元監督でバッド・バロとの名コンビだった
マンチーニがハートを放出した
グアルディオラを意味不明だ、と
ギブン、ハートとまだまだ行けると思ってたGKを
微妙なタイミングで放出してしまう
元マンチェスター・シティ監督のロベルト・マンチーニ氏は、同クラブのジョゼップ・グアルディオラ現監督がイングランド代表GKジョー・ハートを放出したのは「説明できない」選択だとして疑問を呈している。『FOXスポーツ』に見解を述べた。
今季からシティ指揮官に就任したグアルディオラ監督は、シティとイングランド代表の守護神に君臨してきたハートを高くは評価しなかった。足もとの技術に優れるGKを求めたペップは古巣バルセロナからチリ代表GKクラウディオ・ブラーボを補強し、ハートは期限付き移籍でトリノへと放出されることになった。
かつてシティでハートを指導したマンチーニ氏は、「素晴らしい補強をした」とトリノを祝福した上で、29歳の同選手には「まだ大きな成長の余地がある」とコメント。イタリアでさらに完成されたGKとなることを期待している。一方で、シティの選択には納得できない様子も見せた。
「私は、どの監督にもそれぞれの考え方があるものだと思っている。だが、ハートをマンチェスターから追い出すというペップ・グアルディオラの選択は説明できないものだった」
「意味不明だ!」 GKハートを放出したペップの判断を、かつての恩師マンチーニ氏が痛烈批判
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かつてシティでハートを正守護神に抜擢したロベルト・マンチーニ氏は「グアルディオラの考えは意味不明だ」と語っている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
2006年夏に19歳でシティと契約したハートだったが、若くして簡単に定位置を確保できるわけもなく、レンタル移籍を繰り返す武者修行で経験を積んだ。そして10年夏、シティに戻ったハートを正GKの座に据えたのが、当時のマンチーニ監督だった。
その後、イングランド代表の正GKを務めるまでに成長を遂げただけに、かつての教え子を戦力外としたグアルディオラ監督の判断に驚いているようだ。
「私は、全ての監督にはそれぞれの考えがあるという思想の持ち主だ。だが、ハートを放り出すというグアルディオラの考えは意味不明だ」