バイエルンの監督就任時唯一欲しがった選手がチアゴ
そしてシティでもやっぱりチアゴを狙っているらしい
バイエルンからの獲得はしない方向だし厳しいが
それをわかっていても欲しい選手ということ
チアゴ本人はバイエルンでやっていくと言っているが
来季からマンチェスター・シティの監督就任が決定しているジョゼップ・グアルディオラ監督が”禁断の移籍”に手を出すかもしれない。現在指揮を執るバイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの獲得を熱望していると、英紙「ガーディアン」が報じている。今月上旬にはシティの強化ディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏とオランダでコンタクトを取るなど、ペップは来季に向けて着々と準備を進めている。今季限りで退任するバイエルンからは選手を連れて行かないとの報道もあったが、現実は違うようだ。
チアゴはバイエルンとの契約が2019年まで残っている。13年にバルセロナからバイエルンに移籍した際には1700万ポンド(約27億2000万円)の移籍金が発生した。スペイン代表にも名を連ね、24歳と脂が乗った現時点での推定価格は2500万ポンド(約40億円)と見られている。シティは中盤のキーマンであるコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの去就が不透明のため、稀代のスペイン人指揮官は信頼の置けるMFを確保しておきたいはずだ。
そこで目をつけたのが、自身がバルセロナからバイエルンに移った際に行動をともにしたチアゴの存在だ。バルセロナのカンテラで育った中盤のオーガナイザーは、指揮官の追求するポゼッションサッカーを体現する存在で、今季のブンデスリーガでは21試合に出場している。とはいえ2列目にはドイツ代表FWトーマス・ミュラー、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルらが控え、純然たるレギュラーというわけではない。
“ペップ・イズム”をマンチェスターの地に浸透させるため、チアゴが再び新天地を求める可能性もあるが、バイエルンとしては指揮官どころか中盤の貴重な戦力を失うことを意味する。果たしてドイツに君臨する絶対王者が、この移籍を認めるのだろうか。(Soccer Magazine ZONE web)