デ・ブルイネがチェルシーからヴォルフスブルクへ移籍
しかし当時ドルトムント監督のクロップから電話で
ドルトムントでやろうと言われその気になっていた
しかしモウリーニョの説得でとどまったとのこと
リバプールに行ったクロップとの対決
何がなんでも獲っておけばよかったと思わせてくれ
現在FIFAランク1位に君臨するベルギー代表のエースで、プレミアリーグ首位マンチェスター・シティを牽引するデ・ブライネは、今季開幕前にヴォルフスブルクから8000万ユーロ(約108億円)の移籍金でプレミアに戻ってきた。昨季ヴォルスブルクでリーグ最優秀選手にも輝いた新鋭は、2013年夏に苦境に直面していた。チェルシーで出場機会を手にできず、2012-13シーズンにブレーメンへ期限付き移籍し、33試合10得点と活躍。だが、復帰したチェルシーではジョゼ・モウリーニョ監督から信頼を手にできず、移籍を検討していた。行き先は日本代表MF香川真司の所属するドルトムントだった。21日に激突するリバプールを率いる名将ユルゲン・クロップとは、移籍で合意に達していたという。「(クロップとは)個人合意していたんだ。僕はクラブに移籍を願い出た。当時ドルトムントにはすごくいい感覚を持っていたんだ。ドイツで好調だったし、彼はゲッツェがバイエルン・ミュンヘンに移籍していたので、僕のことを本当に欲しがっていた」マンチェスター・ユナイテッドから香川が復帰を果たす1年前に、ベルギーの至宝はジグナル・イドゥナ・パルクに移籍寸前だったという。名将との当時の会話も明かしている。
実現していたら1年後の香川復帰は…「彼は僕に電話してくれた。“お前はナンバーワンになる”と言ってくれたんだ。ブンデスリーガで2位のチームで、チャンピオンズリーグの決勝に行ったクラブの、ね」黄色と黒のユニフォームを着ることを夢見たデ・ブライネの野望を断ち切ったのは、モウリーニョ監督だった。「当時はいい決断だと思ったが、監督が僕に言ったんだ。“お前はここに残る必要がある。ここでチャンスを手にできる”とね。だから、僕はそれを受け入れて、進むことに決めた。彼(クロップ)はいい監督だ。ドルトムントでのプレーを見てきたけど、リバプールでも同じスタイルでプレーしている。同じサッカーをしようとしている。彼はここに来たばかりで、時間はかかると思う。でも、7年後には素晴らしい仕事をしていると思うよ」(Soccer Magazine ZONE web)
シティは21日にプレミアリーグ第13節の試合でリヴァプールと対戦。現在はリヴァプールを率いるクロップ監督との激突を前に、デ・ブルイネはイギリス『テレグラフ』に次のように語った。「(クロップと)個人的に合意していたんだ。クラブ(チェルシー)に、行きたいと頼んだよ。当時ドルトムントに良い印象を持っていたからね。僕はドイツで良いプレーができていたし、(マリオ・)ゲッツェがバイエルン・ミュンヘンに行ったから、本当に欲しいと思われていたんだ」「クロップから電話があって、『君がナンバーワンになる』と言われたよ。ブンデスリーガで2位にいて、チャンピオンズリーグ決勝にも進んだチームでね」ジョゼ・モウリーニョ監督の説得を受けたデ・ブルイネは、結局チェルシーに残留することを選んだ。「そのときは、(ドルトムント移籍が)良い決断だと思ったよ。だが監督から、『残るべきだ。そうすればここでチャンスを得られる』と言われたんだ。それを受け入れて進んでいくことにしたよ」だがチェルシーで十分な出場機会を得られることはなく、半年後にヴォルフスブルクへと移籍。ドイツでさらなる活躍を見せた1年半を経て、今年夏にシティへ移籍することになった。(Goal)