死のグループを1位で突破
×ユヴェントス
○ボルシアMG
○セビージャ
○セビージャ
×ユヴェントス
○ボルシアMG
あのバイエルンをぼこぼこにした好調ボルシアMGとの闘い
しかしシルバがいるとやはり違いが出る
そして1位通過で突破
vs | 2015.12.08:○マンチェスター・シティ (4-2) ボルシアMG× (H) |
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得点 | 16:シルバ、35、37:スターリング、85:ボニー |
GK | ハート |
DF | クリシー、オタメンディ、マンガラ、コラロフ |
MF | トゥーレ、フェルナンジーニョ、デルフ、シルバ、デブルイネ |
FW | スターリング |
交代 | 65:デルフ >>> ボニー、65:スターリング >>> ナバス |
サブ | カバジェロ、マフェオ、サニャ、アダラビオヨ、セリーナ |
チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間8日(以下現地時間)、グループリーグ最終節の8試合が行なわれた。グループDではマンチェスターC(イングランド)がホームでボルシアMG(ドイツ)に4対2と勝利し、敵地でセビーリャ(スペイン)に0対1と敗れたユヴェントス(イタリア)をかわして首位通過を決めた。すでに決勝トーナメント進出を決めていたマンCは、16分にスターリングのヒールパスからシルバのゴールで先制。しかし19分にジョンソンの突破から最後はコルプのゴールで同点とされると、前半終了間際にヴェントのクロスからラファエウに逆転弾を許す。それでも後半に一方的に攻め立てたマンCは、80分と81分にこの日が21歳の誕生日だったスターリングが立て続けにゴールを決めて逆転。さらに85分、途中出場のボニーがダメ押しとなる4点目を奪って勝利を収めた。(ISM)
マンチェスターCは前半16分、スターリングのヒールパスで抜け出したMFシルバが左足でニアに突き刺して先制したが、同19分、42分と失点して1-2で前半を折り返した。しかし後半34分、ペナルティーエリア右奥からのMFクリシーの折り返しをニアでMFボニがつぶれて流し、中央からスターリングが左足で流し込んで同点とし、その2分後にはカウンターからボニのパスを受けたスターリングが右足で蹴り込んで勝ち越した。さらに同40分、DFコラロフの左サイドからのクロスをボニが右足で合わせ、相手DFにはじかれたこぼれ球を再び左足で押し込んでダメ押しした。前節まで1位のユベントス(イタリア)がセビリア(スペイン)に0-1で敗れたため、勝ち点を12と伸ばしたマンチェスターCの1位での通過が決まった。(日刊スポーツ)
ペジェグリーニ
ペジェグリーニ監督は『BTスポーツ』で、欧州での最高の夜になったかと問われると、「最高の夜の一つだね」とコメント。「後半のプレーをすれば、我々はどこが相手でも勝てる」と喜んだ。過去2年、グループ2位通過でベスト16ではバルセロナに敗れているだけに、首位通過でバルサやバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリーとの決勝トーナメント1回戦での対戦を避けることができたのは大きい。だが、ペジェグリーニ監督は次のように述べている。「首位通過できる方が良い。もう1ラウンド、重要なチームを避けられるからだ。この段階でバルセロナ、バイエルン、マドリーと対戦しないで済むなら、その方が良い」「だが、タイトルを望むなら、メガクラブと対戦しなければいけない。これでベスト8進出が確実になったわけでもないんだ。欧州の舞台で後半戦に見せてきたようなプレーをすることが大事だよ」(Goal)
ペジェグリーニ、スターリングへの暗示成功
クラブ公式サイトによると、シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は「今日は彼の誕生日だったから、試合前に最低でも2得点挙げるようにって話したんだ。冗談を言っているんじゃなくて、本当に伝えたんだ。今夜ゴールを決めることが彼にとって重要だったからね」とスターリングへ声をかけていたと明かした。指揮官からの檄に応えての2発。スターリングは「チームを助けることができて嬉しいよ。チームは素晴らしい個性を見せて、見事に逆転することができたと思う」と喜ぶ。「前半に2失点されたときは、がっかりした。でも前を向いてプレーを続けて、チャンスを作っていけば、ゴールは決まるって信じていたよ。そして、チームは勝利した。過去数試合の結果は良いものではなかった。試合が始まる前の控え室での話し合いが良かったと思う。ヤヤ(トゥーレ)や他の選手たちが士気をあげさせてくれた」21歳の誕生日に自ら“祝砲”を決めたスターリング。誕生日をどう祝うか問われると「母がケーキを持ってきてくれるといいけどね。あとは、家族と食事をするよ」と明かしたという。(ゲキサカ)
ハート
過去2年、グループを2位通過し、決勝トーナメント1回戦でバルセロナに苦汁をなめさせられたシティだけに、首位通過は朗報だ。バルセロナやバイエルン、マドリーといった強豪と決勝トーナメント1回戦で対戦することはなくなった。だが、ハートは試合後、『BTスポーツ』で次のように述べている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。「もしかしたら、今度はパリ・サンジェルマンと対戦するかもしれないね。でも、それが人生さ!」一方で、ハートは逆転で首位通過をもぎ取ったことを喜んでいる。「後半はどうなるか分からなかったね。でも、僕らは見事だった。意欲があって、速いプレーをし、チャンスをつくったんだ。リアクションを見せられてうれしい。彼らは本当にエネルギーに満ちたプレーだった。でも、彼らは60分しかそれをできなかったんだ。それからはペースが落ち、僕らが出てきた」(Goal)
シューベルト監督
残念に思う気持ちがある一方で、満足している。私たちはかなり良いパフォーマンスを見せ、ドイツの代表として恥じない戦いをした。ここが難しいグループで、しかも大会の新参者だったにもかかわらずだ(AFPBB News)
セビージャのウナイ・エメリ監督
「我々はチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出したかったし、グループステージではよく戦ったと思うが、マンチェスター・シティとユヴェントスが強かったため現実的には難しかった」(theWORLD)