リバプールを出るスターリングをシティが狙う
バイエルンなど獲得を名乗り出るクラブがあるが
シティも獲得に参戦、週給2700万円提示
マンチェスター・シティが、リバプールMFラヒーム・スターリングの新天地候補に名乗りを上げた。マーケットが開いたら、イングランド代表の同選手にオファーを出すという。
スターリングはリバプールの上層部と衝突しており、契約が2年残っているにもかかわらず、この夏にアンフィールドから移籍したいと望んでいる。リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、スターリングがどこにも行かないと強調したが、シティは20歳の同選手を獲得しようと自信を深めているようだ。
スターリングの代理人であるエイディ・ウォード氏は先日、英紙『ロンドン・イブニング・スタンダード』で、「週給90万ポンド(約1700万円)」でも新契約にサインしないと述べ、物議をかもした。
リバプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループは、焦って決断しないことに決めており、22日に予定されていたウォード氏、ロジャース監督、イアン・エアCEOの交渉をキャンセルした。
ロジャース監督は「オーナーはクラブを安定させるために素晴らしい仕事をしてきた。この状況で、彼らはクラブへの強さと力を見せてくれるだろう。ラヒームの契約は2年残っている。それはシンプルな事実だ」と語っている。
シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は憶測をそれほど否定しておらず、シティはスターリングに週給14万5000ポンド(約2730万円)を提示するとも言われている。
ペジェグリーニ監督は最終節のサウサンプトン戦前、「スターリングに何が起きるのか、私には分からない。どのチームも欲しがるような、非常に重要な選手たちというのがいるね。我々は明日でシーズンを終える。それから何が必要か、どの選手がここに来られるのかを見ていこう」と語るに留まった。
「大きな変更はないはずだ。我々にそれが必要だと思っていないからね。我々は毎年、より強いチームにしようとしていく。それは、今季のタイトルを逃したからではなく、毎年変化していくのが重要だからだ」(フットボールチャンネル)