次の夏の補強資金は200億円
まずはドルトムントのオーバメヤン
本人はレアル希望らしいが今度の夏までグアルディオラが
どれだけ魅力を増せるかで変わるか
他にボヌッチ、ベジェリン
マンCが195億円を来夏の補強資金として早くも用意 獲得を狙う“3選手”とは
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
ジョゼップ・グアルディオラ新監督率いるマンチェスター・シティは圧倒的な資金力をベースに選手を補強し、リーグ開幕6連勝を飾るなど首位をキープしている。今夏の移籍市場では1億7500万ポンド(約228億円)もの補強費を投じたが、早くも来夏に向けて1億5000万ポンド(約195億円)もの軍資金を用意していると、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
シティは今夏、ペップの要望に応えるべく、スペイン代表FWノリート、ドイツ代表のMFイルカイ・ギュンドアンとMFレロイ・サネ、イングランド代表DFジョン・ストーンズ、チリ代表GKクラウディオ・ブラーボと各ポジションにワールドクラスの選手を次々と獲得し、選手層に分厚さを増した。ベンチにも各国代表クラスが並ぶ充実の陣容だが、指揮官の眼にはまだまだ戦力が必要と映っているようだ。
パスサッカーとハイテンポな攻守の切り替えを標榜するスタイルのため、ペップはよりクオリティーの高い選手を求めており、そのターゲットはアーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリン、ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ、ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの3人だという。
4000万ポンド(約52億円)の値札がついているベジェリンは、ペップがかねてより熱望している選手。またセンターバックでは、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニがケガがちということもあって、ストーンズと新たにコンビを組む相棒を探している。そして最前線を務めるストライカーも、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロこそ不動となっているものの、それに代わる存在はナイジェリアの若手FWケレチ・イヘアナチョと少々心もとない。
そこでボヌッチには6000万ポンド(約78億円)、オーバメヤンに5000万ポンド(約65億円)の移籍金を準備しているという。仮にこの3人の移籍が実現すれば、それだけで費やす額は195億円にも及ぶ。潤沢なオイルマネーで成り上がり続けてきたシティは、世界最高峰の指揮官のリクエストに応え続けることで、真のメガクラブの座を得ようとしている。
ドルトムントの“83億円エース”にチェルシーとマンCが接近 来夏プレミア参戦か
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ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが来夏にドイツを離れ、イングランド・プレミアリーグに参戦する可能性を英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
レポートでは、移籍金6500万ポンド(約83億円)とも言われる韋駄天ストライカーに対し、オイルマネーで潤うチェルシーとそれに並ぶ資金力を持つマンチェスター・シティの2クラブがオファーを準備しているという。
ドルトムントでサイドアタッカーからセンターフォワードにコンバートされて得点力に磨きをかけたオーバメヤンは、2013年夏の加入以後、公式戦152試合で87得点をマーク。パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードも獲得を希望していると報じられるなど、今では移籍市場の注目株となっている。本人は「レアル移籍が夢」と公言していたが、来夏に旅立つ先はプレミアリーグになりそうだと伝えられている。
ドルトムントは今季開幕前に前主将DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、MFヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)と攻守の柱がこぞって移籍した。過去にもドルトムントでワールドクラスに上り詰めたFWロベルト・レバンドフスキをバイエルンに引き抜かれたように、好調を維持するオーバメヤンをこれ以上クラブに留めるのは困難を極めるかもしれない。来季はチーム最大の得点源であるエースまでを失う可能性が高まっている。