今回の補強はシティだからこそ
これだけ守備陣にお金を使えた
希望通りの選手を獲得してきた
でもシーズンは長いからまだ足りない
という王様グアルディオラ
まだ足りない!?ペップ、今夏の補強総額が290億円超えも“もう一人”獲得希望
ゲキサカ[講談社]
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、今夏の補強に満足しているが、“もう一人”獲得したいと考えているようだ。英『スカイ・スポーツ』などが報じている。
シティは今夏、DFバカリ・サニャやDFガエル・クリシー、DFアレクサンダル・コラロフといったサイドバックを放出。代わりにイングランド代表DFカイル・ウォーカーやブラジル代表DFダニーロ、フランス代表DFベンジャミン・メンディといったサイドバックを補強し、GKエデルソンやMFベルナルド・シウバも加えて今夏の補強総額は2億ポンド(約290億円)を超えた。
グアルディオラ監督は、今夏の補強に満足感を示しつつも、「私はジョン・ストーンズやビンセント・コンパニ、ニコラス・オタメンディに満足している。人数が足りていなかったので、彼らは休む時間があまりなかった」と語り、「チャンスがあるならセンターバックを獲得したい。(移籍市場が閉まる)8月31日まで他のチーム同様にチームを強化するために選手を買うだろう」と、さらなる補強を示唆した。
ペップ、お金の使い過ぎを認めるも…… その勢いは止まらないか
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!
今夏、マンチェスター・シティは多額の資金を投じ大改革を行っており、すでに2億ポンド以上を移籍市場に使い果たした。
DF陣だけ見ても3選手を新たに招聘し、4選手放出している。しかし全てサイドバックの選手で、CBには一切手を加えていない。ペップ・グアルディオラ監督の下、16-17シーズンCBを務めていたのはヴァンサン・コンパニ、ジョン・ストーンズ、ニコラス・オタメンディだ。しかし、3バックを戦術に加えているグアルディオラ監督にとって、長いシーズンを戦うには十分とはいえない。グアルディオラ監督は更なる補強を示唆するも、多くのお金はもう費やせないとも認めている。同監督のコメントを『ESPN』が伝えた。
「もちろん、ジョン、ヴィニー、ニコで満足しているが、どうなるか見てみよう。それほど多くのお金は費やせない。我々は多くのお金を市場に費やしてきた。しかし、もし誰かを獲得できるチャンスがあれば、我々はトライするよ。そうでなければ、現状のメンバーで戦う。市場は8月31日に閉まる。それまでになにが起こるか予想できない。昨シーズンのメンバーには満足しているし、現時点でも幸せだ。常にどうすべきか考えているよ」
補強を示唆したグアルディオラ監督だが、いくらシティでも使える金額に限りがあり、これ以上費やすのであればそれ相応の結果が求められる。補強すべきポイントはあるが、グアルディオラ監督はこれから新しい選手を招聘するのだろうか。