シティのユースで監督をしていたヴィエラがNYシティの監督に
シティグループ内で監督修行をさせるのか?
するといつかマリノスの監督にも誰かが来るかも知れない
ヴィエラ氏は現役を引退して以降、2013年1月からマンチェスター・シティのユースを率いていたヴィエラ氏だが、マンCを去ることになった。マンCのユースではプレミアリーグを制覇している。ニューヨーク・シティのトム・グリック会長は、次のように述べた。「パトリックを招へいしたことで、私が見てきた中で最も優れた青年監督の一人を呼ぶことができたと確信している。彼と仕事ができることに興奮しているよ。彼がもたらすエネルギーは、クラブ全体において非常にポジティブなインパクトを与えるだろう」一方、ヴィエラ新監督はこのようにコメントしている。「ニューヨーク・シティの指揮官を務めることになり、幸せに思っている。この無類のチャンスを喜んで両手でつかませてもらった。スタートが待ち遠しい」(Gazzetta.it.)
マンチェスター・シティのリザーブチームで指導していたビエラ氏は、トップチームの指揮官候補としても名前があがっていたが、ジェイソン・クライス(Jason Kreis)前監督の後任として、NYCFCを率いることになった。NYCFCは昨シーズン、フランク・ランパード(Frank Lampard)やアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)といったスター選手を擁しながらも、プレーオフに駒を進めることができなかった。NYCFCのトム・グリック(Tom Glick)会長は、「パトリックの能力、ビジョン、周囲からの尊敬は、彼の人間性や、成功の可能性を雄弁に物語っている」と評した。「彼と働けることを楽しみにしているし、指揮官としての彼のエネルギーは、クラブにとってものすごくプラスに作用するだろう」(AFP=時事)
NYシティはMLSでのデビューシーズンとなった今季、10勝7分け17敗の勝ち点37で、イースタンカンファレンス10チーム中8位に終わった。これを受け、クラブは前週にジェイソン・クライス前監督を解任。ヴィエラ新監督の契約期間は3年で、2016年元日から仕事を始める。ヴィエラ氏は現役時代にカンヌ(フランス)、ミラン(イタリア)、アーセナル(イングランド)、ユヴェントス、インテル(以上イタリア)、マンチェスターC(イングランド)でプレー。フランス代表としては1998年W杯とEURO2000の優勝を経験した。2011年に現役を引退したのち、マンCの育成部門の幹部となり、2013年からはリザーブチームの指揮官を務めた。ヴィエラ新監督はNYシティには「確立された」組織と「情熱的な」ファンベースがあると述べ、自身はニューヨーク地区をよく理解しているとした。また、指揮官就任については「チャンスを喜んで両手でつかんだ」「スタートが待ち遠しい」と喜んでいる。なお、NYシティはマンCとMLB(メジャーリーグベースボール)のニューヨーク・ヤンキースの傘下にあり、ヤンキー・スタジアムを本拠とする新興クラブ。現在トップチームには元イングランド代表MFフランク・ランパード、イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元スペイン代表FWダビ・ビリャらが在籍している。(STATS-AP)(ISM)
米MLSのニューヨーク・シティFC(NYCFC)は、かつて主将としてアーセナル無敗優勝を成し遂げ、フランス代表としても活躍したパトリック・ヴィエラ氏が新監督に就任したとクラブの公式ウェブサイトで発表した。契約は3年間。元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元イングランド代表MFフランク・ランパードらを擁するMLS屈指のタレント軍団を率いて、アーセナルの黄金期を支えたセンターハーフは、指揮官としての新たなキャリアをスタートさせる。ヴィエラ新監督はサイトを通じて声明を発表。「NYCFCの監督に任命されてとてもうれしい」とまずは一言。現在は古巣でもあるマンチェスター・シティの下部組織の指導にあたるが、トップチームでの指揮はこれが初となる。シティの姉妹クラブであるNYCFCでの新しい船出に胸を高鳴らせているようだ。チームにはピルロやランパード、元スペイン代表FWダビド・ビジャといった欧州でも活躍したスターを抱える。しかし、今季はMLS東地区の8位に終わり、プレーオフ進出を逃していた。それでも、ヴィエラ監督は「このスカッドと一緒に働けることは、どんな監督にとってもエキサイティングなことだろう」と語り、来季への意気込みを明かした。(Soccer Magazine ZONE web)