かつてシティでいろいろやらかしたバッド・バロ
代理人は出たいと言ったバロを叱ってでもシティにいさせるべきだったと後悔
いつかプレミアに戻ってくるらしい
「バロテッリをマンCから連れ出すべきではなかった」。代理人、過去の過ちを告白
フットボールチャンネル
ニースに所属するFWマリオ・バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏が過去の過ちを告白した。19日付の英紙『デイリー・メール』が報じている。
今季にニースへ移籍したバロテッリは、かつて2010年から2年半マンチェスター・シティに在籍していた。同選手はそこで公式戦80試合に出場して30得点7アシストを決めたが、多大な出費にもかかわらず期待外れだった上に様々な問題を起こし、2013年1月にミランへ移籍している。
しかし代理人のミーノ・ライオラ氏は、「シティから彼を連れ出すべきではなかった。この選択は私が犯した最も重大なミスの1つだ」と当時のこの決断を後悔しているようだ。
ライオラ氏は、「マリオはあそこで憂き目にあっていたけれど、私は彼に苦しみに耐えて前に進めと言うべきだった」と悔やむと、「自己中心的でなければならなかったのに、マリオの欠点は愛を探求していたことだった。彼のプライオリティは恋人や妻ではなくサッカーであるべきなんだ」と当時のバロテッリの状況について振り返っている。
さらに、「マリオには例えば(かつて同氏が担当していた現ユベントス副会長のパベル・)ネドベドにあったような集中力がない。もし評判を下げれば、信用性を失って全てがさらに難しくなる」と続けると、「もしニースで実力が証明できれば、絶対にプレミアリーグに戻らなければならない」とバロテッリの将来は再びプレミアリーグだと告げた。
心機一転を図るためにプレッシャーの少ないフランスのニースを新天地に選んだバロテッリとライオラ氏。果たしてここで再びプレミアリーグから注目を浴びるほどの活躍をすることができるだろうか。
「バロテッリはいつか必ず戻る」来夏プレミア復帰を視野?…代理人が明かす
(Goal)
「マリオ・バロテッリはいつか”必ず”プレミアリーグに戻る」と、バロテッリの代理人ミーノ・ライオラ氏が英紙『デイリーメール』に語った。
今夏、リヴァプールを離れリーグ・アンのニースに移籍したバロテッリ。リヴァプールではわずか1得点と結果を残すことができず、2015-16シーズンはACミランにレンタルで放出されていた。
移籍したニースでは、デビュー戦で2得点を奪い実力を見せつけるも、18日に行われたモンペリエ戦では「コンディション不良」により欠場。早くも停滞の予感を漂わせている。
だが、ライオラ氏はバロテッリがいつかイングランドに戻ることに対し自信を見せている。
「マリオにとって過大な注目が集まるイタリアは住める場所ではない。ニースで安定して得点を決められるようになれば、来夏は自由移籍の身だ。プレミアリーグの監督にとって魅力的な存在になるだろう。」
「フランスにマリオは必要だ。ズラタン(イブラヒモビッチ)を必要としていたように。リーグにとって貴重な存在だが、マリオはプレミアリーグに戻る」
「本物の監督ならどうするだろう?100万ポンドを投じてギャンブルをするか、バロテッリを取るか?彼の実力は間違いなくワールドクラスだ」
バロテッリはインテル・ミラノでブレイクした後に、2010年からの3年間マンチェスター・シティでプレー。その後2013年、ミランに2000万ユーロで移籍した。だがミランへの移籍について、ライオラは後悔しているようだ。
「シティを離れたいと相談された時は、違う道のりへ導いてしまった。これは私の人生でも大きな間違いだ。当時のマリオは不幸せそうにしていた。だから、私は『ふざけるな、仕事が嫌いなのか?大人になれ』と厳しく言うべきだったんだ。当時は優しく接しすぎた」
「マリオは愛されることを求めていた。自己中心的になっていたんだ。彼に必要だったのは、食事、睡眠、そしてフットボール。他には何もいらなかった。フットボールこそ彼のプライオリティであるべきで、妻すらそれよりは下の順位だ。トップアスリートで居続けるには、自己犠牲が必要だ。引退後にそのバランスは取り戻せばいい。」
「パヴェル・ネドヴェドは私が取り扱った最初の選手の一人だが、成功に集中し、家族も大事にするロールモデルだった。マリオはその集中を持たないという評判がたったが、それでは信頼してもらえない。それでは難しい」