厳しい9月、バイエルンに敗れ
アーセナルとはドロー
ここは勝ちたいチェルシー戦
ランパード出るのか?
マンチェスター・Cは21日、ホームでプレミアリーグ第5節チェルシー戦を迎える。元イングランド代表MFフランク・ランパードがインタビューに応えた。コメントを19日付の大手メディア『スカイスポーツ』が報じている。古巣チェルシーに対し「試合に出たとして、誰のことも軽視したりはしない。何も(問題は)無いよ。ただチェルシーに対してはいい感情を抱いている。みんなは僕があそこで沢山のことを得たことは知っているだろう」と感慨深げに語った。移籍の経緯についてランパードは「過去にプレミアリーグに所属する他のチームに移籍することはないと言ったのを覚えているよ。そうなるなんて考えもしなかった。チェルシーを退団する時に、海外でプレーしてみたいという感情が芽生えた。だからニューヨークとサインしたんだ。これは僕にとって大きなチャンスなんだ」とチェルシー時代は他のイングランドのクラブに所属することなど考えていなかったことを明かしている。ライバルクラブへの電撃加入に批判の声もあるが、同選手は「僕がシティへ行くためにこの状況を作ったと主張する人がいるのは知っている。でも違うよ。(所属クラブが無ければ)個人でトレーニングすることが、アメリカでプレーする前にフィットネスを維持する唯一の方法だった。でもその時シティがトレーニングのための機会を与えてくれ、チームの一員にしてくれた。素晴らしいクラブだ」と、マンチェスター・Cへの移籍は望んだものではなかったとしながらも、トレーニングの機会を与えてくれたクラブに感謝した。(SOCCER KING)
かつて、チェルシー以外のプレミアリーグでプレーすることはないと発言していたランパードだけに、チェルシーサポーターの中には裏切りと見る者もいる。だが、モウリーニョ監督は同選手について、次のように語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。「それがサッカーだ。4年前や5年前だったら、おかしなことだと言っただろう。彼がニューヨークのチームと契約した数カ月前でも同じだ。私はこのことを予想していなかった」「だが、これは彼の決断だったんだ。彼はニューヨークに向けて去った。私は彼がそこに行くと思っていた。だが、これは彼の人生であり、彼の決断だ。私はそのことに対して敬意を払っている」(Goal)
ランパードにとっては、13年在籍した古巣との一戦。ペジェグリーニ監督は「フランクはチームの一員だ。試合(チェルシー戦)に向けたメンバーに彼を加えるだろう。彼にとって難しいシチュエーションだと思っていない」と述べ、ランパードを起用する可能性があることを明かした。また、ペジェグリーニ監督は「チェルシーが必要としなかったから、彼はチームに残らなかったのだと思う」とコメント。さらに「彼はここにやってきた。我々は非常に満足しているよ」と述べた。(SOCCER KING)
シルバ
プレミアリーグ開幕4連勝で首位に立つチェルシーをホームに迎える昨シーズン王者のマンチェスター・Cは、リーグ戦ここ2試合で未勝利。シルバは「とても重要な試合だ。チェルシーは僕たちよりも勝ち点が5ポイント多い。負けは許されない」と述べ、チェルシー撃破を誓った。また、シルバは「戦いは始まったばかり。プレミアリーグでは、何が起こるかわからないということを僕たちは知っている。最後の瞬間まで戦いを止めてはいけない」と語った。(SOCCER KING)
モウリーニョ
チェルシーは、21日に行われるプレミアリーグ第5節でマンチェスター・Cと対戦する。今シーズンの優勝候補が相まみえる注目の一戦を前に、モウリーニョ監督は試合前日会見に出席。チェルシーとマンチェスター・Cの他にも、タイトル争いのライバルが存在すると語っている。「我々は彼ら(マンチェスター・C)とだけ対戦するわけではなく、19ものクラブと対戦する。そして、タイトルレースについても同様のことが言える。マンチェスター・Cとの間だけでなく、他の数クラブとも争うことになる」「マンチェスター・Cとチェルシーだけがしのぎを削っているわけではない。他のクラブも我々と同じ野心を持っていることは確かだ」(SOCCER KING)
開幕ダッシュに成功し、勝ち点12を積み上げているチェルシーでは、新加入のジエゴ・コスタが4戦連発中と大暴れ。7ゴールをマークして文句なしの得点ランクトップに立っており、マンC戦でもその活躍が期待されている。とは言え、D・コスタのコンディションはまだ100%に届いておらず、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(以下CL)では74分からの出場にとどまった。19日の会見に臨んだジョゼ・モウリーニョ監督は「完全にフィットするまでジエゴを守らなくてはならない。彼はまだベストコンディションに達していない」とコメント。それでも「彼は先発の予定だ」と語り、マンC戦ではキックオフからピッチに立たせると語った。昨季熾烈なタイトル争いを繰り広げた相手のホームに乗り込むチェルシーだが、モウリーニョ監督はいつもの冷静な姿勢を崩さず。「勝ち点3をねらい、さらに1試合をこなすだけだ。先週、アーセナルとシティは引き分け、互いに勝ち点1獲得に終わった。こういう試合が最後にはモノを言うことになるかもしれないが、シンプルに現実だけを見れば、あくまで1試合、勝ち点3、それだけの話だ」と語り、タイトルレースではマンC以外にもライバルは多いと述べた。(ISM)