンチンGKウィリー・カバジェロのパス成功率がそれぞれ72.59%、76.47%だったことを踏まえれば、最後方でもポゼッションが強化されたと言えるだろう。
記事では「流動的なスタイルはシンプルなものに見える。ただシティが奪った92ゴールの大半は、多くの時間を費やした密度の濃いトレーニング、何百万ポンドに及ぶ投資、そして『ポジショナルプレー』という戦術的ビジョンが実ったものだ」と記している。
日本でも耳にするようになった“ポジショナルプレー”という言葉だが、グアルディオラ監督が標榜するスタイルが結果に直結したことで、さらなる注目を集めることになりそうだ。
マンC プレミアリーグを制覇、ペップは監督として23回目のタイトル獲得
(SPORT.es)
今シーズンのプレミアリーグ王者が決定している。マンチェスター・ユナイテッドのウェスト・ブロムウィッチ戦に敗れたことで(0-1)、5試合を残して監督ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティがプレミアリーグ王者に輝いている。
先週末ユナイテッドは、シティとの直接対決で宿敵のプレミアリーグ制覇を目の前で目撃しなくて済んだものの、ウェスト・ブロムウィッチのジェイ・ロドリゲスに74分にゴールを許し、敗戦している。一方のシティは、14日(土)に行われたトッテナム戦に1-3で勝利しており、ユナイテッドのこの結果を受けて、今シーズンのプレミアリーグの栄冠を手にしている。
33試合で28勝3分2敗(ユナイテッドとリバプールに敗戦)戦績に加え、最多得点(93ゴール)と最小失点(25ゴール)という輝かしい数字を記録している。これにより、マンチェスター・シティは、リーグ戦において5度目(プレミアリーグになってからは3度目)のタイトルを獲得し、グアルディオラにとっては監督として23度目のタイトルとなっている。
4季ぶり優勝に大興奮!マンチェスター・C選手がプレミア制覇に「パーティへ迎えに行かないと」
(Goal)
マンチェスター・シティの面々は、プレミアリーグ制覇に興奮が収まらないようだ。
今季序盤から圧倒的な強さをみせたマンチェスター・C。33試合消化時点で28勝3分2敗で、2位のマンチェスター・ユナイテッドの16ポイント差をつけていた。そして最大のライバルがウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに0-1で敗れたことにより、4季ぶりのリーグ制覇が決まっている。
このリーグ優勝が決まる可能性があったユナイテッド戦を、シティの選手は見守っていたようだ。タイトル獲得決定の瞬間、各々が自身のSNSを更新し、4シーズンぶりのリーグ制覇に歓喜している。
DFカイル・ウォーカーは、ユナイテッドが敗れリーグ優勝が決まった瞬間に、ダッシュするGIF画像とともに「パーティへ(バンジャマン)メンディを迎えに行く」とツイートし、メンディはダンスをするGIFと合わせて「ドアの前で待つ俺」と応じている。
また、主将のDFヴィンセント・コンパニーは「チャンピオン!!!!!! 最高の気分だ! 素晴らしいサポーターとともに新たなタイトルを共有できて本当に嬉しいよ」とタイトルを喜んでいる。
マンC主将コンパニ、優勝決定に喜び…グアルディオラ監督にも賛辞
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
マンチェスター・Cに所属するベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが、リーグ優勝が決まったことに喜びを語った。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
14日に行われたプレミアリーグ第34節アウェイでのトッテナム戦に3-1で勝利したマンチェスター・C。これにより、翌日に行われるマンチェスター・Uとウェスト・ブロムウィッチ戦の結果次第で優勝が決まることとなっていた。
そして、前節マンチェスター・Cに見事な逆転勝利を収めたマンチェスター・Uが15日、最下位のウェスト・ブロムウィッチ相手にまさかの完封負け。この結果、マンチェスター・Cの4シーズンぶり3度目のプレミアリーグ優勝が決定した。
マンチェスター・Cの主将を務めるコンパニはインタビューに応え、優勝が決まった喜びを語り、早くも来シーズンを見据えていることを明かした。
「今日はすごく嬉しい。チームメイトはこの結果に驚いているかもしれないが、とても幸せな気分だよ。このチームがこれからも勝ち続け、さらなる成功を掴むことを望んでいる」
「もしかしたらチームの中で1番早く来シーズンのことを考えているかもしれない。だが、まだタイトルを一つ獲っただけだ。僕たちはそのことをとても嬉しく思っているし、素晴らしいことだとも思っている。だが、チームが完成するにはまだまだやるべきことはたくさんある」
また、クラブを率いて2年目で独走優勝へと導いたジョゼップ・グアルディオラ監督については次のように賛辞を送った。
「一番初めの1カ月で思ったことは、もし僕が18か20歳の頃に彼と出会っていたら彼の求める完璧な選手になれただろうし、もっと成長することができたと思う。彼の下でプレーしてきた選手たちは彼によって大きく成長したのではないかと思う」
「でも、今の僕の年齢(32)でも、学ぶことはたくさんある。僕たちは彼がチームに求めているものを体現しようとしているが、彼が満足することはなかなかないね」
マンチェスター・シティが4季ぶりのプレミア王者に…5試合を残しての優勝は史上4チーム目
(Goal)
14日に行われたトッテナム戦に3-1で勝利したマンチェスター・シティは、33試合を消化して勝ち点「87」と暫定ながら2位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点16差を付け、リーグ優勝に王手。そして迎えた15日、マンチェスター・ユナイテッドがウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに0-1で敗れたことで2013-14シーズン以来4シーズンぶりの優勝が決定した。
ジョゼップ・グアルディオラ体制になって2シーズン目を迎えるマンチェスター・シティは、序盤から躍動。第3節のボーンマス戦に勝利してからプレミアリーグレコードとなる18連勝を記録するなど33試合を終えて28勝3分け2敗と圧倒的な強さを見せつけた。
また、5試合を残しての優勝決定は、イングランドのトップリーグ最速タイ記録。1907-08シーズンと2000-01シーズンのマンチェスター・ユナイテッド、1984-85シーズンのエヴァートンに次ぐ、史上4度目の快挙となる。
早期に優勝を決めたマンチェスター・シティの次に目指す記録は、2004-05シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーが持つリーグレコードの勝ち点「95」。残り5試合で勝ち点9を奪えばこの記録を塗り替えられるため、リーグ新記録を樹立する可能性は十分に残されている。
リーグ優勝に歓喜の主将コンパニ、早くも新シーズン見据え「さらなる成功を手に入れたい」
(Goal)
マンチェスター・シティのDFヴァンサン・コンパニは、さらなるタイトル獲得を目標に掲げた。
15日に2位マンチェスター・ユナイテッドがホームでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに0-1で敗れたことで、マンチェスター・シティのプレミアリーグ優勝が決定。今シーズン、リーグ戦で2敗のみと圧倒的な強さを見せ、リーグ最速タイ記録で優勝を決めたチームは、来シーズンもリーグ優勝を成し遂げられると主将のコンパニが『スカイスポーツ』で語った。
「これまでにタイトル連覇をしたことがないから、このチームがこれからも勝ち続け、さらなる成功を手に入れられることを望んでいる。チームメイトはこの結果に驚いているだろうが、今日はとても幸せな気分だ。彼らと飽くなき貪欲さと信念を持ってプレーできることに喜びを感じている」
「次のシーズンのことを考えているのは僕だけだろうし、謙虚さを持ち続けたい。まだ1つのタイトルを取ったに過ぎない。とても素晴らしいことだが、これだけで満足したくはない」
就任1年目は無冠のシーズンに終わったジョゼップ・グアルディオラ監督だが、2年目はカラバオ・カップに次いで2冠目。同指揮官がチームに与えたインパクトを絶賛したコンパニは、キャリアの早いうちからこのような指揮官に出会いたかったと話している。
「20歳の頃に彼に合っていればもっと成長できただろう。彼の下でプレーすることでいずれの選手も成功できるはずだ。彼のやり方は個々の成長を促し、ポテンシャルをフルに発揮させてくれる。1年目は何も手にできなかったが、僕たち全員が彼のスタイルを全面的に信頼してきた」
「このやり方に慣れるまでには時間もかかると考えていた。彼が今までに率いていたクラブとこのクラブは条件が全く違ったと思う。しかし、彼のスタイルは正解だということを証明できた」
ライバルを寄せ付けない完璧なシーズン…マンチェスター・C、優勝までの軌跡
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
マンチェスター・Uがプレミアリーグ第34節のウェスト・ブロムウィッチ戦に敗北したことで、マンチェスター・Cが2017-18シーズンのリーグ優勝を決めた。序盤から圧倒的な力を見せつけ、2位以下を大きく突き放しての栄冠。4シーズンぶり3度目のリーグタイトルを手にしたマンチェスター・Cの優勝の軌跡をたどる。
①移籍市場で “ペップ仕様”のチームが完成
ジョゼップ・グアルディオラ体制2年目を迎えたマンチェスター・Cは、開幕前に大幅な戦力の刷新を敢行。ペップが標榜するスタイルにおいて重要な役割を担うサイドバックのポジションに、イングランド代表のカイル・ウォーカー、フランス代表のバンジャマン・メンディ、ブラジル代表のダニーロを獲得した。
さらに、昨季まで正GKを務めていたクラウディオ・ブラーボに見切りをつけ、より足元の技術に優れ、守備範囲の広いブラジル代表のエデルソンを獲得。4選手に計約236億円を費やしてシーズンの開幕を迎えた。
②プレミアリーグ記録となる18連勝を達成
シーズン序盤は第2節のエヴァートン戦こそ引き分けたものの、最初の強豪対決となった第4節のリヴァプール戦では新加入ガブリエル・ジェズスの活躍もあって5-0と圧勝。その後も、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・U、トッテナムと他の“ビッグ6″を次々と撃破した。気がつけば、第3節から第20節まで破竹の18連勝を記録。アーセナルが保持していたリーグ記録を約14年ぶりに更新した。
圧倒的な得点力を誇った攻撃陣を引っ張ったのは、過去2度のリーグ制覇でも大きな役割を果たしたセルヒオ・アグエロだ。負傷欠場する試合も少なくなかったが、昨年11月にはクラブ歴代最多得点記録を更新する通算178ゴール目をマーク。ここまでチームトップの21得点を挙げてエースの役割を果たしている。
③アーセナル、チェルシーに連勝。ライバルの躓き
「無敗優勝」も視野に入れ始めた年明け1月にリヴァプールに敗れたものの、その後もマンチェスター・Cの勢いを止めるクラブは現れなかった。過密日程の中で行われたアーセナル、チェルシーとの連戦でも、昨季のFAカップ王者とリーグ王者相手に勝負強さを見せつけて2連勝。リーグカップ決勝でもアーセナルを寄せつけなかった。そして最後は、同じマンチェスターのライバルが躓いたことで、4年ぶり3度目のリーグ制覇を達成。優勝候補が乱立するプレミアリーグにおいて、近年希に見る完璧なリーグ制覇だった。
「スイーパーGK」導いた、マンCうれしい最速タイ独走V
(スポニチアネックス)
イングランド・プレミアリーグでマンチェスター・シティーが4季ぶり5度目の優勝を決めた。15日、2位マンチェスター・ユナイテッドが敗れたため、リーグ最速タイとなる5試合を残して1位が確定。イングランド・リーグ杯と2冠を達成した。ペップ・グアルディオラ監督(47)が就任2季目で磨きをかけたポゼッションサッカーに、今季新加入したブラジル代表GKエデルソン(24)が大きく貢献した。
世界一競争が激しいと言われるプレミアリーグを、マンチェスターCが圧倒的な強さで制した。クラブタイ記録の28勝を挙げ、2位に勝ち点16差をつける独走V。主将のベルギー代表DFコンパニーはクラブ公式サイトで「記録的なシーズン。素晴らしいチームの一員であることを誇りに思う」と喜んだ。
バルセロナ、バイエルンMで数々のタイトルを獲得したグアルディオラ監督の就任2季目。昨季キャリア初の無冠に終わったスペイン人指揮官が、徹底的にこだわるポゼッションサッカーを進化させた。英BBC放送(電子版)によるとチームの平均ボール支配率は昨季64・9%から今季71・2%(2位アーセナルは62・4%)へ大幅にアップ。これに貢献したのが新守護神のエデルソンだった。
昨夏にベンフィカ(ポルトガル)から加入したブラジル代表GKは、リーグ33試合にフル出場。リーグ最少の25失点の守備だけでなく、英メディアで“スイーパーGK”と評されるほど攻撃に参加した。プロ入り前は左サイドバックでプレーした経験があり「必要ならフィールドプレーヤーで出場する」と言うほど足元の技術に自信を持つ。グアルディオラ監督が就任1年目に古巣バルセロナから引き抜いたチリ代表GKブラボの昨季パス成功率は72・6%だったが、エデルソンは84・8%。自陣に限れば95・1%という正確無比なパスで攻撃の起点となり、指揮官から「まだ若く成長する余地はあるが、既に世界最高のキーパーの一人」と高い評価を受ける。
ブラジル代表としてW杯ロシア大会出場が濃厚となっている。予選ではGKアリソン(ローマ)の控えだったが、名将の下で磨きをかけた攻撃力を武器にセレソンの正守護神獲りに挑む。
ユナイテッド敗戦で逆転の可能性消滅 シティが4季ぶり5度目のリーグ制覇
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
2017-18シーズンのプレミアリーグは5試合を残し、首位マンチェスター・シティが4季ぶり通算5度目の優勝を決めた。2位マンチェスター・ユナイテッドが現地時間15日の最下位ウェスト・ブロムウィッチ戦に0-1で敗れたことで、わずかに残されていた逆転の可能性が消滅した。
引き分け以上であれば首位シティの優勝決定は次節以降に持ち越しという状況だった2位ユナイテッドだが、ウェスト・ブロムウィッチ相手に攻撃陣が沈黙。0-0で迎えた後半28分にはCKから元イングランド代表FWジェイ・ロドリゲスにゴールを許した。
試合終盤にパワープレーを仕掛けたユナイテッドだが、その後もゴールは奪えずに0-1でタイムアップ。前節シティとのダービーマッチでは3-2で逆転勝利と意地を見せたが、最下位相手に不覚を取った。
この結果、残り5試合で首位シティと2位ユナイテッドの勝点差が16に広がり、ペップ・グアルディオラ監督率いるシティが4季ぶり5度目のリーグ制覇を決めた。
シティのグアルディオラ監督はユナイテッドの勝利を予想し、優勝決定は自分たちの結果次第と語っていた。次節(22日)の本拠地スウォンジー戦での優勝決定を予想していたが、宿敵の自滅によって監督キャリア9年で7度目のリーグ優勝を果たした。就任2年目のシティでは今季のリーグカップに続く2つ目のタイトルとなった。
シティは33試合終了時点で28勝3分2敗。いずれもリーグトップの93得点25失点と堂々たる成績でチャンピオンの座を手中に収めた。
宿敵の失態でシティが“予想外”のプレミア制覇! 英メディアも驚き「この地球上で一体何が起きているんだ!」
(SOCCER DIGEST Web)
マンチェスター・シティが、4シーズンぶり通算5度目のプレミアリーグ優勝を果たした。
ジョゼップ・グアルディオラ体制2年目を迎えた今シーズンのプレミアリーグでは、開幕から22試合連続で無敗を継続するなど、他を寄せつけない強さと安定感を披露してきたシティ。優勝の懸かった前節では、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとの対戦で敗れていた。
そんな状況下で迎えた4月14日のトッテナム戦では3-1と快勝。優勝の行方を、翌15日にリーグ最下位のWBAと対決する2位ユナイテッドの結果に委ねていた。
指揮官のグアルディオラが、トッテナム戦後に「明日はゴルフに行く」と宣言していたことからも分かる通り、ユナイテッドの勝利が大方の予想だったが、やはりサッカーとは筋書きのないドラマなのである。
なんと、ユナイテッドが本拠地オールド・トラフォードで、最下位チームに0-1と完封負けを喫したのだ。
この結果、2位との勝点差は残り5試合でユナイテッドが挽回不可能な『16』となり、シティは2013-14シーズン以来のプレミアリーグ戴冠を成し遂げた。
28勝3分け2敗、さらにいずれもリーグトップの93得点・25失点と、堂々たる成績で王座を奪還したシティには、さっそく英国メディアも祝福の声を寄せている。
英国国営放送『BBC』は、ユナイテッドの予期せぬ敗戦によってもたらされた今節での優勝について、「あなたはこの地球上で一体何が起こっていると思う? シティが7年で3度目のプレミアリーグ王者になったのだ。そしてペップは、スペイン人監督として初めてプレミアリーグを制した監督となった」と驚きを持って伝えた。
また地元紙『Manchester Evening News』は、「ペップは今頃、18ホールを回っている頃だろう」と、この予想外の形での優勝について綴ったうえで、さらに次のように続けている。
「優勝決定の瞬間、エティハドは静かだった。それくらい、この戴冠は意外なものだと言える。しかしながら、土曜日にトッテナムを一蹴して優れたパフォーマンスを見せつけたシティは、今シーズンの王者に相応しいチームだ」
このリーグ制覇を称えたのは、メディアだけではない。レジェンドや、現役選手らも、シティの戦いぶりを高評している。
ネマニャ・ヴィディッチ(元ユナイテッドDF)
「ペップ・グアルディオラが、シティとともに成し遂げたことは素晴らしいよ。彼らのフットボールで、プレミアリーグのタイトルを獲得することは重要な意味がある」
ガリー・リネカー(元イングランド代表FW・BBC解説)
「シティよ、本当におめでとう! 君たちは王者に相応しく、見ていて楽しいスタイルで勝った。よく戦ったと思う。今日のメディアの見出しは大半をシティが占め、残りがユナイテッドのものとなるだろうが、WBAも称賛に値する。素晴らしいゲームプランだった」
アラン・シアラー(元イングランド代表FW・BBC解説)
「おめでとう、シティ、そしてグアルディオラ。プレミアリーグのチャンピオンに値するチームだった。見ることに喜びを覚える」
クリス・サットン(元チェルシーFW・BBC解説)
「彼らはより多くのゴールを決め、素晴らしい指揮官もいる。誰の目にもシティのサッカーは素晴らしく映っただろうし、他のチームよりも遥かに先を行っていた」
ピーター・クラウチ(ストークFW)
「おめでとう。今シーズンの君たちは、本当にサメのようなチームだった」
圧巻のパフォーマンスでプレミアリーグを制したシティ。その興奮は、サッカーの母国イングランドでしばらく冷めそうにない。
マンCがプレミア優勝! マンU、降格目前最下位にまさかの敗戦でライバルをアシスト
フットボールチャンネル
現地時間15日に行われたプレミアリーグ第34節でマンチェスター・ユナイテッドはホームにウェスト・ブロムウィッチを迎え、0-1で敗れた。この結果、マンチェスター・シティの4シーズンぶり5度目のリーグ優勝が決定した。
ユナイテッドが敗れればその時点でシティの優勝が決まる状況のプレミアリーグ。相手は最下位のウェスト・ブロムということで、今節の優勝決定は可能性が低そうに思われた。
しかし、そのウェスト・ブロムが序盤から最下位チームらしくないパフォーマンスを見せてユナイテッドを苦しめた。
ユナイテッドは29分、ゴール前への高いボールにポグバが合わせにいったが、全く届かない。このボールに手を出してしまうが、これは明らかなハンドでイエローカードが出る。「神の手未遂」で本人も苦笑いを浮かべた。
その後も試合は拮抗。66分にはルカクのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKフォスターの好守に阻まれる。
すると、先制したのはウェスト・ブロム。73分、CKをファーサイドに送ると、ドーソンと競ったマティッチのヘディングが中へ。このボールをロドリゲスが詰めてアウェイチームが先制した。
最下位に負けてシティの優勝をアシストするわけにはいかないユナイテッドは猛攻を仕掛けるが、ウェスト・ブロムは気持ちの入った守備を見せる。
結局、ユナイテッドは0-1で敗戦。前節のダービーマッチで優勝を阻みながら、最下位チームに負けてライバルの優勝をアシストしてしまった。