ブリッジ問題続行中 - マンチェスター・シティ ファンサイト

公開日:2010/03/10
ブリッジ問題続行中

本人は友達にこんなコメント

ブリッジはテリーについて友人に、「吐き気がする。やつは僕の親友だったのに裏切り、嘘で切り抜けようとしたんだ。みんなもう気持ちを切り替えたと思っているようだが、僕は無理だ。絶対」と話したという。(FOOTBALL WEEKLY)


カペッロもこの時期に来て本当い参るよなあ

マンチェスター・シティDFウェイン・ブリッジがイングランド代表の座を断念した。同選手はファビオ・カペッロ監督の招集に応じないことを発表。チーム内における自らの立場は、「耐えられないもので、チームの和を乱す可能性もある」として、「辛いが、避けることのできない」選択だったと説明している。ブリッジはイングランド代表のチームメートたちに対し、南アフリカでのワールドカップ(W杯)に向けて、エールを送っている。だが彼は、元恋人のヴァネッサ・ペロンセルさんと不倫関係にあった「元友人」、チェルシーDFジョン・テリーとはもう関係を持たないことを選んだ。テリーはこの件でメディアから大きく批判され、代表キャプテンの座をリオ・ファーディナンドへ譲ることになった。カペッロ監督は声明の中で、「ブリッジがエジプトとの親善試合にもW杯にも参加しないと発表したとき、私はミラノから戻ってくる途中だった。驚いたが、彼の決断を尊重する。いずれにしても、ウェインには常にドアが開かれているよ。南アフリカへ向かうメンバーを決めるまで、あと3カ月が残っている。私は、ブリッジが我々と一緒にいることを願っている」と話している。FA(イングランドサッカー協会)の人間は『サン』に対し、「ブリッジの選択はカペッロにとって本当のショックだった。監督はすでにエジプト戦への招集メンバーリストに、彼の名前を加えていたからだ。それに、W杯まで数カ月の今なのに、我々は左サイドバックの1、2番手を欠いているのだから」と語った。(Gazzetta.it.)

コロ・トゥーレのコメント

「数カ月すれば、彼は(イングランド代表に)復帰するよ。絶対にね。誰だって代表でプレーすることは誇りだけれど、彼の場合は難しい状況だった。私生活はとても大事だし、家庭生活がうまくいっていれば、いいプレーもできるからね」「ウェインは正直な男なんだ。全身全霊を掛けてやらなければいけないことがあるときに、何か心配事があったら、それについて考えないといけない。彼にはこの難しい時期を忘れ去るための時間が必要だ。彼は優秀な左サイドバックだし、それをマンチェスター・シティで示してきた。これからも再び見せてくれると思う」(FOOTBALL WEEKLY)

この騒動にベラミーも参戦

2月27日にスタンフォード・ブリッジ(チェルシーの本拠地)で対戦した両チームだが、ベラミーは4-2でチームが快勝した試合後に、マンCのチームメートであるウェイン・ブリッジの元恋人と不倫騒動を起こしたテリーについて、「彼がどういう人間かは分かっている」と同選手の人間性を疑う発言を行った。これに対しテリーは「ガラスの家に住む者は、外に石を投げるべきではない」と、精いっぱいの皮肉を込めた表現で反論した。というのも、この発言の主であるベラミーは、かつてニューカッスルでプレーしていた時にナイトクラブで女性に暴行を加える事件を起こした上、リバプール在籍時代にも当時のチームメートであったアルネ・リーセ(現ローマ)をゴルフクラブで殴りつける事件を報じられるなど“札付きの悪”として名をはせた選手だからだ。テリーは、このベラミーに自身が非難されたことに我慢できなかったのだろう。((C)MARCA.COM)

シアラーはこうコメント

元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、ブリッジの決断に理解を示すと同時に、再考するよう促している。『メトロ』に対して、同氏は以下のように語った。「私は彼の代表に行かないという決断を理解する。来週(3日)のエジプト戦ではそれでいいだろう」「しかし、10年経って、ワールドカップに行かなかったことを後悔するようなことはしてほしくない。やがて苦痛は減っていくかもしれないね。とにかく、考え直すべきだと思う」(Goal)

おいおい今更なに言ってるんだよ

スキャンダルの中心にいるブリッジの元恋人、ヴァネッサ・ペロンセルさんは、チェルシー対マンC戦のスタンドにはいなかった。だが、彼女に関するニュースが新たに浮上している。ここへきて、ヴァネッサさんは彼女とテリーの間には何もなかったと主張しているのだ。ヴァネッサさんは『サンデー・エクスプレス』に対し、ブリッジと別れて難しい時期にあるときに、テリーは自分を助けてくれただけと述べ、「ジョンは今、本当のことを言うべきよ。私はブリッジとヨリを戻したいんだから」と話している。(Gazzetta.it.)

不倫騒動の主役であるヴァネッサ・ペロンセルさんも、元恋人ブリッジの決断について言及。『サン』によれば、ペロンセルさんはブリッジの選択が「本人にとっても国にとっても大きな過ち」だと語っており、考え直すようにうながしているそうだ。(Gazzetta.it.)

ペロンセルのスポークスマンであるマックス・クリフォードは、「ヴァネッサはウェインの発言にひどく動揺している。彼女はそれが間違った決断だと思っている」と説明。「報道されている不倫は二人が別れてからのことであり、彼は選手のキャリアで最大のチャンスをつかんでしかるべきだ。そこまで思い込む気持ちも理解できるが、彼は自分自身を傷つけていると、彼女は言っている」しかし、ブリッジは、3歳の息子のジェイドンの母親でもあるヴァネッサが、昨年12月に二人の破局が正式に発表されるだいぶ前に、テリーと付き合いはじめたことに深く傷ついているという。(FOOTBALL WEEKLY)

update: 2010年3月10日11:38 pm