ダービーだしテベスのリベンジだし
今回も長いかロスタイム
いろいろ楽しみな闘いはもう少しで始まる
ファーガソンもいよいよライバル視してきた
マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、マンチェスター・シティはタイトルを争うチームの一つになるとの見解を示した。これまで、シティに何度か痛烈なコメントを突きつけていた同監督だが、ロベルト・マンチーニ監督率いるシティが今後、自分たちにチャレンジするようになるかもしれないと話している。イギリス『プレス・アソシエーション・スポーツ』が同監督のコメントを伝えた。「彼らが今や競争相手だということを認識しておかなければならない。これほど長く待たなければならなかったが、今年の彼らがこれまでよりもずっとよくやっているのは明らかだ」「グラスゴー・レンジャーズとセルティックのように比較することはできない。しかし、同じ街にライバルがいることは、さらなる興奮をつくり出すだろうね」(Goal)
テベスも意識しまくり
「多くの理由から、この試合に出場したい。準決勝、ダービー、両クラブ間のライバル意識からね」「ユナイテッドのような地元のライバルとプレーすることは、オレにとって楽しい試合になると思っている。普段の彼らは相手に何も与えない強力なチームだけどね」「2試合の準決勝以上に、ダービーではどんなことでも起こり得る。ただオレはカギを握るのはオールド・トラフォードでの試合だと思っている。オレたちは自分たちのホームで確実に良い試合をしなければいけない」シティが最後にメジャータイトルを獲得したのは1976年までさかのぼる。しかしテベスはロベルト・マンチーニ監督の就任により、36年タイトルを待つファンの願いを叶えることができると信じている。「ゆっくりとオレたちはレベルを上げていっている。チームは自信を持っている。そして士気は高い。もしユナイテッドに勝利できれば、それはセンセーショナルな勝利だ」「マンチーニと一緒に成長している。監督は良い相互理解をもたらしている」(Goal)
英デイリー・ミラー紙の中で、テベスは「今季序盤のオールド・トラフォードでの出来事は今でも僕らの頭に残っている。今こそリベンジの時だ。僕がこの試合でプレーしたい理由はたくさんある。カーリングカップ準決勝、ダービーマッチ、そして両クラブ間には激しいやり合いが存在するからね」(FOOTBALL WEEKLY)
ファーガソンはテベスについて
テベスは昨夏、ファーガソン監督への不満を繰り返した上でライバルのシティに移籍した。イギリス『ミラー』は、指揮官のコメントを以下のように伝えている。「今のテベスが見せていることが、私たちにとっての問題ではない。私たちはオファーを出したが、彼はシティに行った。それは問題じゃないよ。私たちは進んでいるんだ。彼はうまくやっているね。しかし、それはそれだ」「シティは持っている資金力で何かを手にすることができる。私は自分たちの歴史を誇りに思うよ」(Goal)