ファイナンシャル・フェアプレーに抵触し83億円の罰金 - マンチェスター・シティ ファンサイト

公開日:2014/05/17
ファイナンシャル・フェアプレーに抵触し83億円の罰金

シティがパリサンジェルマンとともに
83億円の罰金とCLの登録選手を25名から21名へ
まあこの2クラブに関してはどんな高い罰金をしても
潰れないから大丈夫だろ、とこの金額なのか

現地時間16日、UEFA(欧州サッカー連盟)はファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)に抵触したとして、該当9クラブへの処分を発表。マンチェスターC(イングランド)とパリSG(フランス)に対しては、最大6000万ユーロ(約83億4000万円)の罰金と、来季チャンピオンズリーグ(以下CL)における選手登録枠の削減など、最も厳しい対応を示した。ロイター通信が報じている。UEFAはサッカー界の財政健全化に向け、2014年からクラブ側の支出を収入の範囲内に抑えることなどを目標にFFPを導入。2011年から13年の2シーズンについて赤字の上限を4500万ユーロ(約63億円)に設定しており、この上限を上回った場合、クラブ側には最悪のケースでCLなど同連盟主催大会への出場権剥奪が通告される。今回対象となった9クラブのうち、UEFAはマンCとパリSGの2クラブに対し、6000万ユーロの罰金処分を科したほか、来季CL選手登録枠を25から21に削減。さらに、選手の年俸総額についても、来季は増額を認めず、来季以降2シーズンは移籍市場で費やす金額にも上限が定められた。なお、来季以降UEFAの定める規則に従えば罰金6000万ユーロのうち4000万ユーロ(約55億6000万円)は返金される。(ISM)

欧州サッカー連盟(UEFA)は16日、クラブ財政の安定性を高めるために導入した「ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)」に違反した9クラブに罰金などを科したと発表した。最も処分が重かったのは、今季ともにリーグ優勝を果たしたマンチェスター・シティー(マンC、イングランド)とパリ・サンジェルマン(PSG、仏)。それぞれ6000万ユーロ(約83億4000万円)の罰金と来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバー数の制限などが科された。FFPは、許容される赤字額に上限が設けられ、最終的に収入の範囲内での健全経営を求めている。(ロンドン 大野展誠)(読売新聞)

マンチェスター・Cはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に違反したとして、UEFA(欧州サッカー連盟)からの制裁を受けることで合意した。イギリスメディア『BBC』が伝えている。同クラブは4900万ポンド(約84億円)の罰金と、今夏から2015シーズンの始めまで選手やスタッフの給与、移籍金などを含む全ての支出総額を現状と同じ4900万ポンドで凍結され、2014-15シーズンのチャンピオンズリーグではメンバー登録を23人から21人まで減らされるなどの制裁に合意した。制裁を順守すれば、2015-16シーズンには3200万ポンド(約55億円)の罰金を返還要求でき、制裁も解除される見込みとなっている。マンチェスター・Cは、クラブ公式HPで以下のように声明を発表している。「議論の主な論点は、2010年以前に加入した選手への支出に対するFFPの適応において、クラブとUEFA間での根本的な相違でした。クラブはFFPやその他のルールにいて順守してきたと確信しています。通常の場合、クラブはこの件に関して追求し、償還請求を如何なる手段で行い、我々の見解を示すことを望むと思います。しかし私たちがそうする決断をするには、ファンや、パートナー、商業活動の利害のために現状とのバランスを保たなければなりません。結果的にクラブはUEFAとの妥協案で合意し制裁を受けることを決断しました」(SOCCER KING)

欧州サッカー界の経済の安定化を目指すもので、各国メディアの報道によると一番重い処分を受けたのが、マンチェスター・シティとパリSGで罰金6000万ユーロ(約83億3760万円)。また両クラブはUEFAチャンピオンズリーグの登録人数についても、Aリスト25名から21名とする処分を受けている。さらにUEFAによる今後の売り上げや収入への介入があるほか、現在の人件費を今後2年間は上回ることが出来ない。次に重いのがゼニト。1200万ユーロ(約16億6750万円)の罰金とUEFA主催大会の登録人数制限。以下、ルビン・カザンの600万ユーロ(約8億3376万円)とUEFA主催大会の登録人数制限、アンジに200万ユーロ(約2億7792万円)とUEFA主催大会の登録人数制限。ガラタサライ、レフスキ・ソフィア、ブルサスポル、トラブゾンスポルには20万ユーロ(約2779万円)の罰金が科せられている。(ゲキサカ)

今回処分が発表されたのは以下の9クラブだ。
マンチェスター・シティ
パリ・サンジェルマン
ガラタサライ
ブルサスポル
トラブゾンスポル
ゼニト・サンクトペテルブルク
アンジ・マハチカラ
ルビン・カザン
レフスキ・ソフィア
ゼニトが1200万ユーロの罰金と登録数22名への制限、アンジが200万ユーロの罰金に21名の登録人数制限、ルビンが60万ユーロの罰金に21名の登録人数制限、ガラタサライ、ブルサスポル、トラブゾンスポル、レフスキ・ソフィアには20万ユーロの罰金が科されている。(Goal)

厳罰処分ではなかった。UEFAのファイナンシャルフェアプレー違反に対する処分については、以前から報じられていたが、UEFAは16日に正式発表している。9クラブはこれらの処分でUEFAと合意した。特に大きな処分を受けたのは、マンチェスター・シティとパリ・サンジェルマン(PSG)だ。それぞれ、6000万ユーロ(約83億4000万円)の罰金処分となった。そのほかにも、ゼニト・サンクトペテルブルクなど7クラブが1200万ユーロ(約16億7000万円)という罰金処分を科されている。欧州サッカーの経済システムの安定の保証を目指すファイナンシャルフェアプレーの違反に関して、特にUEFAから目をつけられていたのが、マンCとPSGだ。それぞれ罰金処分に加えて、UEFAからの今後の売り上げや収入もカットされる。さらに、来季のチャンピオンズリーグ(CL)の登録は25選手ではなく21選手であり、現在のサラリー総額を上回ることができない。(Gazzetta.it)

今季のイングランド・プレミアリーグ王者に輝いたシティは、アブダビ(Abu Dhabi)の王族の一員であるシェイク・マンスール・ビン・ザイド・アル・ナヒヤン(Sheikh Mansour Bin Zayed Al Nahyan)氏が多額の資金を投資し、大型補強を断行していた。一方、今季のフランス・リーグ1で優勝を飾ったPSGは、カタール・スポーツ・インベストメンツ(Qatar Sports Investments、QSI)に買収されて以降、豊富な資金を利用して世界最高クラスの選手を次々と獲得していた。(AFP=時事)

update: 2014年5月17日11:25 pm